蚤の市のように古着や雑貨が並ぶショップスペースの奥には、レゲエシンガーでもある店主・クドウマンさんが迎えてくれる小さなバーが。まずオーダーしたいのは、約12種のスパイスを挽いて自分好みに調合した自家製シーズニングに2日以上漬け込んで焼いた本場さながらのジャークチキン。炭焼きではないが炭の香りまで計算された奥深い味わいだ。ライスやビール付きのセットもあり、ジャークチキンをチャパティーで巻いた『キングストンロールセット』（1000円）もビールやモヒートにぴったり。ランチでは、オクラとチキンのスパイシーな看板カレー『ノボリタイカレー』(600円)などの日替わりメニュー＆昼酒もＯＫ！

コバ「こちらが最強のジャークチキンが食べられる『ノボリタイ』さんや」
田中「レゲエバーなんですね」
武智「おしゃれやな～。いろんな雑貨も売ってるし」
クドウマンさん「お待たせしました、ジャークチキンのヤーマンセットです」
３人「おお！！！」
コバ「この食欲をそそるスパイスの香り。たまらん！（と言ってチキンにかぶりつく）う、旨ッ!!」
武智「めちゃめちゃ旨いですよ、肉もすごい迫力やし」
コバ「田中はどないや？」
田中「スパイシーです！」
コバ「それだけか!!　しかし、何か不思議と海外でメシ食ってる気分になるな。ま、オマエらと海外に行くことなんか一生ないけど」
武智「あるかもしれないじゃないですか！ 何かのロケで」
田中「連れて行ってくださいよ」
コバ「それから、ジャークチキンとこのモヒートがまためっちゃ合う」
武智「いや、やっぱりジャークチキンにはビールでしょ」
コバ「アップルジュースを飲んでるヤツが言うな！（※武智はこの後、仕事のためソフトドリンクをオーダー）」
武智「（かわいいグラスを手にして）でも、このアップルジュースも、めっちゃ旨いですよ」
コバ「オマエは何を持って不良やねん」
武智「今は煙草と茶髪ぐらいしかないです」
田中「このモスキート、ホントおいしいですよ」
コバ「（無視）」
クドウマンさん「このモヒートは無農薬野菜を使っているんですよ。この野菜は知り合いが作ってるんですけど、うちでも売らせてもらってるんです」
コバ「マスター、この店は一体何屋さんなんですか？」
クドウマンさん「何なんですかね？？」
全員「（大爆笑）」
コバ「ジャークチキンはずっと研究されてたんですか？」
クドウマンさん「ずっとケータリングで作っててイベントとかで出してたんですよ。スパイスも１から引いてて、レシピも全部自分で考えて６年ぐらい研究してるんです」
武智「いや～うまいですよ」
コバ「めちゃめちゃうまいです」
田中「レゲエのリズムが気持ちいい」
コバ「今は、チキンの感想を言う流れやろ！　１回ぐらい芯に当ててくれ」
武智「（リアルキッズの）ゆうきさんもレゲエ好きですよね」
コバ「大輔さん（宮川）も好きやねんけど、この店めっちゃ気に入ると思うわ。スパイス料理も雑貨も好きやし、色が派手なもん好きやから」
武智「雑貨好きは意外ですね」
クドウマンさん「村越さん（ケンコバ委員長の元相方）も、イベントで会いますよ」
コバ「（大爆笑）そうや、村越はレゲエ好きやったわ」
武智「あー美味しかった」
コバ「オマエ、なに先に食べ終えて勝ち誇ってんねん。オレはマスターと話してたからちょっと遅れをとったけど、普通に食べてたらオレの方が早いねんからな」
武智「何の負けん気なんですか!!」
コバ「せーの！で本気で競ったらオレが一番早いねんから」
武智「小学校の給食やないんですから」
田中「あー美味しかった」
コバ「オマエまで！！　ていうかスパイス大丈夫なんか？」
田中「スパイスは味わうものじゃなく、香りを楽しむもんですね」
コバ「それも、本来オレがコメントする言葉やけど、マスターと話してたから…(涙)」
武智「今のに限っては、喋ってなかったですやん！」
田中「あれ、コバさん、どうしたんですか？」
コバ「オレ、分かり難いかもしれんけど涙浮かべてんねん」
武智「全然分からないですよ」
コバ「これは、スパイスが効きすぎただけであって、スーパーマラドーナが今日でたまラン卒業するからじゃないから」
田中「卒業イヤですって!!」
武智「だいたい、泣くこと自体おかしいでしょ！」