ホーム > 魂のランキングルメ~たまラン~ 「ケンドーコバヤシのたまらない店」 > 焼肉ホルモン じゃん

 2010年のオープン以来、雑居ビル2階という立地でありながら、関西の肉マニアから信頼が厚い隠れ家焼肉店。客の7割がオーダーするという『おまかせコース』は、店主谷口さんが確かな目で毎朝仕入れる新鮮な和牛ホルモン、赤身を少量ずつ、たくさんの種類を楽しめるとあってそのコスパから満足度が高い。七輪に圧縮炭を使用し、極上の炭の香りが肉の旨みを引き立てているのが分かる。スナップエンドウ、のりと大根のあえものなど丁寧な仕込みのナムル盛りも好評だ。お手すきの時のみ店主の谷口さん自ら、部位の説明をしながら絶妙な焼加減で焼いてくれるという究極のおまかせコースを一度体験あれ!




コバ「コチラのお店は浜本(テンダラー)やポン太もよく来ている店らしい」
毛利「こんな場所に焼肉屋があるなんて知らなかったですよ」
「(メニュー見ながら)いろいろありすぎて、何を食べていいのか分かりません!」
コバ「安心しろ。今日はお任せコースでお願いしているから」
店主「こちらがミスジで、こちらがザブトンになります」
毛利「めっちゃ旨そう!」
コバ「じゃ、オマエが焼いてくれ(と言ってトングを渡す)」
毛利「やりますよ。こういうの嫌いじゃないですから」
コバ「オマエは、なんかひと言ひと言が鼻につくヤツやな」
「相方は結構、こういうの進んでやってくれるんですよ」
毛利「焼けてきましたよ」
コバ「では、早速ミスジを(と言ってひと口)。う、旨いッ!」
「肉が甘くてめっちゃ美味しい!」
コバ「糖尿だった牛としか思えない甘さやな」
毛利「うわ、美味しい!」
コバ「おつかれさん」
毛利「まだ何もしてませんって!」
「このザブトンも最高ですよ」
毛利「まだ早いでしょ、ボクらにこの肉は」
コバ「オマエには7~8年早いな」
毛利「1~2年やと思っていた自分が恥ずかしいです」
コバ「オレは最初にザブトン食べた時、泣いたからな。婆ちゃんが生きてる間に座らせてやりたかったと…」
「座るもん違いますから」
毛利「たとえ座らせても、婆ちゃん喜びませんって」
コバ「ま、それ言うた時まだ婆ちゃん生きてたんやけど」
店主「ハラミもどうぞ」
毛利「やっぱり、ハラミですよね~」
コバ「オレはハラミが一番好きやからな。娘ができたら、名前は腹の身って書いて“腹身”にしようと思ってるぐらいやから」
「せめて、『身』は『美』にしてあげましょうよ」
コバ「子供の時はその良さが分かりにくいかもしれへんけど、大人になったらいい女になっていくと思うわ」
毛利「良さが分かるまで長すぎますって」
コバ「でも、名前がザブトンよりはええやろ。ハツとかやったら、あまりにも昭和やし」
店主「ツラミは塩で食べてくださいね」
コバ「そうそう、2人目の娘が生まれたら、名前はツラミにしようと…」
「もういいです」
毛利「(カメラ目線で)どの肉もおいしい!」
コバ「オマエ、テレビ違うんやから、いちいちカメラ見ながらコメント言わんでええねん!」
「ホルモンも焼けてきましたよ」
コバ「この丸腸の肉汁たるや。マラソンの給水所に置いてあっても不思議じゃないレベルやぞ」
「走れませんって!」
毛利「しかし、お任せはいろんなメニューが食べられるのがいいですよね」
店主「もうすぐ炭火すき焼きが出ますので」
コバ「すき焼き? そんなバカな…」
「オレたち田舎者だと思ってバカにされてるんじゃないですか」
店主「こちらの肉です」
3人「オオッ!!」
コバ「思わず大声出てしまったけど、オレたちが忍者だったら、今全滅してたぞ」
「すぐに笛が鳴って終わりでしたね」
店主「すき焼きの時に1枚目を甘ダレで焼いて食べるアレを、炭火で焼いたのがこのメニューなんです。焼けましたのでどうぞ食べてください」
コバ「これは絶対旨いやろ(と言いつつ、ひと口食べて)オレがもしギャルだったら『ヤバイ』を連発してる旨さやわ」
「いや、今は結構みんな使ってますよ」
毛利「『ヤバイ』って言うたことないんですか?」
コバ「あれはギャル語ちゃうの?」
「ボクが将棋の棋士なら『参りました』って言いますよ」
コバ「将棋は『投了します』って言うんや。オマエ、生半可な知識を放り込むことは、このたまランでは許さんからな」
「すみません!」
コバ「しかし、最後にシメの麺が付いて、このコース3200円というから、これがまた驚きやろ」
「安ッ! ま、マジですか!」
毛利「来れる! オレでも来れる!」
「(メニュー見て)ホンマや、他のメニューもリーズナブルやわ!」
毛利「後輩4人は連れて来れますよ」
コバ「オマエ、4人も一緒にメシ行ける後輩おらんやろ」
毛利「4人ぐらいいますって!」
コバ「いや~やっぱり焼肉はええな。明治時代以降に生まれて良かったとホンマ思うわ」
「最後に焼肉あるある、1つありました。焼肉に次回行く時、次は絶対あのメニュー食べようと思うけど、結局毎回同じもの頼んでしまうとか」

コバ「それは、焼肉あるあるじゃなくて、飲食あるあるや」



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焼肉ホルモン じゃん
住所 大阪市中央区東心斎橋1-15-22 第1KSビル 2F
電話番号   06(6245)1666
営業時間   18:00~翌3:00(LO翌2:30)
定休日   第2、第3月休
席数   25席
駐車場   なし
予約  
予算   4000円~
カード  
客層   常連、音楽関係者、飲食関係者など
BGM   洋楽POPS
主な取り扱いビール   アサヒスーパードライ
アクセス   地下鉄各線『心斎橋駅』『長堀橋駅』下車、徒歩5分
※年末年始の営業は年内は30日(日)まで、年始は1日(火)から。