路地裏にかわいい提灯が灯るコチラは、女性オーナーのちえさんが切り盛りするお好み焼きバー。30年間ラウンジで勤務していたちえさんが新しい挑戦をすべく、2年前にオープン以来ウラなんばの同業者にも口コミで噂が広まっている注目店だ。1Ｆカウンターでは、ちえさんが目の前の鉄板で焼く創作お好みや生太麺の焼きそばをお供にオリジナルの『難波ハイボール』（400円）などのお酒を。豚玉に自家製タルタルソースがたっぷりのった名物の『タルタル焼き』は、ワインはもちろんあらゆるお酒に合うと評判。黒毛和牛ひと口ステーキや新鮮野菜の一品なども揃い、一人でもフラリと立ち寄りたくなる雰囲気が魅力だ。

ギブソン「ウラなんばのこの通りに、こんな素敵なお好み焼きの店があったんですね」
コバ「昔はこの通り、すべてのシャッターが閉まっていた道やからな」
ギブソン「夜とか真っ暗で、ほとんど人が通らない道でしたよね」
コバ「だから逆に通ってたけど」
ギブソン「逆にって、何の逆なんですか(笑)」
コバ「たまに、今日は人のいない道を通ろうって思う日もあるやろ」
女将「こちらが名物のタルタル焼きです～」
２人「おお！」
コバ「ウソみたいにタルタル載ってるぞ（と言ってひと口）う、うまい！」
女将「でしょ～」
ギブソン「めっちゃおいしい！」
コバ「ちゃんと紅生姜効かせてお好み焼きのラインになってるし」
ギブソン「焼きそばも太麺でおいしいです」
コバ「野菜たっぷりなのが嬉しいよな」
女将「（ギブソンに）男前ですよね。ジャニーズ系って言われません？」
ギブソン「初めて言われましたよ」
女将「誰に似てるって言われます？」
ギブソン「シルベスター・スタローンですかね」
コバ「ここはロッド・スチュワートって言わなアカンやろ」
女将「ロッド・スチュワート、似てる!!」
コバ「ほら、伝わってる(笑)」
ギブソン「一品料理もどれも美味しくて、これはビールが進みますわ」
コバ「そうやギブソン、『お好み焼きあるある』何か出てきたか？」
ギブソン「コバヤシさん、あるんですか？」
コバ「完璧なのがあるわ」
ギブソン「じゃ、先に聞かせてくださいよ」
コバ「王者は後攻やから」
ギブソン「そうですね～（考えること15秒）ないですね…」
コバ「娘が泣くぞ。お父さんがパンチを1発も出さずに負けそうになってるって」
ギブソン「お好みあるあるねぇ…」
コバ「この戦い、５upのメンバーはガンガンきてくれたぞ」
ギブソン「ありました！　この鉄板、火点いてるか？と思って見てみたら、たいがい点いてるというのは？」
コバ「たいがい消えてるやろ」
ギブソン「点いてますって！」
コバ「では、オレの会心のあるあるを。お好み焼き屋にこんな時間に行くのはオレぐらいやろと思って、開店時間の5時に行ったら、もうすでにオッサンがひとり食べてるという」
ギブソン「（爆笑）それは確かにありますね。ていうか、お好み焼きに限らずの話ですけど」
コバ「特にお好み焼き周りに多いねんって」
ギブソン「もうひとつありました！　昭和のお好み焼き屋さんの前に、たいがい屋号の書いたテントあるじゃないですか。その前の15cmぐらい下がってるところに100％の確率で『お好み焼き』って書いてます」
コバ「オマエはまだまだやな。そこの部分をイジるんやったら、書いてる電話番号、まだ06の後に6ついてないやろ」
ギブソン「（大爆笑）さすがです。参りました。ていうか、これもお好み焼きに限らずのような気がしますけど」
コバ「特にお好み焼き周りに多いねんって。ついでにもうひとつ行こか。お好み焼き屋の敷地ギリギリに立っている電柱に、かなりの確率で『青年海外協力隊』のポスターが貼ってあるという」
ギブソン「それも、お好み焼き屋に限りませんって！」
コバ「特にお好み焼き周りに多いねんって」
ギブソン「さっきから特にお好み焼き周りって何なんですか！！(笑)」
コバ「ギブソン、あのポスターをスペインバルやカジュアルフレンチの店の前の電柱で見たことあるか？」
ギブソン「確かにお好み周りに多い気がしますけど…もう、それって電柱あるあるじゃないですか！」
コバ「（爆笑）」