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「一生忘れられないアルバムで、ツアーになっていくと思う」
アジカンGotchが最高の仲間と旅に出る
時代の空気も、マジカルな瞬間も、音楽の美しさも今に鳴らした
『Good New Times』インタビュー&動画コメント (2/2)

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音楽がよければそれだけで
それを演奏するたびに、聴き返すたびに幸せな気持ちになれる
 
 
――東京スカパラダイスオーケストラのホーンセクションが参加したタイトル曲『Good New Times』(M-3)なんかは、MVも含め、人生のワクワク感にも似た高揚感というか、いい温度でメッセージを投げられた感じがしますね。
 


「ただ、前向きなのはその曲ぐらいなんですよね。あとは『Star Dust』(M-11)の毛並みがちょっと違うぐらいで、どういうわけか英語で曲を作ると、だいたい目も当てられないぐらい上手くいってないヤツの歌ばっかり(笑)。多分、社会に対して“上手くいってないから、とにかくやり直さなきゃ”みたいな感覚が強いんだと思います。それが比喩として日本語から英語に移り変わったりしながら、こういう形になってるのかなと思ったり」
 
――でも、『Good New Times』の“何もないなら 何でもありだぜ”というラインはすごくいいなと。前作に収録された『Lost / 喪失』の、“全てを失うために 全てを手に入れようぜ”とも地続きな感じがして。
 
「確かに。何もないことって、実は素晴らしいことなんだよって思ったりしますね。つまりは、しがらみも何もないってことなんだから。両手にいっぱい持っちゃってるヤツの方が、何もできなかったりするじゃないですか。そういう意味では、“持ってない人の強さ”があるんだよって思います」
 
――あと、ナダ・サーフのマシュー・カーズ(vo&g)と共作の『Life Is Too Long』(M-10)も、アジカンがヨーロッパツアー中にドイツで合流して録ったとのことで、アウトロのギターも最高な上に泣けてきますね。
 
「ホント、陽ちゃん(=井上陽介)は最高! クリスとも一緒に“ティーンエイジ・ファンクラブの、『ザ・コンセプト』(‘91)のアウトロのギターみたいだね”とか言いながら。他にも例えば、リフはシモリョー(=下村亮介)が考えて、それをギターでなぞってとか、おもしろい科学変化がどんどん起きて」
 
――それこそ『Paper Moon』(M-2)は井上くん作詞作曲なんで、ソロ作でありながら歌に徹するという意味では丸投げというか(笑)、自由ですよね。
 
「そうですね(笑)。英語でもう1曲書けるかはちょっと難しいところもあったし、陽ちゃんをそそのかして。“印税入るよ”って(笑)。まぁでも、何となくアルバムの風景は見えてるだろうし、英会話自体もそうだけど、英語で書くことは普段からやってることだから、俺なんかより全然達者だし」
 
――あと、タンテ(=Turntable Films)本体の活動よりもギタリストとしての魅力が伝わりやすいというか、ここまで弾ける人なんだと。
 
「“Turntable Filmsのボーカルの人はギターもすごい”っていうのは、友達のミュージシャンは知ってるけど、世間的にはあまり知られていないところでもあるんじゃないですかね。やっぱり歌う方にみんな目がいっちゃうから」
 
――それこそさっき話した“場をクリエイトする”じゃないですけど、自分という場を通してみんなの魅力も引き出すというか、知ってもらうというか。信頼できる才能をフックアップできる。
 
「全員が活きた方がいですよ、やっぱり。あとは、単純に曲がよくなればいいじゃないかって。昔は評価されることに一生懸命だったときもあったけど、別にどれだけ名前が知られても、そんなに幸せなことがないのが分かってくるというか、“アジカンのメガネ”みたいな偶像性が上がってくると誤解されていくことの方が多いから(苦笑)。だったら、できてくる音楽がよければそれだけで、それを演奏するたびに、あるいは聴き返すたびに幸せな気持ちになれる。誰かをあっと言わせるためにやるというよりは、もう少し自分のために、このバンドで演奏するときの幸せのために捧げる感じになってきますよね」
 
――だから、より素直にというか、プリミティブになっていきますよね。“自分がまず感動しないと”とかいうことはどこかで分かっていたことだけど、確信するというかね。
 
「そうそう。今まじまじと考えても、音楽は自分の名を上げる手段じゃなくて、ただ音楽がやりたくて始めたんだから。年を取れば取るほどそういうところに回帰していく。それはある種アジカンがロックバンド的な闘争を引き受けてくれるからですけど、こっち(=ソロ)はそういうことから離れて、作品性に没頭できるところはあると思います」
 
――そう考えたら、みんなに場を与えてるけど、自分自身も場をもらってるんですね。
 
「そうなんですよね。自分で作って、自分で救われてるところはありますね。何か、いいなぁと思います」
 
 
音楽的な準備もそうだけど
人間的な準備もしておかないと、場がよくならない
 
 
――あとは、レコーディング日記の中でも何度も出てきた言葉ですけど、改めて音楽に向き合うときに生まれる“美しさ”の探究というか、純度がとても大事になってきてますよね。
 
「やっぱり人のやることだから、音楽的な準備もそうだけど、人間的な準備もしておかないと、場がよくならないと思うんですよね。だから、いい音楽を聴いたから=いい音楽ができる、というわけじゃない気がする。それも必要だけど、それにまつわるいろんなことが、自分という人間には全部つながってきちゃって」
 
――いやでも、そうだと思いますね。それが音楽に出ちゃうと思う。
 
「そうなんですよ。だから年を取れば取るほど、そこに寄り戻しというか、興味が戻っていってしまって。自分が思った以上に、自分がどういう人間なのかが自分の作品には関係してるというか、自分がどういう人間なのかが分かってくる。“あいつはクソ野郎だけど音楽だけはいいんだよね”っていう人もいないとは言えないけど、逆にいるとも言い切れないというか。まぁエゴイスティックな部分をどこで発揮するのかはまた別で、この場をぶっ壊してまで出したいものなのかは、毎回考えないといけないんですけどね。ただ、The Good New Timesに関しては、別にそういうことを考えなくても、すごくいいところにハマッていく感じなんで。むしろシモリョーとか陽ちゃんの気概がビシビシくるから。俺の期待に応えたい気持ちもすごく感じるし、ある種の音楽的評価を世間からされたい気持ちもあるだろうし。でも、ソロとは言え、ほとんどバンドだと思ってやってましたから」
 
――それもおもろしいなと思ったんです。バンドを離れてソロをやるのに、結局バンドを組むんだ、みたいな(笑)。
 
「アハハ!(笑) でも、The Good New Timesはバンドよりも大きいコミュニティをイメージしてて。ブロークン・ソーシャル・シーンみたいに、メンバーそれぞれの活動があったり、いろんなバンドとかアートとのコミュニケーションがあったり。そういう感じでThe Good New Timesも、YeYeバンドがあったり、タンテがあったり、the chef cooks meがあったり、シモリョーも陽ちゃんもソロをやったり、mabanuaも…」
 
――めっちゃあるな(笑)。
 
「そういうものがありつつ、みんなで時々集まって“どうよ、最近?”みたいに情報交換じゃないけど、サロンみたいな場所でいいかなっていうのはありますから」
 
 
本人の意図とは別に、いろんなものが立ち上がる様こそが表現の魅力
 
 
――今作が出来上がったときに、何か思うことはありました?
 
「やっぱりソロだから自分で責任を取らなきゃいけないことが増えて、あんまり最後にみんなで“ワーイ! 完成!”っていう瞬間はなかったから、その辺はバンドよりは寂しいところはありますね(笑)。アジカンでも最後は全員でスタジオで聴くぐらいですからね。ただ、このアルバムがいったいどういうものなのかは、作り手の自分にも分からないところがあって。そういうのって、人と会いながら、話しながら露わになってくることもあるし、こうして語ってもらって初めて“あ、そっかぁ”みたいに同意するところもあるし、驚くこともある。表現ってほとんどがそういうものだと思うんですよね。本人の意図とは別に、いろんなものが立ち上がる様こそが表現の魅力で。本だって、読む人がいなかったらページは開かれない。書いただけではいつまで経っても閉じたものなんですよね。“開く”作業がすごく大事なんです。だからみんなが、いろんなところでケースなりページなり画面なりを開いてくれること、受け取ってくれること、それについて話し合われたりすること、そういう表現の二次的な三次的な広がりの中で、作品が持っている意味が変わっていったりすることが、表現の醍醐味のような気がしていて。だからこそ、自分だけが語ることはおもしろくないというか、ライターさんとかから“僕はこう思うんですよね”みたいな話を聞くと、“あ! なるほどなぁ”って思ったり」
 
――ちなみに、自ら執筆活動もし、主宰するレーベルonly in dreamsのWEBとか、フリーペーパー『THE FUTURE TIMES』でも、Gotchさん自身がインタビューすることもあるじゃないですか。される側からする立場にもなって、何か意識が変わったりもしました?
 
「具体的に言えば、(インタビュー中に)“もう文字数足りてるやろ”とか思う、みたいな(笑)」
 
――アハハハハ!(笑) めっちゃライターの発想!
 
「だって普通に2人で1時間話したら、文字に起こして1万字ぐらいはあるので。だからそれについての心配もありますよ。だって、話した時間の何倍もかけて起こすわけだから、話せば話すほど大変なんで(笑)。もう絶対に、1ミリも使えないことを話しちゃったりすることもあるし(笑)、あんまりそういうことを思わないようにしたいんですけどね。そういう意味では、ライターという職業のことが、書くっていうことの難しさが、よーく分かりました。あと、編集って“いったいどこが美味しかったのか”を選ぶ作業だから、大事なんだなとか。すごく勉強になりましたね」
 
――そんなことを知ってるミュージシャン、ほぼいないでしょうね(笑)。
 
「そうですよね。あと、何を聞くのかはすごく難しいと思います。今の俺みたいに、インタビュイーが勝手にノッて喋ってる状況を作り出してしまえば、ほとんど成功みたいな(笑)。話したいことを話してもらうようにするのが結構難しいし、事前に考えてきたことを話されちゃってもまた違う気がする。でも、それも結局、人と人とのやりとりだから。ただ、ミュージシャンに社会のことをインタビューはするのはいいんですけど、音楽の話だと“あそこはああもできたと思うけど?”みたいに、意地悪な質問とかも思いついちゃったりするけど(笑)」
 
 
こんな機会が一生に何度もないことは分かってるから
何かもう今は…ネガティブな気持ちに満たされてる場合じゃない(笑)
 
 
――あと、今は自分でもキャリアの中で1つのピークを迎えてると自覚できるぐらいの感覚があるんですよね。
 
「そうですね。何にも縛られてない感じ、コンプレックスみたいなものから解き放たれてる感じがあって。例えば、自分が思ったより評価されてないことに抗っていこうとすると、そこにある種のストレスとか辛さみたいな、精神的な負荷がかかってくる。そういうものからは解放されてるというか、今は自分の評価とかにも割と執着心がない。ただ、コンサートにはもっと人が入らないかなとか思うことはあるけど(笑)」
 
(一同笑)
 
――東阪のビルボードライブやフェスでのライブを前哨戦に、リリースツアーは9月中に全国を一気に廻ると。
 
「毎回毎回ライブは、ミスっても楽しい。こんな機会が一生に何度もないことは分かってるから、何かもう今は…ネガティブな気持ちに満たされてる場合じゃない(笑)。俺もビルボードの初日は歌い忘れたりとかしてね。いい演奏だな~って思って聴いてたら、もう2番が始まってて(笑)。でも、勝手知ったるもので、みんな待っててくれるんですよね。だから何小節か後のタイミングで2番のAメロに入って。アジカンだったら俺が歌ってなくても勝手にBメロに行くんで(笑)」
 
(一同爆笑)
 
「The Good New Timesは、“ごめん! 今から歌うから”みたいな顔をして歌い始めたら、そこから2番にしてくれるっていう。何かね、俺の失敗を見てみんながニヤニヤしてるところとかも」
 
――“バンド”ですね。おもしろいですね、どっちも(笑)。
 
「アジカンは構成がキメキメだから、いきなり延ばしたりするといろんなところに不具合が出てくるから(笑)。みんなの判断がそれぞれのバンドによって違うのは楽しいですね。でも、毎年毎年こういう機会があるわけではないから、やれるときにやりたいっていうのがThe Good New Timesなので。何なんでしょうね、子供の頃にポッキーを1袋もらったら、1本1本大事に食べてたあの感じですね(笑)」
 
――アハハハハ!(笑) 折らないようにチョコだけ舐めたりね(笑)。まさかツアーがポッキーに例えられるとは。
 
「1本1本が大事だっていうことで(笑)」
 
――かけがえのない時間になりそうですね。
 
「多分、自分にとっても一生忘れられないアルバムで、ツアーになっていくと思う。それをやり遂げて、また新しい何かが待ってたらいいなと思うし。永遠に続くと思っちゃうと何でもぞんざいに扱っちゃうけど、こういう場所で、意外と当たり前にやってることが当たり前じゃないんだって思い知らされますよね。たかがバンドだけど、すごく大きいことだなぁって思ってます」
 
 
Text by 奥“ボウイ”昌史
 




(2016年9月 4日更新)


Check

Movie Comment

バンドツアーと相撲について語る(笑)
Gotchからの動画コメント!

Release

華道家・辻雄貴によるジャケットも鮮烈
2年ぶりとなる渾身の2ndソロアルバム

Album
『Good New Times』
【12inch LP(重量盤)】
9月7日(水)発売
3800円(税別)
only in dreams
ODJP-004
※写真集(20P)、バックアップCD、
 歌詞・対訳付。ダブルジャケット仕様。

【CD】
発売中 2315円(税別)
only in dreams
ODCP-014
※歌詞・対訳付。ダブルジャケット仕様。

【Download】
(320Kbit MP3/16-bit WAV/24-bit WAV)
発売中 1667円(税別)
only in dreams
※ジャケット(jpg)付。

<収録曲>
01. Lady In A Movie
02. Paper Moon
03. Good New Times
04. The Sun Is Not Down
05. Independence Dance
06. Tokyo Bay
07. Port Island
08. The Mediator
09. Baby, Don’t Cry
10. Life Is Too Long
11. Star Dust

Profile

ゴッチ…後藤正文、’76 年生まれ。ASIAN KUNG-FU GENERATION のボーカル&ギターであり、 ほとんどの曲の作詞作曲を手掛ける。これまでに8 枚のオリジナルアルバムを発表。’10 年にはレーベルonly in dreamsを発足し、WEBサイトも同時に開設。また、新しい時代やこれからの社会など私たちの未来を考える新聞『THE FUTURE TIMES』を編集長として発行するなど、音楽はもちろんブログやTwitterでの社会とコミットした言動でも注目され、Twitterフォロワー数は現在29万人を超える。ソロ作品としては、’12年にライブ会場&通販限定で7inch『LOST』を、’13年のRECORD STORE DAYに7inch『The Long Goodbye』をリリース。‘14年3月にはソロアルバムからの先行シングル『Wonderland / 不思議の国』を、そして初のソロアルバム『Can't Be Forever Young』を同年4月のRECORD STORE DAYを皮切りに発売。その後に全国10公演のツアーを決行し、『FUJI ROCK FESTIVAL ‘15』にも出演。11月にはソロツアーのライブ盤『Live In Tokyo』、7inch『Route 6』を発表。今年6月8日には、約2年ぶりとなる2ndアルバム『Good New Times』を発表し、ビルボードライブ東京・大阪でのワンマンライブや静岡で行われる『頂 -ITADAKI- 2016』、『SUMMER SONIC 2016 OSAKA』に出演。9月6日(火)渋谷クラブクアトロを皮切りに10公演の全国ツアーも予定されている。

Gotch オフィシャルサイト
http://gotch.info/

Live

リリースツアーがいよいよ開幕!
気心知れたメンバーと大阪は2公演

 
『Tour 2016 Good New Times』

【東京公演】
▼9月6日(火)CLUB QUATTRO

Pick Up!!

【大阪公演】

チケット発売中 Pコード302-726
▼9月8日(木)20:00
梅田クラブクアトロ
オールスタンディング5000円
キョードーインフォメーション■0570(200)888
※3歳以上は有料。公演当日、小学生の方は身分証、中学生・高校生の方は学生証提示で500円返金。

チケットの購入はコチラ!
チケット情報はこちら

 
【宮城公演】
▼9月13日(火)仙台Rensa
【福岡公演】
▼9月16日(金)DRUM LOGOS
【広島公演】
▼9月17日(土)広島クラブクアトロ
【石川公演】
▼9月20日(火)金沢EIGHT HALL
【愛知公演】
▼9月21日(水)名古屋クラブクアトロ
【北海道公演】
▼9月23日(金)ペニーレーン24

Pick Up!!

【大阪公演】

チケット発売中 Pコード302-726
▼9月27日(火)20:00
BIGCAT
オールスタンディング5000円
キョードーインフォメーション■0570(200)888
※3歳以上は有料。公演当日、小学生の方は身分証、中学生・高校生の方は学生証提示で500円返金。

チケットの購入はコチラ!
チケット情報はこちら

 
【東京公演】
▼9月29日(木)TSUTAYA O-EAST

Comment!!

ぴあ関西版WEB音楽担当
奥“ボウイ”昌史からのオススメ!

「次々といろんなバンドがデビューして、そのインタビューをしていると、音楽を始めたきっかけの話にまぁなります。そのときに思うんです。細分化していくシーンにおいて、アジカンは“世代”に影響を与えることのできた、最後のバンドなんじゃないかって。そのフロントマンのGotchは、自らのレーベルonly in dreamsでの才あるアーティストのフックアップや、フリーペーパー『THE FUTURE TIMES』や執筆活動における提言など、常に“自分”や“バンド”や“日本”を超えた視野を持って動いています。そんな彼がある種無邪気に、楽しそうに制作を振り返ってくれた姿を見ていると、『Good New Times』が彼にどれだけかけがえのない時間をもたらしたかが分かります。そりゃこのタイトルになりますわ。そして、今年もフジロックやサマソニに行って、このアルバムを聴いて、国内での成功が全てじゃなくて、世界も認める日本人アーティストがわんさかいる未来が来ればいいなぁ、なんてふと。このメンバーでのツアーもグッドヴァイブ間違いなし、あなたの街でぜひ足を運んでください。ちなみに今回は僕にとって初取材でしたが、インタビュー中に“もう文字数足りてるやろ”とか思う暇がないくらい、夢中で話してくれてたら本望だなぁ(笑)」