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1993年に『許されざる者』でアカデミー賞監督賞&作品賞を受賞した
クリント・イーストウッドは、監督作『J・エドガー』で
レオナルド・ディカプリオにオスカーをもたらす!?
『荒野の用心棒』や『ダーティハリー』など、数多くの西部劇やアクション映画に出演し、3年前に公開された『グラン・トリノ』以降は、監督業に専念しているクリント・イーストウッドが、アカデミー賞監督賞と作品賞を受賞した『許されざる者』で、「ぴあ関西版」の表紙を初めて飾ったのは今から19年前の1993年4月6日号のこと。この年は、オードリー・ヘップバーンやリバー・フェニックスなど、現代まで語り継がれるほどの名優が相次いで亡くなる中、スティーブン・スピルバーグ監督による『ジュラシック・パーク』が大ヒットを記録した。そんな、2度のアカデミー監督賞を受賞したスティーブン・スピルバーグと並び、監督賞を2度受賞しているクリント・イーストウッドが、初めて監督賞を受賞したのが、『許されざる者』だった。
1月28日(土)より公開される、そんなクリント・イーストウッドの監督作『J・エドガー』は、レオナルド・ディカプリオを主人公に、アメリカ連邦捜査局(FBI)の初代長官として裏に表に権勢をふるったJ・エドガー・フーバーの生涯を描いた伝記映画。約50年間もの間、FBI長官として君臨し、ケネディやニクソン8人もの大統領が恐れ、今日では当たり前である科学捜査の基礎を確立する一方、同性愛者、女装趣味などスキャンダラスな噂が付きまとったフーバーの実像に迫っていく。弱冠29歳で捜査局長官となり、組織内を改革しFBIを米国内における最高の諜報機関へと成長させるとともに、自らの権力と組織の諜報能力を利用し大統領や政治家らを裏から操るようになるJ・エドガー・フーバーの20代から77歳までを演じたレオナルド・ディカプリオの迫真の演技は注目を集め、ディカプリオ初となるアカデミー賞受賞も期待されているのだが、アカデミー賞常連のクリント・イーストウッドがディカプリオにオスカーをもたらすのか!? まずは、2月27日(月)のアカデミー賞発表前に劇場で自分の目で確かめてほしい。
『J・エドガー』 ●1月28日(土)公開、大阪ステーションシティシネマほか 映画情報はこちら |
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(1月17日更新)