H Jungle with t、globe他、驚異のビッグヒットを連発！　
“小室ブーム”の黄金時代を築いた小室哲哉が、’95年の表紙に登場

　その肩書きは、音楽プロデューサー、作詞家、作曲家、編曲家、キーボーディスト、シンセサイザープログラマー、ミキシングエンジニア、DJと多岐にわたり、そして、その全ての活動を日本の音楽シーンの第一線にて行い、90年代には一大ムーブメントを巻き起こした音楽家、小室哲哉。

　’83年、宇都宮隆、木根尚登と共にTM NETWORK(後のTMN)を結成し、’84年にシングル『金曜日のライオン』でデビュー。時代を先往く先鋭的なサウンドで『Get Wild』『SEVEN DAYS WAR』『Love Train / We love the EARTH』etc数々のヒット曲を生産。並行して行っていた作曲／プロデュース業でもその音楽的才能をいかんなく発揮し、渡辺美里の『My Revolution』をはじめ、中山美穂、松田聖子、小泉今日子、宮沢りえ、観月ありさ、牧瀬里穂、中森明菜などに楽曲を提供。さらには、’93年にtrfを手がけたのをきっかけに一気にブレイク。以後、篠原涼子、安室奈美恵、華原朋美など、プロデュースしたアーティストが次々とミリオンヒットを連発する、驚異の黄金時代を築くこととなる。

　そんな彼が「ぴあ関西版」の表紙を飾った’95年は、まさに“小室ブーム”の真っ只中。ダウンタウン浜田雅功とのユニット、H Jungle with tの『WOW WAR TONIGHT ～時には起こせよムーヴメント』は売上200万枚を突破。マーク・パンサー、KEIKOと共に結成したglobeも、デビューするなり『Feel Like dance』『Joy to the love (globe)』『SWEET PAIN』とビッグヒットが続くなど向かうところ敵なし状態。翌’96年にはプロデュース曲の総売上枚数が1500万枚以上を記録し、高額納税者番付においても全国4位となるなど、隆盛を極めた。

　現在は、昨年デビュー30周年を迎えたTM NETWORKとして、アニバーサリーイヤーの最終章を飾る『TM NETWORK 30th 1984～ QUIT30 HUGE DATA』を、2月7日(土)・8日(日)さいたまスーパーアリーナ、14日(土)・15日(日)ワールド記念ホール(神戸ポートアイランドホール)にて開催。また、1月17日(土)より伝説のライブシーン満載のオリジナルムービー『TM NETWORK THE MOVIE 1984～ 30th ANNIVERSARY』が全国ロードショーされるなど、話題には事欠かない。ライブで、映画で、ぜひ小室哲哉の現在を確かめて欲しい。

 

 

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(2015年1月19日更新)