ホーム > 魂のランキングルメ~たまラン~ 「ケンドーコバヤシのたまらない店」 > 吉次 鰻谷店
仙台にある牛たんの名店で修業を積んだオーナーが創業し、2017年の9月で10年目を迎える実力店。看板メニューである牛たん定食の牛たんは、最高級のオーストラリア産を一枚一枚下味を施して数日間熟成させる。手間暇かけて仕込んだ牛たんを、注文が通ったあと岩手県産ナラ炭でおこす強火で丁寧に焼き上げて提供する。噛めばしなやかで歯ごたえのある食感と驚くほど詰まった肉の旨みに衝撃。契約農家から仕入れる宮城県産ひとめぼれに押し麦を加えた麦めしとの相性も抜群だ。定食以外にも、牛たんソーセージをはじめ、お酒が進む一品料理も豊富にそろうので、酒場として利用するのもおすすめだ。
コバ「小じんまりしてて、ええ雰囲気やな」
池田「こちらの店の心斎橋店で結構若手芸人がバイトしてるんですよ」
店主「こちらのバイトも芸人やってるんですよ(と言ってスタッフを紹介)」
スタッフ「ゆとりジェネレーションというコンビの松井と言います。よろしくお願いします!」
コバ「ホンマにゆとり世代なんか?」
松井「はい、ゆとり世代です」
コバ「(爆笑)」
店主「彼は結構、催眠術が得意なんですよ」
コバ「催眠術?」
池田「それ聞いたとこある! めっちゃ催眠術が得意なヤツがおるって」
コバ「オレみたいなゴルゴ的な生き方をしているヤツにはかからないやろうけどな」
松井「そうですね、かからない人にはまずかからないんで」
コバ「どこで習うの?」
松井「はい、携帯のアプリとかで学びました」
コバ「ゆとり世代やな~」
全員「(爆笑)」
コバ「でも、そういう一芸は持っていると強いからな。タナからイケダなんて何もないし」
田邊「確かに、今のところ彼でしか盛り上がってないですもんね」
池田「ありがとうな、居てくれて」
コバ「まだ牛たん来てないし、ゲスト帰ってもええから」
池田「勘弁してくださいよ!」
店主「牛たん定食お待たせしました~!」
3人「おおッ!!」
コバ「では早速(と言ってひと口)かなりの肉厚感でめちゃめちゃ旨いぞ」
田邊「麦めしと合いますね」
池田「ナンボでも食べられそうです」
コバ「オマエたちにも、催眠術みたいな特殊能力はあるんか?」
田邊「めっちゃ掃除が得意です。床をピカピカにできます」
池田「そんなの何年もやってるからやろ」
コバ「いや、でも確かにそれも能力かもな」
池田「自分は投げるのが得意です。ティッシュ丸めてゴミ箱にポイとかはまず外したことありません」
コバ「それ、能力か? テラフォーマーズに似たような力持ったヤツおったけど」
田邊「コバヤシさんは何の能力があるんですか?」
コバ「オレは特にないから。そういう能力者バトルの会場に人間として普通に参戦し、優勝するというタイプやな」
タナからイケダ「(大爆笑)」
コバ「じゃ、そろそろ牛たんのあるあるを聞かせてもらうとするか」
田邊「牛たんのあるあるはハードル高いですよ」
コバ「ま、いつものメニューよりは少ないかもしれないけど、ざっと400ぐらいはあるぞ」
池田「ホントですか!」
田邊「厚切り無理やねんって言ってる人でも、これなら食べられるとかは?」
コバ「何やねん?」
田邊「ダメですか?」
コバ「何も成長してへんな。オマエみたいな死線をくぐり抜けてきたヤツは、とんでもないあるあるを出してくるんとちゃうかと期待したオレが馬鹿やったわ」
池田「漬物めっちゃ多いわ~って思ってしまうとかは?」
コバ「それはただの感想や。死線をくぐり抜けてきた相方をつぶさに見続けてきたオマエなら、もう少しまともな人に刺さるあるあるを出してくると思ったんやけどな」
池田「だいたい牛たんあるあるって何なんですか!」
田邊「解せないですよ」
池田「牛たんのあるあるなんてありますか?」
コバ「あるぞ」
田邊「あるなら聞かせてほしいです」
コバ「牛たんの店のメニューや貼紙などを見てふと気付かされるねんけど、牛たん屋1店だけで書道教室よりも墨汁を使っているという」
タナからイケダ「(大爆笑)」
池田「この店だけですって!」
田邊「絶対に書道教室の方が使ってますって!」
コバ「実家が書道教室のオレが言うんやから間違いないから」
池田「じゃ、書道教室のあるあるはあるんですか?」
コバ「使う墨汁の量が牛たん屋に負けがちとかやな」
タナからイケダ「(大爆笑)」
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