ホーム > インタビュー&レポート > 「いくつもの季節を超えて、それぞれの暮らしは続いていく」 Riddim Saunter・田中啓史&古川太一 × 土井コマキ(FM802) ――15年ぶりの再会と、未来へ贈る置き土産
土井コマキ(以下土井)「FM802から土井コマキがお届けしておりますミッドナイトガレージです。この時間はついにこの方々とオンラインでつながってしまっております。どうもこんばんはお久しぶりです!」
田中啓史(以下田中)「こんばんは。Riddim Saunterの田中啓史です。」
古川太一(以下古川)「こんばんは古川太一です。よろしくお願いします。」
土井「よろしくお願いします。」
田中「お願いします!」
土井「ついにっていう感じなんですけど...(笑)」
田中「これは一応久しぶりということになりますかね、なりますね。個人的にコマキさんとしゃべるのは全然久々じゃないんですけど、Riddim Saunterとしてよろしくお願いします。」
土井「そして、太一くんもちょっとご無沙汰ですもんね。」
古川「僕なんかめちゃくちゃ久しぶりじゃないですかね。」
土井「KONCOSでもね。ライブ行かせてもらってお話聞いたりとかもありましたけど。」
古川「でもラジオって多分本当に久しぶりですね。ありがとうございます。」
土井「ありがとうございますだけど! もはやこのインタビューをついに始めてしまったら終わるので、もう悲しくなってきてるんですけど(笑)」
田中「なんかいつもの感じとちょっと違いますね。」
土井「いやー何ですかねこれね。まあ改めましてなんですけども! Riddim Saunter、1年間限定で今活動また再開中でして。11月までですよね。」
田中「そうですね、11月の東京がファイナルになります。」
土井「どこから話そうかなっていう感じなんですけど。もしかするとRiddim Saunterが前活動していた頃には知らなくて、「時々MIDNIGHT GARAGEでかかるよな」っていう、『でもこれKeishi Tanakaじゃないのか』みたいな感じだった人もいるかもしれないので。」
田中「結構かけてくれてたんですか?」
土井「なんか季節ごとにかけたくなる曲があったり」
田中「嬉しいですね、やっぱり。」
土井「いつ聴いてもリディムの曲ってやっぱり全然古くなってなくて、すごいですよね。」
田中「ありがとうございます」
土井「まずはですね、じゃあRiddim Saunter、なぜまた急にというか。急にだったのか...?それともいつかやろうみたいな話はあったのか。どういういきさつで(活動することに)?」
田中「いつかやろうみたいな話はなくて全く。聞いたこともないし言ったこともないんですけど。」
土井「なんか言えない感じでしたね。「またやったら?」みたいなことは。」
田中「そうですか?でも結構そうやって言ってくれる人はたくさんいたりとか、イベントに誘ってもらったりとかあったんですけど。僕ら的にはもうRiddim Saunterは、2011年できっぱり終えて今それぞれの活動ということで集中してやってたんですけど。1個きっかけとしてBRAHMANの30周年をお祝いするために、去年の11月に14年ぶりにライブしたって感じになりますね。」
土井「それはTOSHI-LOWさんというかBRAHMANの方から、やってよっていうのがあったってことですか?」
田中「そうですね、ちょっと祝ってくれよって感じで他の人の誘いとはちょっと違くて。Riddim Saunterのためというよりは『俺たちのためにやってくれ』みたいなオファーを。20周年の時も誘ってもらって、その時はちょっと気持ち的に前向きにはなれなかったのでお断りさせてもらったんですけど。で、今回は結構みんな、僕だけじゃなくて5人ともすぐに前向きというか。まず太一と2人で会って、結構長いこと飲みましたね(笑)」
土井「スパッと言い出せる感じだったんですかそれは?お誘いがきて。」
田中「スパッとというか、1人ずつ話そうっていうのはまず思ったかな。実際どう思ってるのか分かんなかったから。あんまりみんながいるとこで流されて決まるような話でもないだろうし...それぞれどう思ってるのかみたいな感じをちょっと聞きたかったんですよね。ずっとRiddim Saunterの話をしてたっていうよりは、いろんな話を近況報告とかしながらその中にリディムの話もあって。タイミングかな、ということで「やる」ってことをまず決めました。」
土井「太一くんは、最初に祝ってって言われてるっていうのを聞いてどうだったんですか?」
古川「祝わないってことはないだろうな、っていうのがその時思ったことですね。僕らは別に、(Riddim Saunterをまた)やるっていうことは全く頭にはなかったんですけど、『祝ってくれ』っていうのを断ることはちょっと違うなっていうのは思ったので。僕らが演奏することでお祝いになるんだったら、『やりましょう!』っていう話になってっていう感じですかね。」
土井「BRAHMANの20周年の時はまだできなかったけど、そこからの10年の間で何か皆さんのステージが変わったのかな?」
古川「基本的にはあんまり変わんないんですけどね。僕の気持ちは変わんないけど、月日は流れていくから、やっぱり思うことも...生活もいろんなことも変わっていくし。そこをずっと、やらないでおくっていうことじゃなくて。お祝いするっていうことはほんと素晴らしいことだなと思って。そっちの気持ちの方が勝ったって感じですか?でも、良いタイミングいただいたんだったら、何か次に繋げることまで考えれるんじゃないのかなっていうのはみんなで話して。で、その1本だけじゃなくて、1年ということになったんですけど。活動するっていう方が自分らっぽいんじゃないのかなと思って。」
土井「みんなじゃあ、割とすんなりやろうみたいな感じに全員なった?」
古川「うん、そうですね。」
田中「説得して進んだとかいう感覚もないですし。僕個人の理由としては、20周年の時はやらない方がというか、それぞれの活動を一生懸命やり始めた時期だったんで、そっちの方が面白いと思ってたんですよ。その方が人生として豊かだろうっていう風に思ってたんですけど。逆に30周年のお祝いの時は、今(Riddim Saunterを)やったら、自分の人生なんか面白いこと起きるかもなとか興味があったというか。そういう感覚の違いがあったからできたっていうのがありますね。」
土井「面白いですね、なんかね。」
田中「どうなるのかな、みたいな。Riddim Saunterがどうっていうのももちろんあるけど。それ以外のところ...それぞれの活動を辞めてるわけじゃないんで、また楽しいことが始まるような感覚もあったし。未知の世界がそっちの方にあったというか。解散した時は、やっぱ解散した後のことが未知なことだったんですごい楽しくやってたんですけど。」
土井「なるほど。」
田中「今はなんか、やることの方がどうなんだろうねっていう、なんかこう...ワクワク感はありますね。」
土井「それを聞くとめっちゃリディムっぽいですよね。」
田中「うん。なんかそういうバンドでしたしね。」
土井「常に何か面白いこと探してるし、ワクワクしたいし、かっこいいものが好きだしみたいなので転がってた感じが。もうそのまんま理由がそこにあったり、先輩にお祝いしてよって言われたらお祝いするしかないじゃないですかっていう、その縦のライン的な感じとかもすごいリディム界隈の感じがすごいするし。」
田中「そうですね。」
土井「なんかいいきっかけになったんですね。実際動き始めて、まずはライブから始まって、曲も作ってレコーディングもしてってことだったんですけど。ライブどうだったんですか?今もうだいぶ数やってきたと思うんですけど。」
田中「そうですね。半分ぐらいは終わっていて、まあ楽しいです!まず。」
土井「それは良かった(笑)」
田中「楽しいっていうのは、単純にライブが楽しいっていうこともあるけど、やっぱその中に新しい曲があって、なんかそういう...さっき太一も言いかけてたけど、1本じゃなくてツアーをやろう、1年にしよう、新曲を作ろう、って順番に決まっていったことを出来てるわけですよ今、1つずつクリアして。で、ツアーが始まって、多分それが楽しいことの理由になってるから。そのことがすごく意味のあることだなとは思ってますね。」
土井「確かに、新曲がちゃんとあるっていうのがすごくいいなと思いました。」
田中「全然違いましたね多分。(新曲が)なかったら。」
土井「懐かしむのはリディムっぽくないなって思うので。」
田中「始まるときまでは、それぐらいの感じで足を運んでもらって1曲目2曲目はそれでいいと思うんですけど。やっぱり1時間とか2時間のライブを見たときに持って帰ってもらうのは、何かちょっと違う感覚の方がいいなというのはあるかな。どうですか太一さん。」
土井「リディムでライブをまたやってみて。」
古川「どうですかね?けど僕は基本的にライブはずっと、楽しい・楽しくないでいうと、どっちかというと辛い方がずっとあるんで。」
土井「ええええ?!(笑)」
古川「リディムだけじゃなくても、常にやっぱりあんまりライブをやっててそんな楽しくないというか。」
土井「本当に!?昔から?」
古川「昔の方がもっと適当だったかな。今やるとなると、やっぱり。昔よりも向き合えてるんじゃないですかね。だから1本1本に対してのプレッシャーとかやらなきゃダメなことが...前はずっと続いてたからなんとなくで大丈夫かなっていう甘えもあったけど、今やりだすと、基本的に1本に1本(しかない)じゃないですか。だから集中してないとすぐに置いていかれるというか...ライブが始まると。集中してバッといって、終わって楽しいというか...なんていうんですかね(笑)昔よりも無駄にできないなって思うのはあるかなって思いますね1本1本が。大人になったのかわかんないですけどね(笑)ちゃんと昔よりも真剣に向き合えてる感じはしてますけどね。」
田中「あとリディムのことだけになっちゃうけど、1年限定ということによってそういう集中力みたいなものが確実に上がってると思うから、次がないというか。僕らの中では30本ぐらいライブはあるけど、その街の人にしてみたらやっぱ1本だから。そういうプレッシャーみたいなものはみんな感じながらやってる。」
古川「そうだね、みんなが楽しく演奏できるためにやりたいなと思って。だから自分がそこに行くと、自分まではワー!キャー!じゃない方が良くて、僕の場合はマインド的にも。だから1本1本超えていかなきゃダメだなって、曲作りもそうでしたけど。リディムに関しては結構思うところがあったんで。毎回なんとなく昔より向き合えるようになったから良いですけどね、僕的には。別にこれが楽しくないっていうことでは(笑)」
土井「『楽しくない』っていう言葉が、なんかまたちょっと強いけど、そういうことじゃなくて(笑)」
古川「そうそうそうそうそう!すごくいい風にできているというか、集中してます。」
土井「ほかの皆さんはどんな感じですか?2人から見てて。」
田中「どうですかね、そういう意味ではみんなも辛いのかな(笑)わかんないけど(笑)」
古川「いやー、なんか気を抜くと持ってかれそうで僕の場合は。ドラムって一番バンドとしても後ろにいるし、僕が適当になると全部が崩れ落ちると思ってる感じはしますね。」
田中「もしかしたらこれは想像の話だけど、太一はKONCOSとかやることによって、自分がフロントマンになって思うドラマーに対する思いとか、自分がやってることもあって、15年前と変わっていってる部分もあるかもしれないですね今。僕とかは同じことをやってるからあれだけど、太一とか例えば寛(佐藤 寛)とかも、自分がメインボーカルとしてやってる活動があって今ソロも出そうとしてるけど。そういう状態にあるときにリディムをやることで、何か今までと違う思いとか感覚、ライブに対する思いはあるかもしれないですね、たしかに。」
古川「なんかね、昔を更新したいじゃないですか。自分越えというか。やっぱスケートボードを始めてから、全部自分越えだから。スケートボードも毎日行くのは楽しくはないんですよ、辛くて(笑)なんか転んだりするし。けど一発何か納得できるためにやってるみたいな。そのひとつひとつが全部ライブと同じだから。その辛いを超えたところの、音楽の素晴らしい地点に向かいたいからそこに集中する、みたいなのは昔になかった感覚だから、昔より絶対いいと思いますよ。」
土井「なんかちょっとアスリートみたいですね。」
古川「あぁ、そうなんですかね、どうなんだろう(笑)結構スケートボードを始めたマインドっていうのは大きくて。いろんなことの見え方が変わったから、1個1個自分に向き合ってもっといい風にしていきたいなと今は思いますね、昔よりも。」
土井「なんかすごい大人になったって感じですね、全員(笑)」
田中「はは(笑)」
古川「全然ダメダメなんですけどね(笑)終わった後はみんなでちゃんと乾杯できるために。納得いかないと乾杯できないじゃないですか、自分的にね。せっかくリディムをこうやってみんなで残してるから、やっぱり昔より良く...そうやってみんなにリディムのことを言ってもらえる中で、もっといいもの残したいな、みたいな気持ちです。」
土井「全員で最初スタジオとかで音を合わすわけでしょ?すぐリディムでした?感触っていうか。」
田中「あー、まあリディムはリディムでしたけど、やっぱ14年ぶりの感じもありつつ。昔の曲は全然忘れてんなーって感覚もあったし。やっぱりブランクももちろん感じたけど、バンド組み始めの何かキャッキャしてる感じはやっぱりありつつ。それを何回かやってるうちに、年相応の空気になっていきました(笑)。なんなら月日的には僕らも20年以上経ってるんですよ、やってないですけど。なのでそんなキャッキャもしてないですよ、今は(笑)」
土井「(笑)」
田中「そんなキャッキャしてられないですけど、やっぱ初回初めて久しぶりに入った時とかは、なんか「うわー!全然できねー!」とか言いながら、キャッキャしてるなって自分でも思ったかな。」
土井「いやー、なんか更新してるリディムもね。新曲たちがどの曲も聴けば聴くほどに。1年限定で動いて、そのあとは多分私たちみんなまた寂しくなっちゃうと思うんですけど。本人たちはどうか知らないですけどね、しんどいから解放されて楽になるかもしれないけど(笑)私たちはもう、また終わっちゃったっていうので、すごいまた寂しくなると思うんですけど。そこで聴くとちょっとあったかい気持ちになれたりするような、人生をここからまた動かせていけそうな...置き土産になりそうな、っていうかな...そういう曲たちばっかりで。」
古川「そうですか!」
土井「そういう感じって昔のリディムにはやっぱなかったと思うので。暮らしに寄り添うじゃないけど、人生に寄り添うみたいな感じが今回すごくして。」
田中「そういう感覚が多分みんなの中にあって、曲作りとか歌詞とか反映されてる気がするし。あと、ちょっとこれはすごいイメージの話なんですけど、EPで終わるから。そういう意味でもなんかこう...その先がRiddim Saunterではないけど、また続いていくような感覚がちょっとあって。アルバム出して完結して終わりっていうよりは、この7曲入りのEPを持って、またそれぞれの音楽人生に繋がっていくみたいなイメージはありますね。」
土井「うんうんうん。全員1曲ずつ芯を取ってるというか、軸になっている曲があって。」
田中「そうなんです。最初はそこまでのイメージはなくて、そんなに曲がポンポンできるっていう始まりではなかったんで。でも、尽未来祭(BRAHMAN主催イベント)で新曲あったらいいんじゃないかっていう話になり、1曲とにかく作ってみようっていうところで太一が着手して、それを結構早い段階でスタジオに持ってきて。完成した「Seasons of Love」と違うものもあったりもしたんですけど。」
土井「へー!」
田中「それが去年の春ぐらいになんか見えてきたって感じですね、タイム感的には。その後に、もうちょっとやるかってことで、やるならメンバー1人1曲っていうアイディア・コンセプトにつながっていくみたいな。」
土井「どんな感じなんですかね?やっぱりリディムでやるっていうことは、啓史君が歌うっていう前提とか、リディムで今やるならどういう曲、どういう歌詞、とかみんな考えたって感じですよね?」
田中「僕が作った「Makin' A Life」に関して言えば、歌詞とかはそんなに変わらないですけど普段の作業と。ただ音楽としては、やっぱソロって、言ったら何でも良いわけじゃないですか。編成とか楽器の数とか、今回はこの人をサポートしてもらおうとかどんどん増やせるし。それがソロの良いとこでもあると思うけど、やっぱバンドってなるとその5人の顔をイメージできた方がいいなとか思うから。まずはその5人でどうライブでやれるかみたいなところ。もちろんそれ以上の音も入ってるんだけど、ライブを意識して、5人でやるならどういう曲がいいかっていうのは僕だけじゃなくてみんなそれぞれ考えてたと思いますね。自分だけのデモをつくる段階で。」
土井「「Seasons of Love」は太一くんの作詞作曲ですけど、リードとして本当に何かこう...リディムがまた始まるんだなーっていうのが、みんなに届いた1曲だったんですけど。」
古川「ありがとうございます!そうですね。リディムの今まで作ってきた「FRESH」だったり「Dear Joyce」「Sweet & Still」だったり、僕が好きな部分を今にアップデートして続きを作りたい、って話だったんですけど最初は。タカヒロさん(Niw Records)のアイディアで新曲作らないかって言って、作ろうと思って始まったんですけど、やっぱり止まってるからストーリーがなくて。昔のリディムに、自分たちの曲に寄せて作るのも違うし。すごいもう...楽譜も40枚、50枚、100枚ぐらいになったかもしれなくて。毎日、朝公園に行って練習した後にメモったりとかしながら。だからそれこそさっき土井さん言ったような、自分たちの生活みたいなことをそのまま映すことしかできないよなと思って。なんて言うんですかね...再会の喜びとか、あとは子供が生まれた喜びとか。あと僕ちょうど多分その春の頃って言ったら僕の子供が入院したりとかしてて、退院したときの喜びみたいな。いろんな喜びが春にあったから、初めて曲作りでスタジオ入るときに、息子と一緒にピアノに向かってみよっかみたいな。そこで出てきたことをどんどんメモしていくみたいな感じで。日々の生活の延長線上をサンプリングしてできたようなことを、なんとなくリディムがやってきたことに合わせながら。これも結構、自分越えみたいなのを使命に去年頑張ったんですけど、残せてよかったなと思って。リディムが動かないと残せなかった曲だと思うんで、自分はずっといろいろピアノに向かって作ってるけど、そういう心のその時のいろんな喜びというか、そのまま反映できたからよかったなあと思って。みんなに感謝してますね。それが軸になって、みんなの曲ができてっていう感じで広がってたんで。」
土井「みんなそれぞれリディムへのラブソングみたいな感じもするし。」
古川「たしかにたしかに。」
土井「いい曲ばっかりが集まりましたね。」
古川「残せてよかったですね(笑)」
土井「寛くんの「Lights」は本当にずるいですよね。」
田中・古川「(笑)」
土井「なんだろう、もう泣かせにかかってるみたいな(笑)」
田中「伝えときます!」
土井「まだ聴いていないという方もし万が一いらしたら、啓史くんのソロともKONCOSとももちろん違う新しい感じに。初めて聴く人いたら良いんじゃないかなと思うので、楽しんで欲しいですね。」
田中「よろしくおねがいします。」
古川「嬉しいですね。」
土井「EP『Seasons of Love』ぜひ!そしてですね、全国ツアー9月から後半戦でして、大阪は11/14土曜日梅田シャングリラなんですが、チケットはもちろんソールドアウトしております。」
田中「ありがとうございます。」
土井「ということで大阪にはFLAKE RECORDSの20周年記念のイベントがございます、ラッキー!」
田中「僕ら解散して長いので、どれぐらい待っていてくれているのか分からず。でもシャングリラでやりたいなっていうことで決めたんですけど、結構早く売り切れてありがたい反面、申し訳ないなとも思っていて。そういうところにFLAKE RECORDSの20周年のまたお祝いの話をいただけて、大阪の人に見てもらうチャンスができたということで。そういう意味でもありがたいし、野外だし何か特別な感じになるんじゃないかなと思いますけどね。」
土井「さっきの縦の人間関係の話じゃないですけど、ツアーで各地のライブハウスとかをまわっていて、どこもここもみんな『おかえりリディム』っていう。『またいってらっしゃい』っていう雰囲気がSNSからすごい迸っていて。ゆかりのあるところをちゃんと1年で周ろうとしているのがすごく良いなと思って。意味のないライブなんかないけど、より1年だからこその意味深さがあるものばかりが決まっているなと思い。そこにFLAKE RECORDSの20周年が入っているというのもやっぱり関西人としてはすごくうれしくて。」
田中「よかったです。」
土井「20周年なんですけど、FLAKE RECORDS。」
田中「ね、すごいですよね。」
土井「もうずーっとですよね?」
田中「もう最初の出会いとかもう忘れちゃったっすけど。でも20年くらいになるってことですね。太一とか覚えてる?ダワ(和田)さんとの出会いとか。」
古川「シフト(SYFT RECORDS)の時とかじゃないかな?triangle(三角公園の向かいに位置するライブ会場)のときに和田さんにもう会ってない?たぶん会ってると思うけど。」
田中「2003年とか...。20年は超えてるってことですよね。」
土井「triangleってNiw! Recordsの立ち上げの時のやつってことですよね。」
田中「それコマキさんいたっすか?」
土井「もちろん!めっちゃ覚えてる。私コンピ(アルバム)持ってるから。」
田中「そうですか。ラジオ業界で、Riddim Saunterをいち早く良いと言ってくれたのは土井コマキさんですよ。それは間違いない。」
土井「ありがとうございます(笑)」
田中「ありがとうございます、本当に。こちらこそ。」
土井「私はいいんですよ、今日はね(笑)ありがたいんですけど。ありがとうございます(笑)」
古川「ミッドナイトガレージはいろんな思い出がありすぎて。FLAKE RECORDSとかでみんなで遊んだあとに、そのまま和田さんとかと打ち上げの後にスタジオいったりとか(笑)」
田中「この前その話になって。たぶん夜中生放送だから...」
土井「呼ばれてないのに来たんでしょ!?」
古川「そう(笑)」
田中「AM1時2時くらいに。」
古川「めちゃくちゃですよね(笑)」
田中「よく入れましたね俺たち(笑)」
土井「ミッドナイトガレージもどうかしてるんですよね。」
古川「セキュリティー(笑)」
土井「当時だから!今はもう夜入るのに届け出が事前に必要なので(笑)」
田中「いや、普通そうですよね(笑)」
古川「ひどいっすよね(笑)」
田中「なんか入れちゃったんですよね(笑)」
古川「何回かそういう思い出ありますけどね。」
土井「なんかそういうものだと私たちも思ってるんですよね、Riddim SaunterとかFLAKE RECORDSの周りの人(笑)FLAKE RECORDSのここが好きっていうの教えて欲しいです!」
古川「けど和田さんがいなかったらリディム、3rd無いですからね。」
田中「あーそうですね、たしかに。レコード屋としても、もちろん日本に必要だと思うけど、やっぱ海外のバンドを呼んでるというのが凄い、僕らも当時から、今もそうですけど。『一緒にやったら面白いと思うんやけど』って知らないバンドを教えてくれたりとかもしてたし。『このバンド好きだよね、一緒にやったらどう?』みたいなのもあったし。その中にノルウェーのバンドとかがいて、仲良くなってUKツアーを別で行くタイミングでノルウェーのベルゲンっていう町でレコーディングをする、っていうのが3rdアルバムのストーリーになってます。だからたしかにダワさんにはね、そういう意味でも感謝してますね。」
土井「20周年をお祝いしないとだめですね、盛大にね。FLAKEらしいラインナップがでてるんですけども。9月12日(土)・13日(日)の2日間、大阪城音楽堂で開催でして。12日の土曜日がAge factory、Elephant Gym、LOSTAGE、マスドレ(MASS OF THE FERMENTING DREGS)、MONONOAWAREと。13日の日曜日がアジカン(ASIAN KUNG-FU GENERATION)、group inou、んoon、Riddim SaunterにTempalayという感じなんですけど。12日もきます?リディム。遊びに。」
田中「行きたかったんですけど、それこそLOSTAGEもでるから。僕らライブなんですよ東京で。だから発表前にばれてましたね、僕らの出る日にちが(笑)」
土井「日にちがね!そっか~~!」
田中「当然だけどダワさんだなっていうメンツですよね。」
土井「ほんっとに。なんか見るの楽しみなアーティストとか、12日は来れないけど、もし来れるなら見たかったとことか、当日楽しみなこととかありますか?」
田中「そうだな...バンドはもちろん見たいし見ますけど。それ以外のダワさんとの関係性みたいなものが見えてくると思うから、それぞれのバンドの。僕らが知らないこともあるだろうし、そういうのも透けて見えてくるようなところを。イベントのいいところってそういうところだと思うので、個人的には楽しみにしてますけど。」
土井「ダワさんと各アーティストの。」
田中「どんな関係なのかなとか。」
土井「それは見えるでしょうね、これね。太一くん楽しみなことありますか?」
古川「僕久しぶりの大阪なんで、和田さんレコード出店してくれないかなと思って(笑)レコード屋さん行けてないから、レコード掘りたいですね(笑)」
土井「なるほどね笑」
古川「普通に全然行けてないから。」
田中「あるのかな?」
土井「出店あるでしょう!」
古川「あるよね?"20年のインディーをまとめた!"みたいなFLAKE RECORDSコーナーみたいなのあったらすごい良いなとちょっと思ってたんですけど、無いかな?(笑)」
田中「これきっかけで出来るかもしんないよね(笑)」
土井「ねえ!」
古川「ちょっと和田さんに言って。」
土井「でもFLAKEのイベントなのに出店しないとかあるんかな?」
田中「ダワさん自体は余裕はなさそうですけどね(笑)」
土井「ないだろうね(笑)誰かが店番すればいいからさ別に(笑)」
古川「僕らが活動していた2000年代の7インチ特集とか。今またすごい掘りたいなと思ってて(笑)」
土井「見ながらあーだこーだしゃべるみたいなね。」
古川「で、それで『あ、今inouやってんじゃん!』みたいなの面白そうじゃないですか。ねえ(笑)」
田中「今ラジオを聞いてくれてるスタッフさんから、『ダワさんに言っときます』っていうコメントが入ってましたよ(笑)」
土井「ね。やったほうがいいよね、でも!だってさ、レコ屋がやってるイベントなんやからさ。」
古川「僕バイトしますよ、物販で。店員さんやるんで(笑)」
土井「だって!ダワさん!!!(笑)」
古川「使ってください!それくらいお祝いしたいですね。お祝いのバイト(笑)」
土井「Riddim Saunterのライブはどんな感じになりますかこの日は。」
田中「あー。どうでしょうね。」
土井「ツアーとはまた違うと思うんですけど。」
田中「さっきのシャングリラの話もそうかもしれないけど、その日しか見れない人がやっぱいるから。その日が15年ぶりのRiddim Saunterとか。そういう人たちも意識して、野外だしFLAKEだしっていうことで、変わったセットリストとかやるのがどうなんだろうとはちょっと思ったりもするので。今この1年で育ててきている今年のRiddim Saunterをしっかり見せるっていうのが思ってることではありますね。」
土井「それはもちろんですよね。ツアーにチケット取れなかった人もいると思うんで。」
田中「急に人気ない曲ばっか並べても(笑)」
土井「ふふ(笑)ダワさんが好きっていったからみたいな」
田中「ダワさんがこれ好きって言ったからって、そういうことでもない気がするんで(笑)」
土井「ね。おじさんだけ喜んでも仕方ないんで(笑)」
田中「それこそコマキさんはその日はじめてみるんじゃないですか?」
土井「そう。もしかしたら本当にもうこれが最初で最後になるかもみたいな感じですね。」
田中「ね。そういう時にね。」
古川「それ聞くと、また...もう集中しないとな(笑)」
田中「ははははは(笑)」
古川「本当に。」
田中「苦しくなっちゃう。」
古川「日々苦しいっすほんと(笑)」
土井「苦しまないでほしい(笑)」
古川「その先にコマキさんと和田さんがいるんだったら大丈夫です(笑)」
田中「ははは(笑)」
土井「大丈夫です...」
古川「乗り越えます!」
土井「分かった!もう行かへん!行かへんから私!!行かんと配信だけ見ることにする!(笑)リキッドルームが配信があるんでしょ?」
田中「そうです!大事なこと。東京も2DAYSチケットが売り切れてるんですけど、配信があるので全国全世界で見られますのでぜひチェックして。その配信のチケットには、その当日のライブがLP版として後日出るんですけど、LP付チケットっていうのも用意してるんで。」
土井「そうなんだ、めっちゃいいやん。」
田中「ぜひそっちのほうもチェックして、よろしくお願いします。」
土井「ね。私もうじゃあ、リキッドルームの配信だけで楽しむことに(笑)」
田中「いやいやいや。決めなくて良いですよ別にそんな。太一の苦しみを処理するために。(ライブを)見てほしいですよどっちかって言うと(笑)」
古川「そうですよ(笑)」
土井「いやでも本当に野外で大阪であるっていうのは、関西の我々は特権というか、ダワさんにありがとうという感じなのでね。FLAKEの20周年をお祝いするとともに、ぜひリディム、生で体験してほしいなと思います。」
田中「はい、おねがいします。」

土井「9月12日(土)・13日(日)、大阪城音楽堂でFLAKEの周年あります!リディムは2日目、13(日)に登場です。ということで今日たっぷりお話を聞かせていただいてありがとうございました!私はとにかくもう終わるんだと思って、まだ見てないのに終わりを感じて悲しくなってるんですけども。」
田中「いやいやいやいや(笑)でもね、やっぱ15年前の終わりの感じとは違うことになると思うし。もうね、悲しい感じはあの時やったし同じことやってもおもしろくないんで。感覚的には違うし、その辺をライブ観て感じてもらえるかなと思ったりしてるんですよね、実は。それぞれの今の活動のライブを楽しむためにも、Riddim Saunterを今年見といてもらうっていうのは大事かなというか、そう希望しております。」
土井「それを経てリディム全員間違いなく何か変わりますもんね、きっとね。この1年を経たらね。」
田中「そんな特別な大げさなことじゃないと思うけど。音楽以外のところもそうだし、暮らしは続いていくわけですから。そんな悲しいことは無いと思いますよ。」
土井「じゃあ観に行きます。」
田中「ぜひ、必ず来てください。」
古川「おねがいします。」
土井「はい、Riddim Saunterとしてはもうインタビューがこれは最後に......」
田中「最後最後って(笑)」
土井「なるのかなと思うんですけど!でも、それぞれの今後の活動の中でまた802に来てもらえたらいいなと思うんで。」
田中「呼ばれてなくても、行きますんで(笑)」
古川「行けますからね(笑)」
土井「入れないんで。呼ばれてないと。守衛さんのところで跳ね返されると思うんで(笑)」
田中「じゃあ呼んでください、引き続き(笑)」
土井「ぜひ、よろしくお願いします。まずはね、Riddim Saunterのライブ、楽しみにしてるんでよろしくお願いします!ということでミッドナイトガレージ、この時間はゲストRiddim Saunterから、啓史くんと太一くんをお迎えしました!」
田中・古川「ありがとうございました!」
(2026年9月 7日更新)
発売&配信中
CD
NIW167/3300円(税込)
[Track List]
01. Intro
02. Seasons of Love
03. Makin' A Life
04. Theme from Kite
05. Here and There
06. Lights
07. Outro
購入&配信リンクはこちら
Riddim Saunter(リディムサウンター)…2000年代を中心にインディーズシーンの中で独特の世界観を築いた5人組バンド。2011年9月に解散。2025年 11月 BRAHMAN 30th Anniversary「尽未来祭 2025」にて再集結し、2026年の活動を発表。14年振りのライブで演奏された新曲「Seasons of Love」を体現する形で、季節を巡りながら、メンバーそれぞれが描く感情を作品として刻んでいく。夏には、FUJI ROCK FESTIVAL'26や、RISING SUN ROCK FESTIVAL 2026 in EZOなど大型フェスにも出演し、11/22.23 LIQUID ROOM -TOUR FINALにて活動を終える。
▼9月12日(土)・13日(日) 14:00
大阪城音楽堂
1DAY 一般-7500円(整理番号付、ドリンク代別途要) 1DAY
小中学生-1500円(当日要身分証、整理番号付、ドリンク代別途要)
[12日(土)出演]
Age Factory/Elephant Gym/LOSTAGE/MASS OF THE FERMENTING DREGS/MONO NO AWARE
[13日(日)出演]
ASIAN KUNG-FU GENERATION/group_inou/Riddim Saunter/Tempalay/んoon
[FOOD]
THE MUSEN IN SHOCK/新世界もつ鍋屋 西心斎橋店
[SHOP]
FLAKE SUPPLY
※小学生以上は有料。小学生未満は入場無料。
※小学生のみでの入場はできません。
※入場口にて年齢確認を実施する可能性がございますので、年齢のわかる身分証明書を必ずご持参ください。
※雨天決行/荒天中止。
※出演者の変更・キャンセルによる払戻しはいたしません。
※会場内での傘/日傘の使用禁止。
※パラソル/テント類の持ち込み禁止。
※イベント専用駐車場はございませんので、公共交通機関をご利用下さい。
※客席を含む会場内の映像・写真が公開される場合があります。予めご了承ください。
[問]GREENS■06-6882-1224
【東京公演】※SOLD OUT
▼9月12日(土) 新代田FEVER
【新潟公演】※SOLD OUT
▼10月3日(土) GOLDEN PIGS RED STAGE
【北海道公演】※SOLD OUT
▼10月11日(日) BESSIE HALL
【北海道公演】※SOLD OUT
▼10月12日(月) 帯広Studio Rest
【岩手公演】※SOLD OUT
▼10月31日(土) 盛岡Club Change
【宮城公演】※SOLD OUT
▼11月1日(日) 仙台MACANA
【福岡公演】
▼11月7日(土) BEAT STATION
【大阪公演】※SOLD OUT
▼11月14日(土) 梅田Shangri-La
【愛知公演】※SOLD OUT
▼11月15日(日) 名古屋CLUB QUATTRO
【東京公演】※SOLD OUT
▼11月22日(日)・23日(月) LIQUIDROOM
Elephant Gym・KT Chang×MASS OF THE FERMENTING DREGS・宮本菜津子
https://kansai.pia.co.jp/interview/music/2026-08/elephantgym-motfd.html
ASIAN KUNG-FU GENERATION 後藤正文×FLAKE RECORDS 和田貴博(DAWA)
https://kansai.pia.co.jp/interview/music/2026-08/akfg-flake.html
Niw! Records X
https://x.com/NiwRecords
Niw! Records Instagram
https://www.instagram.com/niwrecords/
FM802 MIDNIGHT GARAGE X
https://x.com/FM802_MG