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自分らしさをNGに自らに放ったカウンターミュージック
ダンスビートを大胆に導入した実験作『DOWNBEAT』の先にある
覚悟と確信を鳴らす東名阪ツアーがいよいよ開幕!
小林太郎インタビュー&動画コメント

 荒ぶるグランジ/オルタナティヴ、ハードロッキンな旨味を炸裂させた前EP『IGNITE』から1年。久々に姿を現した小林太郎は、トレードマークのロングヘアーをバッサリ切って、自らの音楽にも“ダンスビート”という新たな血を注入。シーンに流行する=蔓延する劇薬とも言えるウイルスを取り入れることで、彼の中で起きた変化とは!? 自分らしさを封印し、クールな視野で小林太郎をモチーフに自ら人体実験した最新作『DOWNBEAT』は、彼のキャリアの中でも異色の紛れもない意欲作であり、リトマス試験紙のような1枚だ。サイバーなシンセも、エレクトロなフレーバーも、全てを凌駕して躍動する小林太郎という強烈な音楽的DNA。僅か19歳で『Orkonpood』(‘10)、そして『DANCING SHIVA』(‘10)という驚異のロックアルバム2枚を世に放ち、突如としてその名をシーンに知らしめた彼とて、まだ24歳。東名阪ワンマンツアーを前に『DOWNBEAT』以降を大いに語る、稀代のロックアーティストの今後が楽しみで仕方ない。

 
 
今まで培ったものじゃなくて、新しく取り入れたものをやりたい
全てはタイミングだった
 
 
――最新作の『DOWNBEAT』は、今までのイメージを裏切ること、新しいことをやっていくという音源だったと思いますけど、実際の反響はどう?
 



「ライブではもうちょろちょろやり始めていているんですけど、リード曲の『Damn』(M-2)とかでは、みんながすごく盛り上がってくれて。アルバムでいろいろと実験したことがライブでどう映えるのか、何かその片鱗と言うんですかね…何となくですけど、ちょっと分かり始めたかなという感じですかね。これまでは盛り上がるタイミングも分かりやすかったんですけど、ダンスビートやクラブミュージックって、朝までクラブでずーっと遊べるような、長く楽しめる音楽というか。だからこそ、逆にそのまんまライブでやると、ちょっと時間が足りない感じも」
 
――そっかそっか。長尺のループでアゲていくのもあるもんね。
 
「そうそう。極端に言うと1時間ぶっ続けでやったっていいし。でも、その要素を取り入れたいけど、やっぱりイベントとかだと30分じゃないですか。そこがまた難しいなって」
 
――なるほど。じゃあ自分の中でもちょっと新展開が見えつつも、それを音源とライブでどう成立させていくのか。
 
「そうですね。何でもいいわけじゃないですけど、少しでもいいから今までと違うことをすることで、何か刺激があればなぁと思ったんで。今までの作品とはいろいろ変えたいと思ったことは事実で、一番試してるんじゃないかな? 流れをガッと変えてるというか」
 
――逆に言うと、ちょっと刺激がなくなってるじゃないけど、このままの感じで続けたら先が見えないなぁみたいなところもあったんかな?
 
「どうなんですかね? そもそも、多分どんなやり方でやったとしても、俺には全然見えないんですよ、この先がどうなるか。これまで通りにやってたらダメと思ったわけではないんですけど、そもそもソロを始めたきっかけが、“やったことがないことだったから”なんで。だから、ソロをやる限りはもう永遠にそういう感じというか、“やったことのないことをやる”。もうずっと先が見えないと思います(笑)」
 
――それだけ今まで以上の刺激を自分が欲していたのかね? 何なんやろうね?
 
「全てはタイミングだった気がするんですけどね。エレクトロだったりクラブミュージックの要素を取り入れたものをやってみたいなとは思ってたんですけど、同時に絶対にやるとも思ってなかったんで。何だろうな…“髪を切ってみれば?”って言われて切ってみたとき、その流れで“音もいろいろ変えてみてもおもしろいんじゃないか?”って話になって、“だったら試したいことがある”っていう感覚だったんで実験的にならざるを得なかったんだけど、だからこそ本当にいろんなことが出来たなぁと。前作『IGNITE』(‘14)はHARLEY-DAVIDSONのタイアップが付いてたんですけど、それ自体がすごくハードロック的なものだったし、俺もハードロックが大好きなんで、それまで培ったものを全部出して。だからこそ、今度はその真逆の、今まで培ったものじゃなくて、新しく取り入れたものをやりたいと思えたのもあるかもしれないですね」
 
 
自分じゃなくてもいいぐらいの気持ちで作っても、自分らしさが出てたなら
じゃあもう本当に何も考えなくていいんだなって(笑)
 
 
――あと、この1年で免許を取ったり、フェスにも行ってみたり、音楽以外の刺激を摂取したのも、そういう身軽さを自分に与えたというか。
 
「時間がなかったわけじゃないですけど、やっぱりずっと音楽だったんで。だから、ここで1回音楽以外のことを、それも“これも音楽に活きるだろう”じゃなくて、別に活きなくてもいいことをやりたくて。同い年の大学生の遊び呆けてるヤツらは、どんな感じなのかなって(笑)。だからまぁいろいろと一般的な遊びをやったつもりなんですけど、何の抵抗もなく試せたんです。抵抗がないどころか、もう歌も自分以外の人に歌って欲しいぐらいだったんで(笑)」
 
――アハハハハ!(笑)
 
「歌っちゃうと自分になっちゃう、みたいな」
 
――うんうん。でも、このアルバムも結果、まさにそういうアルバムというか。小林太郎のアイデンティティとしては、歌とギターリフという部分が強力にあったと思うけど、ある意味、“歌わなくてもいい”ぐらいの気持ちで挑んだら、そのアイデンティティとしては曲になるのかな? 何だろうね?
 
「それをね、自分でも知りたかったんですよ。もちろん俺が歌って、俺が作るものなんだけど、その俺が“別に俺じゃなくてもいい”と思うぐらいのテンションで作ったものってどうなるんだろう?みたいな。ジャンルがエレクトロなんで、プロデューサーさんだったりエンジニアさんだったり、いろんな人に助けてもらいながら作ったんですけど、俺には全然分かんないからこそ、やりたいと思った。だからこそ今までと違うところもいっぱいあるし、俺もそれを望んでたし。でも、もっと違うものになるとも思ってたんですよ。もっと今までの流れを断ち切られるものというか」
 
――例えば、客が完全に離れてしまうようなじゃないけど。
 
「そうそう、“ドン引き”みたいな(笑)。それぐらいの覚悟だったんだけど、意外と聴いてみたら、今までの熱量っていうんですかね…やっぱり俺が歌い、俺のフレーズだったりが盛り込まれてると、何となく俺っぽくなるんだなぁって。それが不思議でしたね」
 
――そうなると、もっともっと過激にやっても、自分が歌えばそうなるっていう。
 
「そうなんですよね。これまでも曲調でも何でも、ギターだったり声だったりクセだったり、“自分らしさ”をいろいろと考えてたんですけど、自分じゃなくてもいいぐらいの気持ちで作っても自分らしさが出てたなら、じゃあもう本当に何も考えなくていいんだなって(笑)。今回はそれを、再確認(笑)。逆に誰かの意見にも、そんなに耳を傾けなくてもいいとも思えたんですよ」
 
――もう、持ってるものが相当濃いんやろうね。
 
「家系ラーメンみたいなね(笑)」
 
――小林太郎は、まだ若いのに今や音楽シーンの片隅でマイペースにやってる店、みたいな感じがするもんね(笑)。
 
「アハハ!(笑) 最近、何かそう言われ始めてる。“相変わらずだねぇ~”みたいな(笑)」
 
――寄せないねぇ~みたいな(笑)。
 
「アハハハハ!(笑) 本当は寄せたつもりだったんですけどね(笑)」
 
――そう。ダンスミュージックを取り入れて、今の時代に迎合するはずだったのに。
 
「そうなんですよ。しかも今だったら、フェスで盛り上がるダンスロックみたいなものもバンドのシーンで流行ってますから。最近のバンドのプロデューサーって、“ここのタイミングで何小節か4つ打ちの部分を作ると、必ず客が踊るから”とか、そういうフォーマットがあるらしくて。俺は全然それでよかったんですけどね。自分がそれをやったときに他と同じに見えるなら、それはそれまでだし。でも、やってみたら全然違った(笑)。やっぱり自分はケミカルブラザーズとかプロディジーとか、エレクトロの中でもビックビートというか、ロックの良さがあるものが好きだったんですよね。だからこそ違う感じになった」
 
――そうか。自分なりに独立系でやってきた店だったけど、ちゃんとムーブメントにに切り込んでいくものにしようと思ってたわけですね。
 
「すごい独特な店なんだけど、今回は寄せてきたなぁ~!っていう新メニュー、みたいな(笑)。でも寄せれてねぇ~!っていう(笑)。自分らしさみたいなのがなくなんないから、もう無理だなぁって(笑)」
 
 
今回は良し悪しじゃなくて
今までの自分らしさが出ているものは俺の中でNGになる
 
 
――クレジットを見ていても、今“売れている”ロックバンドの作品を手掛けている人たちが参加していますね。
 
「ミックスもエディットもすごいきっちりしてて、“ハッキリ聴こえる”っていう感じなので、そこも今までと真逆なんですよね。今まではアレンジも自分のイメージに合うよう相談しながらやってもらってたんですけど、今回は全曲お任せしたんですよ。自分で考えたフレーズでも全部ギタリストの方に弾いてもらったり、自分っぽさを出来るだけなくす。歌い方も、歌のミックスも、全部そうでしたね」
 
――新しいものへの貪欲さがすごいですね。
 
「そうですね。もう、料理して欲しい。俺を(笑)。今回みたいなプロデューサーについてもらったり、エンジニアさんにいろいろ教えてもらったり、プロの現場でそれが出来るのはすごい贅沢なことで。ビジュアルも、音楽も、前もってバッチリ詰めて進んでいったわけではなくてやりながら決まっていったんですけど、チームのみんなが“小林太郎を変えたい”っていう想いがあったからこそ、ここまで振り切れたのかなぁって思いますね」
 
――『miscommunication』(M-3)の詞を完全に委ねるというのも新鮮でした。
 
「一応、僕も書いたんですけど、やっぱり自分からは出てこない言葉ですごくいいなぁと思って。レコーディングでの歌い方とかも、全然違いましたね」
 
――そういう意味でも、新しい人たちと、新しいことにチャレンジ出来た作品ですね。
 
「あと、今回は自分が“裏”じゃないけど、2~3歩引いたところでずーっと見ていた感覚だったんで、逆に音にうるさくなった感じがしましたね。例えば、今までは結構荒いプレイでもカッコよかったらOKだと思ってたんですけど、今回は良し悪しじゃなくて、今までの自分らしさが出ているものは俺の中でNGになる。デビューしたときは、メンバーさんもエンジニアさんもディレクターさんも、周りはみんな大ベテランじゃないですか。19~20歳の俺なんかより分かってる。だからいつかは、その人たちに何か注文する、選ぶっていうことをしていかないと、永遠に受け身に回っていくというか。それがすごい悔しかったので、いろいろ勉強したいと思ってここまでやってきたのもあるんで。今回は自分が2~3歩引いていたからこそ、その音をすごく真剣に、純粋に聴けた。自分の曲かどうかじゃなくて、目の前の音のバランスがいいかどうか。“ギターを小さくしてください”って言ったこともあったし、“歌のLOWをカットしてもらった方が気持ちいいです”と伝えたこともあった。それを細かく積み重ねていったら、やっぱり今までとは全然違う音になって。精神的なところや熱さでは、前の作品とのつながりもすごくありますけどね」
 
――そこまでちゃんと自分を突き放せたのはすごいね。人間ってやっぱり、好みの方になびいてしまうから。
 
「そうですね。でも、最初の頃の“屈辱”とまではいかないけど…その経験がすごく大きかったですね」
 
――あのとき対等に話が出来なかった自分というか。
 
「分からない=発言権がない。じゃあ分かんなきゃいけないんだなって。ただ、例えば『electronica』(M-4)は全部自分で作って、DTMもレベルアップしたしやれば出来るなとも思ったんですけど、今回で結構やってみた結果、逆にもう別にいらねぇだろうなって。出来るけど、これ以上やったら“クリエイター”というか、裏方になっていくなぁと思って。自分の居場所じゃない感じがしたんですよね。もちろんデモや作業的な面では便利だし必要だと思うんですけど、アナログなやり方が俺にはいいんだろうなって、最近はもう思っちゃってますね。例えばこういうインタビューでも、今までの自分を知ってる人からは“相変わらずだねぇ”みたいに言われるんで、俺は多分そういうアーティストなんだろうなぁって、自分で実感出来て嬉しいというか、何かちょっと落ち着くというか(笑)」
 
――まぁ小林太郎が今までやってきたことに対して、劇薬とも思われる音楽と掛け合わせてみたけど、元のDNAが勝ちましたってことやんね(笑)。
 
「そう。ゴキブリみたい(笑)」
 
(一同笑)
 
「『DOWNBEAT』ではいろんな試みをしたんで挑戦の細かい話にもなりがちなんですけど、結局はジャンルとかやり方とか売り方とかじゃなくて、曲を作って、ライブして、そのときに伝わる音楽の漠然とした強さとか、熱量みたいなものがなきゃいけないんだなぁって思いましたね。新しいものもあるけど、もう半分はやっぱり、今までの何かを受け継いでる。まぁこれからも変わっていくかもしんないですけど、現実的にもし実験とか勉強をするなら、残された最後の要素だったなぁと思いますね、『DOWNBEAT』は。あと、変わることも大事だと思うんですけど、続けることが多分一番大事だなぁって。どんな形でもね」
 
――キャリアが長いバンドのライブを観てたら、環境は同じでも出音が全然違ったりするもんね。これはやっぱり、人間がやる行為ならではやなぁって。
 
「そうなんですよねぇ。音楽に付随してくるものっていろんなものがあるわけじゃないですか? デカいところでやるとかいうステータス的なものとか、モテたいからとか。俺もそうだったから(笑)。それはそれで大事な気持ちだなと思いつつ、やっぱり音楽ってもっと純粋なものだから。今回は実験したかったし、変えてみたかったし、新しいことしてみたかっただけであって、その根底は変わってないのも、忘れちゃいけないなと思いますね」
 
――あと、歌詞に関しては、基本的にまず乗れるものをという点があったにせよ、全編を通して苛立ちの中の闘志みたいなものも感じます。
 
「やっぱりダンスビートって繰り返しが多いじゃないですか。そういうものを取り入れたからこそ、歌詞も繰り返し同じ言葉を使ったりする。そうなると、紆余曲折があるストーリーにはなりにくいんで、逆に単純な想いが強くなるというか。今までだったら、すごくイヤなことがあって、でもその捉え方を変えたら違う景色が見えて…みたいな展開にもなってたけど、今回は“これはイヤ! ホンットイヤ! すーごいイヤ!”みたいなまま曲が終わる(笑)。何か落とし所を見付けないとという気持ちで歌詞を書いていたところもあったんで、すごく新鮮だったんですよね。ニルヴァーナがすごい好きなんですけど、ニルヴァーナってもうずっと同じこと言ってるんですよ。それでいいのかな? プロとして適当って思われたらどうしよう? みたいな気持ちもあったんですけどね(笑)」
 
 
大阪はお客さんの反応が日本一ストレートだと思う
 
 
――やっぱり作品として提示する=リリースすることで、アーティストは前に進めますね。
 
「何かの本で読んだんですけど、スティーブ・ジョブズが、iPhoneを毎回大々的に発表してたじゃないですか。タートルネック着て、ジーパン履いてね(笑)。でも、あれはただ“スゴいの出来たよ! 見て!”って言ってるだけで(笑)。もちろんビジネスではあると思うんですけど、金のためだけだったらあそこまでやんないだろうなって。大人が否定しがちな子供心みたいなものが出てる気がするんですよ。そういう気持ちを持ち続けないとダメなんだろうなって」
 
――音楽をやる喜び、やり甲斐が感じられる自分でいられるか。そして、ツアーでこの作品がどう映るのか。
 
「そうですね。今回の『DOWNBEAT』はEPなので、今までの曲も全然やると思いますけど、リハで演奏したりとかすると、力の入れどころが同期の有り無しなしで全然違うから、どうしたもんかなって(笑)。新しい乗り方を模索しながらやるかもしれないけど、だからこその意外性だったりとか、両極端に楽しめるようなライブになればいいなって。東名阪ワンマンツアーで、大阪が皮切りですね」
 
――長らく観れてないから、梅田Shangri-Laでのライブが楽しみですよ。
 
「大阪は一番やりやすいというか、お客さんの反応が日本一ストレートだと思う。だから試されるっていうんですか?(笑)」
 
――初日の大阪の反応が、残りのツアーを左右するかもしれない(笑)。
 
「そうなんですよ!(笑) いてまうぞこらぁ~!みたいな感じ(笑)。その方が燃えるんで、本当に楽しみですね」
 
 
Text by 奥“ボウイ”昌史



(2015年4月30日更新)


Check

Movie Comment

もう髪が伸びてきている…(笑)
小林太郎からの新作指南動画コメント

Release

ダンスビートを飲み込む強烈な個性
アップリフティングな最新作!

Mini Album
『DOWNBEAT』
発売中 1667円(税別)
STANDING THERE,ROCKS/キングレコード
KICS-3160

<収録曲>
01. Show me
02. Damn
03. miscommunication
04. electronica
05. Yo-Ho
06. opposite
07. utsumi

Profile

こばやし・たろう…平成生まれの24歳。静岡県浜松市出身。'10年4月に1st アルバム『Orkonpood』をリリース。“iTunesが選ぶ2010年最も活躍が期待される新人”に選出される。このアルバムに収録されている『美紗子ちゃん』はドラマ『警部補 矢部謙三(TRICKスピンオフ)』の主題歌に抜擢。夏には『ROCK IN JAPAN FES』『SUMMER SONIC』等、新人としては異例の16本の大型フェスに出演。10月に2nd アルバム『DANCING SHIVA』をリリースし、翌月から初の全国ワンマンツアーを敢行(全11公演)。'11年夏、小林太郎とYE$MANとして、『SUMMER SONIC』『ARABAKI ROCK FES』『JOIN ALIVE』等の大型フェスに出演。'12年より再度ソロ名義で活動開始。7月にメジャー1stEP『MILESTONE』をリリースし、その後10月に行われたツアーでは東京・大阪・名古屋の各会場をソールドアウトさせた。’13年1月にはメジャー1stフルアルバム『tremolo』、7月には1stシングル『鼓動』をリリース。11月には『太陽』をデジタル配信し、重厚なサウンドとライブパフォーマンスは各方面でさらなる話題となり、その後に行ったワンマンツアー『TOUR2013“SOL Y SOMBRA”』も大盛況の内に終える。’14年にはHARLEY-DAVIDSONが毎年開催するイベント『DEMO RIDE CARAVAN』初のオフィシャルタイアップアーティストとなり、2月にはそのオフィシャルタイアップソングが収録された2nd EP『IGNITE』をリリース。’15年2月18日には、約1年ぶりの音源となる3rd EP『DOWNBEAT』をリリースした。

小林太郎 オフィシャルサイト
http://www.kobayashitaro.com/
 

Live

熱狂の大阪公演は初日!
東名阪ワンマンツアーが開幕へ

Pick Up!!

【大阪公演】

『小林太郎 Live Tour 2015 “DOWNBEAT”』
チケット発売中
▼5月1日(金)19:00
Shangri-La
スタンディング3300円
キョードーインフォメーション■0570(200)888
※未就学児童は入場不可。

 
【名古屋公演】
チケット発売中 Pコード258-998
▼5月3日(日・祝)18:00
池下CLUB UPSET
スタンディング3300円
サンデーフォークプロモーション■052(320)9100
※未就学児童は入場不可。

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【東京公演】
チケット発売中 Pコード261-329
▼5月4日(月・祝)18:00
shimokitazawa GARDEN
スタンディング3300円
キョードーインフォメーション■0570(200)888
※未就学児童は入場不可。

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Column

高らかに鳴らせ鋼の声と美しき轟音
強烈な才能を更新し続ける
ロックシーンの超新星・小林太郎の
メジャー1stアルバムにして
最高傑作『tremolo』インタビュー