ホーム > 魂のランキングルメ~たまラン~ 「ケンドーコバヤシのたまらない店」 > ガネーシュ N
かつて心斎橋にあったチャイとカリーの名店「ガネーシュ」出身で、本場での修業経験も豊かな、インド料理歴15年を越えるベテラン女性店主・豊後さんが切り盛りする。メニューはスパイスを多用しガッツリとした盛り付けが特徴の、北インドの伝統的家庭料理をコンセプトに、日替わりで2種類のカレーが登場する。複雑なスパイスと肉や野菜の旨みがストレートに楽しめるマサラカリーや、豆をベースにしたスパイススープであるダールやおかずがセットになるターリーなど、店主のキャリアが伺える多彩なレパートリーも見逃せない。食後はカレーの後味がすっきりする自家製のラッシー(400円)や、香り豊かなチャイ(400円)をぜひ。
ガリ「ガネーシュnさんにやっと来れました!」
コバ「いいスパイスの匂いしてるな」
ガリ「たまりませんね~」
店主「お待たせしました~あいがけになります」
2人「おおッ!!」
ガリ「うまい!!」
コバ「カレーマスターのガリに聞くけど、こういうあいがけの場合、オレはこっちが好きとかは言わん方がええの?」
ガリ「全然言っていいですよ」
コバ「でも、オマエが決めるなって話やな」
ガリ「(爆笑)中にはぐちゃぐちゃに混ぜる人もいますし」
コバ「ガンガン混ぜちゃっていいんですか?」
店主「ガンガン混ぜちゃってください」
コバ「カレーは自由ってことですよね。(混ぜてひと口)ホンマや、また違う味わいで旨ッ!!」
ガリ「カレーって、いわゆるご飯にルウがかかってというイメージが強いですけど、現地ではスパイス料理全般のことをカレーって言うんですよ。だからスタイルも様々なんです」
コバ「なんで、現地に行ったことないオマエがそんなこと言えるねん」
ガリ「ウィキペディアに載ってました」
コバ「こちらのカレーはかなりインド寄りやな?」
ガリ「めちゃめちゃ旨いですよ」
コバ「オレ、行ったことはないねんけど、インド顔の女性が結構好きやねん。杏里さんとか兼高かおるさんみたいな、ああいうエキゾチックな顔が」
ガリ「そうなんですね」
コバ「その頂点は、ガンダムのララァやねんけどな」
ガリ「(爆笑)イメージの問題でしょ!」
コバ「しかしこのカレー、スパイスがじんわり来るな。銃口を突きつけられても冷や汗ひとつかかなかったオレが、ちょっと汗ばんでるから」
ガリ「どんだけ汗かいてないんですか!」
コバ「いつ以来汗をかいたか考えてたんやけど、おそらく前の相方の村越が、阪神巨人さんと一緒の現場でとちった時以来やわ」
ガリ「(大爆笑)」
コバ「しかし、改めてその格好何やねん?」
ガリ「正装ですよ。だって、落語をポロシャツでしますか?」
コバ「オマエは食べる側やろが。落語はポロシャツで見に行けるやん」
ガリ「今の大阪カレーはそれぐらい敷居が高いということですよ」
コバ「で、ガリはカレー屋をやるの?」
ガリ「そんな予定はないんですけど、なぜかネットでボクがカレー店をやるって情報が出て、それ以来カレー屋さんに行ってもすごく警戒されるんですよね」
コバ「スパイと思われてるんやろな」
ガリ「でも、ボクの作るカレーは旨いんですよ」
コバ「オマエ、よくカレー屋さんでそういうことが言えるよな」
ガリ「すみません!」
コバ「安心してください。オレが味を盗ませないですから」
店主「いえいえ、全然盗んでください」
ガリ「ありがとうございます。カレー屋さんでこんなに優しくされたのは初めてですよ。なんせ、いま大阪の全カレー店を敵に回している状態ですから」
コバ「なんで、そこまでしてカレー作りたいねん?」
ガリ「自分で自分のものを表現したいというか、これはもう絵画と同じなんですよ」
コバ「それならネタ作れや!!!」
ガリ「ごもっともな話で(汗)」