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「今年はある意味“戦い”だったんだなぁと」
いくつもの絶景と絶望を越えてきたブルエンの現在地
3年目の危機感と使命感を装填した『VS』を語る!
BLUE ENCOUNTインタビュー&動画コメント

 この夏はバンド史上最多の15本の夏フェスに出演。徹底的にフェス仕様にチューンアップされた挑戦作『SUMMER DIVE』で各地を引っ掻き回したかと思えば、人気アニメ『銀魂』との2年ぶりのタッグとなったバキバキのハイボルテージチューン『VS』(ヴァーサス)でお茶の間を席巻。オーディエンスを心地よく翻弄し続けるBLUE ENCOUNTから届いたシングル『VS』は、それらに加え辻村(b)初の作詞作曲となる壮大なミドルバラード『らしく』も収録。デビューから3年、「自分たちからちゃんとパブリックイメージを、世界観を広げていかないと」という危機感と使命感を背負って転がり続ける4人が、新作で提示した意外な意図とは何なのか!? 今年は自らのツアーのみならず盟友のツアーにも多数参戦、いくつもの刺激的な夜を越えてきたブルエンの現在地を、フロントマンの田邊(vo&g)が語る。この3年、多くの絶景と絶望を見てきたであろう彼は、今でもちゃんともがいている――。

 
 
まだまだずっと僕らは追いかけ続けているから
 
 
――ぴあ関西版WEBではメジャーデビュー直前にインタビューさせてもらって以来久々の登場ですが、まぁこの3年間というのは濃厚な時間でしたよね。
 
「濃密ですよねぇ…本当に今になってより思うのが、デビュー1年目よりちゃんと危機感を持って頑張れているなって。平穏無事なことも何もないですし、いい意味で切羽詰まってやっている感じがします。今でもちゃんとバンドとしてもがいてるなぁって。もがき方が前みたいに闇雲じゃなくなってきたのは、キャリアのおかげかなっていうのはありますし。“何で上手くいかないの!?”みたいなことをずっと繰り返していたんで。メジャー1年目のときとかは特にそうでしたね。でも、そこから’16年はついに日本武道館、’17年は幕張メッセ、地元の九州は福岡国際センターと1本のツアーでアリーナワンマンを2回もやらせてもらって。バンドとしての筋肉量が上がった感じがします」
 
――当時のインタビューで、“2年後に武道館に立って、その武道館でもっと大きい会場でのワンマンを発表できたら最高”って言っていて、マジでやったな!と。
 
「アハハ!(笑) それは本当に嬉しかったですね。ちゃんと有言実行というか…なかなか最近そういうバンドさんって若手にはいないじゃないですか?」
 
――武道館が頭の中にあっても、期限を決めて公言しちゃうと“できなかった”という結果にもなり得えますからね。
 
「そうなんですよ。しかも幕張メッセのワンマンも、ツアーの初日でもファイナルでもなく2日目だったんで(笑)。正直、無理だろうと思っていたんですけど、ありがたいことに1万人以上来てくれて…本当にいい景色を観せてもらったので。そういう意味でも、どんどん面白いことを提示していかないとなぁっていうのはありますね」
 
――今までは追う側だったのが、嬉しいことに今では追われる側になっていくというね。
 
「自分たちはいまだに切羽詰まっているから、周りから“すげぇいい状態ですよね”みたいにも言われると、“え? 何が?”みたいな(笑)。いろんな先輩方も、悔しいかな、まだ若手にはその席を譲ってはくれないじゃないですか。まだまだずっと僕らは追いかけ続けているから」
 
――そういう意味では、まだまだチャレンジャーでいられる。
 
「追うことを止めるほどまだ成功しているわけじゃないので。そこはもうしっかりと“自分たちが満足するかどうか”という理想論をちゃんと掲げて、この先何年もやっていくのかなって。だからいまだに疲弊しています(笑)。今でもライブの切り方をピリピリしながら考えたり。僕らにとっては次があるかもしれないけど、お客さんにとってはそのときしかないわけで。特にこの夏はありがたいことにフェスに15本も出させていただいて。そんな状況の中だからこそ、1本1本のライブでちゃんと観せないと…」
 
――ある種の危機感と使命感みたいな。
 
「“フェスはお祭りだから、ライブが終わったら呑んで、明日も楽しみだね”って思いたいんですけど、ライブが始まる前はずっと打ち合わせをして、終わった後は反省会をして、その後にまたすぐに制作の準備をして…。最近は“ブルエン、何か付き合い悪くね?”みたいなバンドにちょっとなっていて(苦笑)。でも、忙しいことはいいことだなって、デビュー3周年を迎えて改めて思います。それこそこの前、初めてUVERworldさんの武道館公演を観に行かせていただいたんですけど、平日の2DAYSを完璧に埋めて、両日いいライブで。武道館でいろんな人を観てきましたけど、この前のウーバーが僕の中では一番でした。やっぱり先輩はすごいなって」
 
 
“いい”と思われるためには走り続けるしかない
 
 
――あと、前シングルの『さよなら』('17)を聴いたとき、ロックシーンの人気者という範疇を超えられるかもと思わせてくれたというか、改めてソングライティング力があるバンドだなと思わされました。
 
「むちゃくちゃ嬉しいです。いやでも本当に仰る通りなんですよね。やっぱりフェスのシーンがまだまだ人気じゃないですか。“フェス系ファッション”みたいなものも普通に雑誌で取り上げられるぐらい間口が広くなって、音楽がさらに多くの人に認知してもらえる大好きな場所ではあるんですけど、何と言うか…1つのバーン!という水しぶきにはなるんですけど、それがなかなかすぐには波紋になって広がってはいかないんだなって、反面思ったんですよね」
 
――フェスの醍醐味を知っているブルエンでもあるからこそ、リアルに体感する部分かもしれないですね。
 
「フェスで盛り上がるツボは、出ているバンドはみんな分かっているわけで。だからこそ、これからの1~2年はさらに、バンドとして、ちゃんと楽曲で勝負していけるようにならないと残っていけないのかなと思ったんですよ。そういう意味でも、そのときに僕らが出した答えがバラード=『さよなら』だった。かつて、BLUE ENCOUNTはいろいろやりますよということで、『BAND OF DESTINATION』('14)を出したじゃないですか」
 
――あれはもうね、“ブルエンの強烈幕の内弁当”みたいなもんですからね(笑)。
 
「アハハ!(笑) いろんなジャンルに挑戦するバンドであるからには、ちゃんとバラードと向き合わなきゃいけないんだって思ったんですよ。そんな曲を、スカパラの加藤(g)さんやサンボマスターの山口(vo&g)さんにも“『さよなら』っていう曲、めっちゃいいな”みたいに言っていただいたのがすごく嬉しくて…。そして、僕が大好きなback numberの清水依与吏(vo&g)師匠ですよね。僕らがインディーズの頃からずっと、“お前らはいろいろ全乗せでやっているバンドだからいいと思うし、ただ1つ言うけど、バラードからは逃げるなよ”って…その先輩の教えはありますね。back numberもそうでしたけど、やっぱり“いい”と思われるためには走り続けるしかない。僕らがシーンを壊すつもりはないんですけど、シーンの新たなベクトルを広げていけたらなと思うんですよね。『もっと光を』('15)だって今でこそキラーチューンではありますけど、当時はそんなにでしたからね(笑)。曲って進化していくんだなぁって。僕の中ではこれからでもみんなが気付いてくれたら嬉しいなって」
 
――そういう自分の中でのチャレンジとか、先輩からの突き動かされる言葉をもらった『さよなら』を経過した上での『VS』は、また意識が全く違いますよね。
 


「そうですね。だからこそ、『SUMMER DIVE』(M-2)はライブ/フェス映えする曲に対する自分たちなりのアンチテーゼという気持ちで作らせてもらったところもあるので。そういうシーンを逆手に取るのも面白いなって」
 
――フェスで盛り上がりそうな曲は山ほどあるけど、“フェスのための曲”とまで振り切った曲はないというか。
 
「曲だけ聴くと、ダイバーがワーッ!って盛り上がりそうな感じじゃないですか? あえて先行でMVも出したんですけど、タオルを回してる光景がサブリミナルみたいに出てくるんですよね。そうすることによって“この曲は最初から最後までタオルを回す曲”っていう認識がみんなに出てくる。でも、結局ダイバーは1回も出てこないので、見え方はこれぞフェスなんですけど、超健全な絵が広がるんですよ」
 
――それは意図的に?
 
「正直、意図はしましたね。盛り上がると言っても、そこにはちゃんとこっちが意図した景色があって。しかもタオルを回すという行為は、小っちゃい子でもお父さんお母さん世代でもすぐにできるので。MVも今までだったらお客さんを集めて撮りそうな曲なんですけど、あえてダンサーを入れることでちょっと“パリピ感”というか(笑)」
 
――アハハ!(笑) 確かにパリピ感はあったなぁ(笑)。
 
「YouTubeのコメント欄も“いや、パリピかよ!”とか、“売れ線かよ!”みたいなのもあって(笑)、賛否両論なんですよ。そういう意味でも、『SUMMER DIVE』はあえて裏切っている作品なんですよね」
 
――なるほどね。最初はこの曲はある種の“応える潔さ”なのかなと思っていたんですよ。今の話を聞いていると、それだけじゃなくて同時に裏切っているという。
 
「そうなんですよ。もちろん“応える潔さ”としても書いてはいるんですけど、それはそれで“舐めんなよ! そう簡単にノる思うなよ”みたいなキッズもいるんで(笑)。気持ちよく自分たちのいろんな色を出せた曲ではありますね。それこそ初披露したのが大阪のフェスで『WEST GIGANTIC CITYLAND』だったんですけど、もうめちゃくちゃ盛り上がって、みんながタオルを回してくれて。分かりやすさをちゃんと提示するのも大事だし、今後はその中にバンドとしての一刺しみたいなものがあることが、より大事になってくるのかなって」
 
――楽曲の裏にある意図を聞いたら、曲に対する見方や面白さが変わってきますね。
 
「いや〜でもこの曲は、自分たちの中でも結構挑戦でした。ただ、シングルに入れるつもりはさらさらなかったんですけど、ライブでのあの盛り上がりを観たらもう、入れないと逆に罪だなって(笑)」
 
 
自分たちからちゃんとパブリックイメージを、世界観を広げていかないと
 
 
――そして、表題曲の『VS』(M-1)は、“ブルエン史上もっともやんちゃで踊れる曲。たまってるモノを全部ぶち壊せる曲。”と特設ページにもありましたけど、『DAY×DAY』(‘15)以来のアニメ『銀魂』のタイアップも付いて。
 


「この曲は『銀魂』に向けてめっちゃ曲を書いた中で残った3曲のうちの1曲で、一番『銀魂』に向けた愛を投影できたんですよね。ちょうどライブの次の日に広島空港で帰りの便を待っているとき一気に浮かんできて、今までにない言い回しもできたので。もちろんストレートに誰かの背中を、自分の背中を押したりっていうのがあったから、『もっと光を』とか『HANDS』('14)や『だいじょうぶ』('16)ができたんですけど、常日頃そうだったかと言われたら否で。やっぱり“もうどうにでもなれ! 楽しけりゃいいじゃん!”みたいな感じだからこそ前に進めたことも結構あったので。今回はその“やんちゃ感”を単純に歌にしました。何でそうしたかというと、織田信長が合戦に赴くときって舞を踊るんですよね。そこから士気が高まってみんなが戦に向かうみたいな歴史上の逸話が残っているぐらい、舞って“よっしゃ、やるぞ!”って気合いが入るものなんだなって。古来から日本にいろいろ舞踊があるのも、精神統一するための1つツールに感じるんですよ。俺もライブの本番前はリンキン(パーク)しか聴かないときがあるし(笑)」
 
――『VS』というタイトルはどこから?
 
「最初は前回が『DAY×DAY』だから『LAI LAI LAI』にしようかな、みたいな感じだったんですけど(笑)。『銀魂』の世界観的にも毎シーズン戦いがあるし、僕らもこれからのシーンに向けての戦いだなと。今までもずっと『VS』っていうタイトルを付けてみたかったんですけど、今回はやっとハマったなと思いましたね。バンドとしてもデビューして3年経った大事な時期だし、自分たちからちゃんとパブリックイメージを、世界観を広げていかないと」
 
――パブリックイメージに追われるようになっちゃったり、こっちが合わせていくようになっちゃうとね。
 
「そうなんですよね。それこそ自分たちも自信を持っていろんな曲を書いて、バンドとして提示できますよって、この3年でやっと言えるようになったんですよ。だって嬉しいじゃないですか。ドラマ『THE LAST COP / ラストコップ』主題歌でアップテンポの『LAST HERO』('16)を書かせてもらって、映画『LAST COP THE MOVIE』('17)で『さよなら』っていうバラードを選んでもらった。これはもう僕が高校生の頃に夢に描いていた今なんですよ。タイアップって言うなれば、アーティストも含めて作品をよくしていく仕事だから、僕はそこから絶対に逃げないようにしたいし、作曲者の前に立ちはだかるステップアップの糧だと思っているんですよね」
 
 
めちゃくちゃ厳しいんですよ、辻村Pは!(笑)
 
 
――そしてもう1曲、『らしく』(M-3)は初の辻村(b)くん作詞作曲で。『さよなら』のカップリングにも江口(g)くん作詞作曲の『The Chicken Song』が収録されていましたが、この曲に関してはどうですか?
 
「3部作があるとすれば、今回は2作目と言わせていただければなと(笑)」
 
――いずれ高村(ds)くんも書かなきゃいけないと(笑)。
 
「カップリングの定義をこの前それこそ依与吏さんと話したんですよ。そうしたらまたすごくいい答えをくれて、“世が世ならシングルになる曲を作らないとダメなんだ”って。もうback numberのカップリングもめっちゃいい曲ばっかりなんで。ELLEGARDENもそうだったし、the HIATUSもMONOEYESもそう。細美(武士・vo&g)さんもきっと同じ気持ちで作っていらっしゃるんだろうなと思うし。僕ら4人ともがそういう先輩方を見てきたんで、みんなが矢面に立つ覚悟を持ってみる時期なんじゃないかなと思ったんですよ。そこで彼が書いてきたのが『らしく』だったんで、ちょっと嬉しかったですね。めちゃくちゃ壮大なロッカバラードになったし、ギターのフレーズとかも最初から完璧に入れてきたんで、僕が別の制作をしている間に3人がレコーディングを進めて。でも、これもブルエンだからできるんですよね。ブルエンの1人が作っているからブルエンになるし、僕が歌うからブルエンになる、みたいなことがちゃんとできた作品ですね。ただ、めちゃくちゃ厳しいんですよ、辻村Pは!(笑)」
 
――アハハハハ!(笑)
 
「それこそエグP(=江口)のときは、“最終的にシュン(=田邊)が歌いやすいんだったらそれでいいよ~”みたいな感じだったから、エグPの方がよかったんですよ、僕の中では(笑)。辻Pはすごく厳しくて、もうしばらくは一緒に仕事したくない(笑)。タカP(=高村)のときはどうなるのかな?(笑)」
 
――いや~Pの性格が出るね(笑)。あと、一連の話を聞いてきて、何だか『VS』というタイトルはシングルだけじゃなく、ある意味ブルエンの’17年のテーマのようにすら感じます。
 
「仰る通りです! 『VS』と付けた理由もそこなんですよ。今年のブルエンのワンマンツアーはありがたいことに過去最大動員になったんですけど、改めて今年は何が嬉しかったかと言うと、先輩方にツアーにいっぱい呼んでいただいたんですよね。UNISON SQUARE GARDEN先輩、サンボマスター先輩、9mm Parabellum Bullet先輩もそうですし、(マキシマム ザ )ホルモン先輩からも復活ツアーに呼んでいただいて。そう考えたとき、今年はある意味“戦い”だったんだなぁと思って。それで『VS』っていう言葉を提示する頃合いを見計らっていたんですよね」
 
――あと、タワーレコード主催のツーマンツアー『Bowline 2017』のキュレーターを務めたり、年をまたぐ『VS』のツアーはツーマン+リクエストワンマンの2DAYSと、まぁカロリーが高い(笑)。年末の『RADIO CRAZY』『COUNTDOWN JAPAN 17/18』も含めて、濃厚な1年の締めくくりになりそうですね。
 
「今年は今年でいい1年だった充実感があったし、来年に向けて今は鋭意制作中なので。今までなかったタイプの曲もいっぱいできているので、それをしっかりとまた形にして、みんなに届けられたらいいなと思っています!」
 
 
Text by 奥“ボウイ”昌史



(2017年12月 1日更新)


Check

Movie Comment

曲解説+『松本家の休日』+カレー(笑)
田邊駿一(vo&g)からの動画コメント!

Release

『銀魂』ポロリ篇オープニングテーマ
『VS』は強烈ロックチューン!

Single
『VS』
発売中 1204円(税別)
キューンミュージック
KSCL-2977

<収録曲>
01. VS
02. SUMMER DIVE
03. らしく

Profile

ブルー・エンカウント…写真左より、辻村勇太(b)、高村佳秀(ds)、田邊駿一(vo&g)、江口雄也(g)。熊本発、都内在住の4人組。熱く激しくオーディエンスと一体になり、MCでは時に自ら涙してしまうほどの感情をぶつける熱血パフォーマンスが話題のエモーショナルロックバンド。’14年9月にEP『TIMELESS ROOKIE』でメジャーデビュー。’15年1月にリリースした1stシングル『もっと光を』は、全国35局でのパワープレイを獲得。同年5月には人気のテレビ東京系アニメ『銀魂゜』のオープニングテーマとなるシングル『DAY×DAY』をリリース。7月には1stフルアルバム『≒』(ニアリーイコール)をリリースし、数多くの夏フェス、年末イベント等に出演し、今や大型フェスの常連アーティストとして名を連ねる。’16年には第94回全国高校サッカー選手権大会の応援歌にもなった『はじまり』、『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』のオープニングテーマ『Survivor』、全ブルエンリスナーに向けた『だいじょうぶ』、ドラマ『THE LAST COP / ラストコップ』の主題歌『LAST HERO』と4枚のシングルをリリース。そして、10月には初の日本武道館ワンマン公演も大成功に収める。’17年1月には2ndアルバム『THE END』をリリースし、オリコンウィークリーチャート7位に堂々のランクイン。4月には映画『LAST COP THE MOVIE』の主題歌『さよなら』をリリース。7月からは全国で15公演もの夏フェスに出演し各地を席巻。11月29日にはニューシングル『VS』をリリースするなど、その勢いは衰えることなく注目され続けている。

BLUE ENCOUNT オフィシャルサイト
http://blueencount.jp/

Live

リクエストワンマン+ツーマンツアーに
年末は『RADIO CRAZY』にも出演!

 
『BLUE ENCOUNT
 TOUR 2017-2018 ~VS~』

【愛知公演】
▼11月27日(月)ダイアモンドホール
▼11月28日(火)ダイアモンドホール
[ゲスト]9mm Parabellum Bullet

 

Pick Up!!

【大阪公演】

Thank you, Sold Out!!
▼11月30日(木)19:00
なんばHatch
▼12月1日(金)19:00
なんばHatch
[ゲスト]sumika
1Fオールスタンディング4300円
2F指定席4300円
キョードーインフォメーション■0570(200)888
※未就学児は入場不可。

 
【大阪公演】
『FM802 ROCK FESTIVAL
 RADIO CRAZY 2017』
▼12月29日(金)11:00
インテックス大阪
1日券8800円
[出演]阿部真央/雨のパレード/OKAMOTO'S/KANA-BOON/KEYTALK/キュウソネコカミ/クリープハイプ/GRAPEVINE/ゲスの極み乙女。/Suchmos/サンボマスター/sumika/スピッツ/NICO Touches the Walls/never young beach/ハナレフジ(ハナレグミ×フジファブリック)/BIGMAMA/04 Limited Sazabys/フラワーカンパニーズ/BLUE ENCOUNT/THE BAWDIES/POLYSICS/My Hair is Bad/LAMP IN TERREN/他
RADIO CRAZY公演事務局■06(7732)8787
※6歳未満入場無料。


【東京公演】
▼1月17日(水)STUDIO COAST
▼1月18日(木)STUDIO COAST
[ゲスト]My Hair is Bad


Column

This is BLUE ENCOUNT!!
過去も未来も今の表現と鳴らした
ベストオブベストなアルバム
『BAND OF DESTINATION』
全員インタビュー!

Comment!!

ライター奥“ボウイ”昌史さんからの
オススメコメントはコチラ!

「開口一番、“G-SHOCKですよねそれ?” と僕のしていた過去モデルのMR-Gを目ざとくチェックしてきた田邊くん。“ライブのときに汗で幾度となく時計を水没させてますから(笑)。パッと時計を見たときにあれ!? 止まってる! みたいなことよくあったんで”と笑うG-SHOCK愛好家の彼と、頭何分かはずっとG-SHOCKの話(笑)。そんな3年ぶりのブルエンの取材は、デビュー以前/以降という大きな転機とその後の躍進がありながら、まるで時の流れを感じさせないやりとりで、バンドの状況が変わりつつ変わらない芯を見ているようでした。あと、コンビニで流れていて“お、いい曲やん”って思うのが真のグッドメロディという感覚があるんですが、前作『さよなら』がまさにそれで。それを経ての新作『VS』に込められていた様々な意図を今回のインタビューで知って、何だか安心したんですよね。彼らは今でも挑戦しているし、今でもちゃんとバンドマンだった。次は3年と開かずに再会したいですね~」