ホーム > インタビュー&レポート > 「自分たちが出した答えをファンのみんなに信じてもらうために」 ドラマストアからの“ごめんね”と“ありがとう” 長谷川海(vo&g)と松本和也(ds)が解散、『LAST DAY(S) LAST』 1/29(日)なんばHatchでのラストライブに向けて語るインタビュー
見えへんところでこんなにも愛されてきたんやなと
――2ndアルバム『LAST DAY(S) LAST』のリリース直前に解散発表って、どんなムードのインタビューになるねんと。よくある解散の理由=音楽性の違い。そんな話はもうええと。そんなわけないと(笑)。
長谷川(vo&g)「いやいやいや、やめなさい(笑)」
松本(ds)「奥さん(=筆者)は全部知ってるから好きなように書いて(笑)」
(一同爆笑)
――アルバムをリリースして、ツアー前に"実はこれが最後のツアーになります"と言うことはあっても、解散を明言してからリリースするのはなかなか珍しいなと思いましたけど。
松本「これはもう完全に僕のわがままですね。初回盤と通常盤、両方買ってほしいみたいな施策をしておいて、買ってもらったら後出しで発表するみたいなことはイヤやなと。だから早く言いたかった。まぁでもね、ホンマに急に決まったのはあったから、海くんがインスタライブもして...そういう場は僕らの口から発進できるので、誤解というか先走った考えを払拭していけたらなと思ったんですけど」
長谷川「本当に具体的に解散が決まったのが7月の頭やったもんね」
――解散の最終決定は最近にしろ、コロナも含めてその兆しはいろいろあったと思うけど。
長谷川「この1年、メンバーの誰かが"しんどいな"ってなったら、"どうしたん?"って引き止めて、その引き止めた誰かがしんどくなったら、また誰かが引き止めた。でも、最終的に和也くんが"しんどいな"ってなったとき、"分かるわ〜"ってなってしまった。だから、何かがスパッと断ち切れてバンドが瓦解したとかじゃなくて、ホンマにゆっくりと溢れてこぼれてしまったというか...」
――メンバーそれぞれがくじけそうになって、励ましての繰り返しだったのが、共感してしまった。
松本「僕もいまだに自分から切り出したことに、現実味が湧いてないですもん。なぜなら、僕ほど頑張ってるバンドマンはいないと思ってたので。それだけ超えちゃったんやなって」
――ある種、ドラマストアを一番愛して、ドラマストアで夢をかなえようとしていた人が。
松本「ビックリしますよね? だから、ラストライブをやってもまだ実感は湧かへんねやろうなぁと思って」
長谷川「僕と和也くんの2人が東京に拠点を移したとき、"こういう生き方もあるんだ"という開放感でベクトルがものすごく広がってワクワクしてきたのも、もしかしたら一つの要因かもしれないし。今は自分たちが出した答えをファンのみんなに信じてもらうために頑張らなあかんなとは思ってますね」
――そして解散を発表後、皮肉にもTwitterでトレンドになるという。
松本「逆にこれでトレンドにも話題にもならなかったら、それはそれでファンの方も寂しいと思うんですよ。どっちを取ってもという話ではあるんですけど、それで知ってくれる人が、音楽が届く人が増えるのはいいことかなと」
長谷川「そういう考え方になろうと思った今(笑)。僕はやっぱり、初の万ファボ・約6000RTがこのお知らせかと最初は思ってしまって...でも同時に、見えへんところでこんなにも愛されてきたんやなという愛も本当に感じたから。ファンの方々が、"私がもっと声を上げてたら"とか、"何であのときライブに行くのをやめたんやろう"とか、一緒に悩んで、一緒に売れようとしてくれていたうれしさと、"ごめんね! そういうつもりで言ったんじゃないのよ"という気持ちと...。来年の1月までは、この"ごめんね"と"ありがとう"のどっちが先かを考えながらの活動になってくんやろうなって、むちゃくちゃ思いながら動いてますね」
実体験がしっかり形になった曲は、やっぱり手応えがありました
――でも結果、『LAST DAY(S) LAST』は海くんがやりたいことをやれたというか、今までで一番"自分が出た"アルバムになったと。それは海くんの"リアル"が今までで一番見え隠れするから響くのもあるのかなと。
長谷川「かもしれないですね。僕はテレビ番組の『プレバト!!』が大好きなんですけど、夏井いつき先生が"実体験に勝るものはない"とずっと言ってるんですよ。でも、妄想も自分が考えてること=実体験でもあるし、そこはハッキリさせずに"これホンマなん? うそなん?"みたいな良さがあると今までは思ってたんですけど、コロナ禍の実体験がしっかり形になった曲は、やっぱり手応えがありましたね。その上で盛るところは盛ろうとか、この曲はいっそフィクションに振り切ろうとかいう判断を、今回はいいあんばいで混ぜられた。そういう意味でも、『LAST DAY(S) LAST』は集大成になったかなと思いました」
――そう考えると、今までは喜々としてやってきたMVありきでギミック満載の『ピクトグラム』(M-3)とかは、これまでのドラマストアなら鉄板やけど、今の海くんだとちょっとモードが違う曲かもしれないですね。
長谷川「そう、僕はこの曲が一番大変でした。こういう分かりやすい曲=事細かく描かなあかんし、曲調としては流行りですけど、いざ物語として見ると実は空虚で。だからこそ、そこをMVで昇華しようと思って、現場に立ち会いながらあーだこーだ言うまでが面白かったですけど」
――個人的には、この曲に潜むシニカルさがいいなと。今までのこういう路線の曲の中でも割といじわるというか、ポップソングという大衆向けのフォーマットに黒い衝動を忍ばせる醍醐味があって。
松本「これが長谷川流奥義(笑)」
長谷川「フルアルバムやからこそ書ける幅が広がったとも思うんですよ。『アリストテレスは斯く語りき』(M-6)とかも、ミニアルバムとかシングルじゃ絶対に出せない内容だし」
――既存のデモからではなく、今作のために新たに書き下ろした曲はある?
松本「『無色透明』(M-1)だけがセッションして狙って書き下ろした新曲ですね。他の曲は曲順も並べ終えて、"このアルバムの始まりにふさわしい曲が欲しいよね"となって、"じゃあこういうキーで、疾走感があって..."みたいな、いつものやつです(笑)。ドラマストア初のタオルを回せるビート感もあって、いい立ち位置の曲になったかなと」
――とは言えこれが、和也がレコーディングで一番苦労した曲とも。
松本「既存の曲で系統が似てる『世界はまだ僕を知らない』('19)もあったり、2番以降はドラムでやりたいことが決まってたから、基本のビートはどうしようかと逆算で作っていった感じで。でも、『世界はまだ僕を知らない』の雰囲気を避けるとなると、叩く音がなかったんですよ(笑)。だから1番は我慢して、間奏から盛り上がるようにして」
――無色透明でいるより、いろんな出会いも痛みも抱えて、"汚れたままがいい"と最後に言えたのが、ドラマストアの8年間がくれた強さな感じがします。そりゃね、解散発表を受けて歌詞を見ると、どれも意味深に感じますよ(笑)。
松本「アハハハハ!(笑) いや、これはもうホンマに仕方がないと思う」
長谷川「でも、俺が書くドラマチックな曲ってだいたいそうやん? 山あり谷ありの曲の方が書いてて楽しいもん」
――『ダ・ヴィンチ・ブルー』(M-2)とかも、あの頃は"楽しい"かそうじゃないかで動いてたじゃないか(今は違うけど...)、みたいにも感じるし(笑)。
長谷川「アハハ!(笑) それが"君を主人公にする音楽"、ドラマストアの真骨頂でもあるんですけど、夏井先生の言葉を借りるなら、"解散"という季語が強過ぎて、他の句と釣り合ってないのよ(笑)」
――ただ、実際の『ダ・ヴィンチ・ブルー』は、海くんのご両親が60歳を過ぎても新しいことを始めようとするのを見たのが制作のきっかけになったと。
長谷川「そうなんですよ。インスタライブをしたときも、"俺はあったら使っちゃうタイプやから、こんな歳になってもまだまだスネをかじるような息子やけど頑張らな"みたいな話になったんです。そうしたらおとんが、"インスタライブやってたな。真摯に向き合うってそういうことやと思うし、むしろ俺はこれからのお前の方が楽しみや。お前にかじられてなくなるようなヤワなスネしてへんから"とか言ってきて。それでもう号泣ですよね」
――ファンだけじゃなく、家族、スタッフ、バンド仲間...みんなにドラマストアが愛されてきたというか、そうやって支えてくれてた人がいたんだなと改めて思うね。
松本「僕、バンド友達ってそんなにおらんと思ってたんですよ。でも、いろんなバンドマンがドラマストアの名前は出さなくとも解散について発信してくれたり...それはむちゃくちゃありがたかったなぁと思って」
長谷川「『夕立の唄』(M-8)に2つ返事でバイオリンで参加してくれた、BIGMAMAの東出真緒(vl&key, cho)さんとは飲みに行かせてもらう仲だったんですけど、金井政人(vo&g)さんからも"いや、大丈夫かなと思って。またメシ行こう"みたいな連絡をいただいたりして...」
松本「海くんの上京してからの人脈の広がりがエグいんですよ。大阪の5年分ぐらいのつながりを作っていて...」
~海くんが最近仲良くなった人たちの話~
――これはガーシーチャンネルで海くんを見られる日も近いな(笑)。
(一同爆笑)
居場所に入れてもらうことの幸せって、こんなにデカかったのかと
――『LAST DAY(S) LAST』を聴いて改めて思ったのは、今までやってきたことの底上げがきっちりできていて、構築された"わびさび"というか質が高い。中盤の『桜の咲かない春』(M-5)、『アリストテレスは斯く語りき』、『花風』(M-7)辺りのピアノが前に出るアレンジも美しいし。
長谷川「チームが用意してくれた今回のレコーディング環境がすごく楽しかったのがあって、特に和也くんなんかは生き生きしまくってましたね」
松本「セカイイチの(吉澤)響(ds)さんにドラムテックに入ってもらって。この後も僕、機材を見に行きますもん」
長谷川「ここに来て僕ら2人が、めっちゃドラムが楽しい、歌が楽しい、みたいになっちゃったんですよ(笑)」
――ただ、『ALONE』(M-4)も『桜の咲かない春』も歌詞に"変わらない日々"が出てきて。『アリストテレスは斯く語りき』や『花風』でも"変わらない"と歌ってるし、この時期は変わらない現状に相当悶々としてたんやなと(笑)。
長谷川「マジでしてました(笑)。大学の時点で東京に行っとけばよかったとか思いながら大阪で悶々としてました」
――『むすんで、ひらいて』(M-12)は過去最速の40分で歌録りを終えた曲だと。この曲なんかも今まで関わってくれた人、特にファンへの思いにも置き換えられるような。
長谷川「上京して一番不安やったのが、誰とどう付き合って生きていくんやろうということだったんですけど、2週間ぐらいしたら昔からの仲間がフットサルに誘ってくれて、毎週末行くようになって。すごくいいヤツらで僕の職業も色眼鏡なしにいじってくれるのが超うれしくて、しかも全員ドラマストアの曲が歌えるんですよ(笑)。それまでは、ドラマストアをやり始めたのも僕やし、もっと振り返れば店長をしてたり、サークルの会長をしてたり、自分が誰かの居場所を作ることが多かったんですけど、居場所に入れてもらうことの幸せって、こんなにデカかったのかと。それをかみ締めながら書いたら、和也くんがすごく気に入ってくれました(笑)」
――図らずも、これがアルバムの最後の曲というのも。
松本「もうちょっとわちゃっと終わる予定やったんですけど、それだと1stアルバムとあんまり変わらへんよなと。みんなで肩を組んで終わるような曲でもいいかなぁと思って、海くんに言ったら」
長谷川「今までもそうなんですけど、僕が煮詰まってると和也くんが違う角度から助け舟を出してくれるんですよ。今回は曲に対するアプローチじゃなくて、そもそも作る曲の段階まで立ち戻ってアドバイスをくれたから、じゃあ"書きたいテーマがある!"って」
松本「次の日には送ってきてくれて、"あ、これ名曲です。ありがとうございます。100点満点です"と返して、スタジオに入ったらすぐにできました(笑)。これはお互いにファインプレーやったなと。この曲が一番好きですもん」
どうせ泣くなら悲しい涙じゃなくて、笑って泣けるような、いい結末にしたい
――現在開催中の『LAST DAY(S) LAST TOUR』に関してはどうですか?
長谷川「ドラマの最終話でも、"えっ!? どういう終わり方これ?"っていう展開の方が面白いし、寂しいなぁ〜終わりやなぁ〜っていう心の準備をして来られるより、その気持ちを飛び越えて笑い泣きにまで持っていきたいですね」
――海くん、ファイナルでめっちゃ泣くんちゃう?
松本「いや、俺がむっちゃ泣くと思う!(笑)」
長谷川「アハハ!(笑) 一瞬でも"あ、あのお客さんや"って分かるような人が目に入った瞬間に、もう全部歌詞が飛ぶ気がする。だから最悪、"歌って〜! あ、歌ったらあかんかったな"ってなりそう(笑)」
――ツアー後の来年1月には、『DAY(S) CONTINUE』と題して、1月13日(金)心斎橋JANUS、翌14日(土)福島LIVE SQUARE 2nd LINEと、地元大阪の縁あるライブハウスで企画ライブをすると。そして、正真正銘のラストワンマンライブが1月29日(日)なんばHatchで開催されます。
松本「JANUSと2nd LINEに関しては、やっぱりお世話になったライブハウスに恩返しをして終わりたいと言いますか。これはもうメンバーも気持ちは一緒やろということで、僕が決めました(笑)。ありがたいことにワンマンでツアーを回らせてもらってるんで=対バンがなくなってきてるから、会場に合ったバンドかつ、僕と仲がいいところに特化したのが、発表されているメンツなんですけど。あとは、"解散します"という報告を1日かけていろんな方にしたんですけど、その中で彼らは"最後に一緒に何かしようよ"と言ってくれた4バンドなんです。電話でオファーしたときも、条件も何も言ってない段階で"出るわ"ってみんな即決してくれた。そういう愛があるバンドと、お世話になった箱で最後にやれるのは、これ以上ない幸せやなと思ってます」
――それぞれのバンドについても触れてほしいんやけど、まずは〜day1〜のJANUSから。
松本「リアクション ザ ブッタは同い年なんですけど、そもそも同い年のバンドがなかなかいなくて。それもあって仲良くなって、お互いにリスペクトもしていて、上京してからも一番会ってるバンドなんですよね。親友やし、最後をみとってほしいなと。KAKASHIはロックバンドやのにポップバンドの僕らにリスペクトを持ってくれて、大切なサーキットイベント『灯火祭』にも呼んでくれて、トリ前を任せてもらったり。ジャンルを超えて初めてドラマストアを愛してくれたのがKAKASHIだったんで、この2バンドは絶対に呼びたいなと。あと、ブッタもKAKASHIもJANUSに出てるイメージがあんまりなかったから、最後にそういう掛け橋にもなれたらいいなと思って」
――そして、〜day2〜の2nd LINEは。
松本「LOCAL CONNECTとのツーマンで、OAがDict.なんですけど、Dict.はドラマストアをめちゃくちゃ愛してくれてて、僕が去年2nd LINEで個人イベントをやったときも出てもらいました。ヘンな話、ドラマストアの意志を継いでいけるバンドがDict.なのかなって。全然まだまだですけど、僕らの背中を追っかけてきてくれてるから、OAをやってもらうことにしました。LOCAL CONNECTは、僕も海くんも前のバンドをやっていた頃から仲がいいし、僕がプライベートで一番会っていたのがLOCAL CONNECTなんで、バチバチのツーマンしかないやろと!」
――大阪に数あるライブハウスの中で、JANUSと2nd LINEを選んだのは?
松本「僕らは結成からギターとベースがメンバーチェンジしてるんですけど、僕はそこを境に第1章/第2章やと思ってて、第1章の最後に2nd LINEでワンマンをやったんです。JANUSは関西のバンドマンの登竜門で、ハードルも高くて、憧れもあって。イベントやワンマンができるようになったのは今の4人になってからやし、第2章を象徴する場所でもある。自主の頃から目標に設定して、頑張れば届く距離のライブハウスがJANUSや2nd LINEで、そこで育ったからこそ今の僕らがあるんで...何なら最後まで残していた手札やと思ってるぐらい、この2本は外せないなって」
――ファイナルのなんばHatchは、誰もが大阪での活動の目標とする最大級のキャパのライブハウスです。
松本「僕は大学の卒業演奏会で、あそこでドラムボーカルをやった黒歴史があるんですけど(笑)、最後に見たい人が入り切られへん会場ではやりたくないなと思って。別にスカスカでもチケットが余ってもいいから、見たい人が全員入れるようにしたい。お客さんはきっと来てくれると思うんで、あとはこっちが突き抜けたライブをするだけです」
――そこでいい幕引きができたらいいよね。最後のライブがしょぼかったら、終わるもんも終わりませんから!(笑)
松本「お客さんと僕らは同じ人間なのに、一段高いステージにいる僕のドラムの演奏も、しょうもないMCも聞いてくれて(笑)、拍手をしてくれる。これが当たり前じゃないのは重々承知なんですよ。もちろん名残り惜しいし、人生でこんな経験ができる人はむちゃくちゃ少ないとも思ってるんで、応援してくれるみんなに見せてもらった景色を、大事に大事に記憶に残しながらちゃんとかみ締めて、最後のライブをしたいなと思ってますね」
長谷川「奥さんとのインタビューに関しては特に、これまでも一番赤裸々に話せてきたので、これを読んでくれたら、僕たちが思ってることに触れられると思う。だからこそね、さっきも言った通り、どうせ泣くなら悲しい涙じゃなくて、笑って泣けるような、いい結末にしたいなと思ってます!」
Text by 奥"ボウイ"昌史
(2022年12月 1日更新)
Album
『LAST DAY(S) LAST』
【初回限定盤Blu-ray付】
発売中 4950円
Ladder Records
LADR-42/44
<収録曲>
01. 無色透明
02. ダ・ヴィンチ・ブルー
03. ピクトグラム
04. ALONE
05. 桜の咲かない春
06. アリストテレスは斯く語りき
07. 花風
08. 夕立の唄
09. 夏の幻
10. 月と旅人
11. knock you,knock me
12. むすんで、ひらいて
<Blu-ray収録内容>
01. 2022/4/21『DRAMA FESTA EXTRA
~感“無料”ワンマン~』ライブ
02. 夏の幻 Music Video
03. 青い栞 -2022- Music Video
04. 月と旅人 Music Video
05. 月と旅人 Music Video メイキング
06. ピクトグラム Music Video
07. ピクトグラム Music Video メイキング
08. カフェトーク -2022-
【通常盤】
発売中 3300円
Ladder Records
LADR-43
※限定動画アップロードカード付
(初回プレスのみ)
<収録曲>
同上
ドラマストア…写真左より、鳥山昂(g&key)、髙橋悠真(b)、長谷川海(vo&g)、松本和也(ds)。'14年9月に大阪で結成。'16年12月、自身初となるワンマンライブを地元大阪2nd LINEにて開催しソールドアウトに。この日をもって初期メンバーのギタリストが脱退。'17年4月にリリースした2ndミニアルバム『白紙台本』のリード曲『至上の空論』が話題に('22年11月現在、MV再生回数291万回突破)。5月に開催した主催フェス『DRAMA FESTA 2017 in TOKYO』より鳥山が正式加入、翌6月には初期メンバーのベーシストが脱退。’18年5月には3rdミニアルバム『swallowtail』をリリース。リード曲の『秘密』がUSENインディーズチャートにて2週連続1位やラジオ各局のパワープレイを獲得。同作に伴う『僕しか知らない秘密のネタバラシツアー』初日には髙橋が正式加入。’19年4月には初のフルアルバム『DRAMA STORE』をリリース。同月の“タワレコメン”に選出され、アルバムから5つのTVタイアップを獲得。翌’20年3月には『第12回CDショップ大賞2020「関西ブロック賞」』を受賞。4月には、4thミニアルバム『Invitations』をリリース。収録曲『東京無理心中』が柴門ふみ原作のドラマ『女ともだち』主題歌に、『可愛い子にはトゲがある?』が後に同年の年間USEN HITインディーズ・ランキングにて1位を獲得。12月には、1stデジタルシングル『備忘録を綴る』を配信。’21年3月には、トリプルA面3rdシングル『希望前線/knock you , knock me/回顧録を編む』をリリース。10月には2ndデジタルシングル『花風』を、’22年2月には3rdデジタルシングル『青い栞 -2022-』を配信。3月には『DRAMA FESTA 2022』を東京・日比谷野外音楽堂で開催。なお、実施に向けたクラウドファンディングは、開始30分で目標達成率100%突破した。7月27日には2ndアルバム『LAST DAY(S) LAST』をリリース。その前日には、’23年1月をもって解散することが発表された。1月29日(日)大阪・なんばHatch公演がラストライブとなる。“君を主人公にする音楽”をコンセプトとした、関西発・正統派ポップバンド。
ドラマストア オフィシャルサイト
https://www.dramastoreonline.com/
『LAST DAY(S) LAST TOUR』
【東京公演】
▼9月13日(火)WWW X
【千葉公演】
▼9月25日(日)柏PALOOZA
【香川公演】
▼10月2日(日)DIME
【宮城公演】
▼10月9日(日)仙台 darwin
【新潟公演】
▼10月10日(月・祝)新潟CLUB RIVERST
【福岡公演】
▼10月16日(日)Fukuoka BEAT STATION
【広島公演】
▼10月22日(土)Reed
【岡山公演】
▼10月23日(日)CRAZYMAMA KINGDOM
【石川公演】
▼11月12日(土)金沢vanvanV4
【愛知公演】
▼11月13日(日)名古屋クラブクアトロ
【北海道公演】
▼11月20日(日)cube garden
【大阪公演】
▼11月26日(土)BIGCAT
【神奈川公演】
▼12月3日(土)KT Zepp Yokohama
【大阪公演】
『DAY(S) CONTINUE〜day1〜』
一般発売12月10日(土)
▼1月13日(金)18:30
心斎橋JANUS
スタンディング4000円
[共演]KAKASHI/リアクション ザ ブッタ
キョードーインフォメーション■0570(20)0888
※4歳以上チケット必要、4歳未満入場不可。
【大阪公演】
『DAY(S) CONTINUE〜day2〜』
一般発売12月10日(土)
▼1月14日(土)18:00
LIVE SQUARE 2nd LINE
スタンディング4000円
[共演]LOCAL CONNECT
[オープニングアクト]Dict.
キョードーインフォメーション■0570(20)0888
※4歳以上チケット必要、4歳未満入場不可。
【大阪公演】
『DAY(S) CONTINUE〜Final〜』
一般発売12月10日(土)
▼1月29日(日)18:00
なんばHatch
1Fスタンディング5000円
キョードーインフォメーション■0570(20)0888
※4歳以上チケット必要、4歳未満入場不可。
「ついにこの日がやってきてしまいました。和也が帰阪時によく飲みに誘ってくれるのもあって(いいヤツ)、いろいろと予感めいたものはあったんですが、いざそれが現実になると、もったいないやら、もっとできることがあったのではとか、やっぱり思っちゃいますよね。でも、そんなことは100万回バンド内で話し合った上での結論だと思うので。だからこそ、インタビューもいつも以上に和気あいあいでしょ? 彼らがもっと単純なら、いや、もっとアホなら(笑)、続いていたかもしれない。ただ、音楽をやる上ではまだ若いけど、人生という意味ではやっぱり1回目に考える時期だと思うから。『LAST DAY(S) LAST』でようやくちょっと顔を出した海くんの生きざま。でも同時に、俺がドラマストアで見たかったのはそこだったんじゃないかとも思ったり。アルバムに冠された“LAST”には、“終わり”だけでなく“続く”という意味があるとのこと。なので、その先の物語は、皆さんと一緒にこれからの未来でとことん見させてもらおうかな。4人の音楽人生はこれで終わるわけじゃないので。なんばHatchまで駆け抜けましょう! あいつら絶対泣きますよ(笑)」