ホーム > 魂のランキングルメ~たまラン~ 「ケンドーコバヤシのたまらない店」 > ツバクロすっぽん食堂
座敷や純和風ではなくグレーを基調としたスタイリッシュな空間で、すっぽん料理を提案する貴重なダイニング。立ち飲みスペースやカウンターもあり、若者でも訪れやすいカジュアルスタイルだが、店に活きたまま届くすっぽんを職人が捌くなど、すっぱん料理に対するこだわりは本物。なかでも昆布と日本酒でシンプルにとったダシでいただくすっぽん鍋は、肉や魚とは一味も二味も違う、厚みのある旨みとコクあふれるすっぽんの身の美味しさを知ることができると評判だ。旬素材を使った一品料理やワインなど、すっぽん料理以外のメニューも充実しているので、居酒屋使いしたあとに〆としてすっぽん鍋をいただくのもおすすめだ。
大林「これまたお洒落な店ですね~」
西森「思ってたすっぽん店のイメージと全然違います」
コバ「こんなカジュアルな空間で絶品のすっぽんが食べられる時代が来るとはな」
西森「すっぽんの唐揚げ、初めて食べましたけど滅茶苦茶旨いですね」
コバ「すっぽんとか関係なく、唐揚げとして旨いよな。おそらくシェフの腕がいいんやろ」
大林「この唐揚げ、すっぽんって言われなかったら絶対分かりませんよ」
コバ「もう、食感が高い鶏やからな」
大林「高い鶏って(笑)」
店長「鍋お待たせしました!」
3人「オオーッ!!」
コバ「オマエら初めてなんやったら、まずはスープを飲んでみろや」
西森「すごい美味しいです!!」
コバ「じゃ、野菜とかも放り込んでジャンジャン食おうぜ」
大林「いや~食べたことない味ですけど、旨味がスゴイですね。この生き血テキーラと合います」
コバ「今日はビンビンやぞ」
西森「野菜も美味しく食べられますね」
コバ「野菜が美味しいということは、ええ出汁出てるってことやからな」
大林「なんぼでも食べられる勢いですよ」
西森「確かに今回は当たり回ですわ」
コバ「じゃ、そろそろ恒例のすっぽんあるあるを聞かせてもらおうか」
西森「初めて食べたのに、あるあるなんて考えたこともないですよ」
コバ「ま、いつものお題よりハードルが高いのは分かるけどな」
大林「あるあるは毎回やってるんですか?」
コバ「毎回テーマごとのあるあるを聞くんやけど、ま、どいつもこいつもイケてないというか。オレを超えるあるあるを披露したヤツは未だ皆無やからな」
西森「すっぽんあるある行きます! 水槽の中で目一杯首を伸ばす」
コバ「それは亀あるあるや」
大林「生き血を飲んだら嫁を抱きがち」
コバ「今夜抱いてから言え」
西森「あまり馴染みのないメニューやから難しいですよ~」
大林「コバさんのあるあるを聞かせてくださいよ」
コバ「ホンマのあるあるやからよく聞けよ。漫画ブラックジャックの単行本の最後には、たいてい柳沢みきおの『月とスッポン』の広告が載っているという」
モンスターエンジン「(爆笑)」
西森「それ秋田書店コミックあるあるですやん!」
大林「ブラックジャックで始まるすっぽんあるあるなんて、おそらく他にありませんよ」
コバ「実は『月とスッポン』はあまり読んだことないねんけどな。少年チャンピオンのラブコメは読む気しないという、あるあるもあるんやけどな」
モンスターエンジン「(大爆笑)」
コバ「(鍋の最後の雑炊を作りながら)じゃ、もう1回チャンスをやるから、鍋の雑炊あるある、何かあるか?」
西森「雑炊あるあるなら任せてくださいよ! 雑炊はそのテーブルで一番の先輩が作りがちとかは?」
コバ「確かに、まあまああるあるやな。現にオレがこうやって作っているし」
西森「どっちかと言うとオマエら触るな的な空気が強いですけどね」
コバ「大林は?」
大林「追い出汁の出汁、ホンマに最初に入ってた出汁かよって思うとかは?」
コバ「追い出汁に目をつけてるところは悪くないねんけど、全然アカンな。オレのあるあるも追い出汁系やからな」
大林「どんなあるあるですか?」
コバ「店員さんが追い出汁を入れて持ってくる容器、知り合いの誰かの家で麦茶入れてたやつと同じという」
モンスターエンジン「(大爆笑)」
大林「恐れ入りました!!」
西森「勉強して出直してきます!!」
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