the pillows、結成30周年! そのアニバーサリー企画の一環として届けられたのが、現在公開中の映画『王様になれ』だ。山中さわお(vo&g)が原案・音楽を担当、俳優であり舞台演出家のオクイシュージが監督・脚本、注目の若手俳優・岡山天音が主演を務め、夢を追いかけるカメラマン志望の青年が、厳しい現実にもがき苦しみながら崖っぷちの人生を切り開いていく完全オリジナルストーリーの青春映画という、予想だにしなかったthe pillowsからのギフトには、GLAYやストレイテナーほか豪華ミュージシャンも多数出演。彼らがこの30年、バスターズ(=the pillowsファン)のみならず、いかに多くのアーティストから愛されてきたのかが分かるキャストとなっている。新録の『ハイブリッド レインボウ(30th version)』をはじめ劇中で流れる歴代の名曲はもちろん、映画のために書き下ろされた劇伴も、彼らの音楽が欠かせない人生にとってのサウンドトラックのように、改めて胸に響くことだろう。そして、いよいよ10月17日(木)には、過去最大規模にして自身初となる横浜アリーナ公演『Thank you, my highlight 05 “LOSTMAN GO TO YOKOHAMA ARENA”』が開催! 映画について、横浜アリーナについて、the pillowsの30年について。あの頃からは想像もできなかった未来にたどり着いた、山中さわおが語る――!
「あ、でもそれは関係ないんですよ。元々タイトルは『ストレンジ カメレオン』(M-12)とか『Fool on the planet』('01)にしようかなと思っていて。ただ、原案を書いた後に、最初で最後になるかもしれない映画のタイトルとしては、英語とかカタカナはちょっと弱いなと思って。『王様になれ』は強い言葉だし、主人公の祐介のキャラクターにも物語にもしっくりくるなと思って、後から付けたんですよね」
Album 『王様になれ オリジナルサウンドトラック』 発売中 3000円(税別) キングレコード KICS-3841
<収録曲> 01. 祐介のテーマ(必然的出会い)[※] 02. LITTLE BUSTERS[Live] 03. I think I can 04. RUNNERS HIGH 05. MY FOOT 06. ONE LIFE 07. I know you 08. Grandma pics[※] 09. Funny Bunny 10. ゆかりのテーマ(宛先のない手紙)[※] 11. Melancholy again[※] 12. ストレンジ カメレオン[Live] 13. スケアクロウ[Live] 14. ゆかりのテーマ(悲しい決意)[※] 15. Sleepy Head(30th version) 16. ハイブリッド レインボウ(30th version) 17. Early morning[※] 18. どこにもない世界 19. 祐介のテーマ(出来損ないの覚悟)[※] 20. この世の果てまで[Live] 21. 王様になれ(30th version) ※…Instrumental
Profile
ピロウズ…写真左より、真鍋吉明(g)、山中さわお(vo&g)、佐藤シンイチロウ(ds)。’89年9月結成。’91年、シングル『雨にうたえば』でデビュー。’92年、初代メンバーである上田ケンジ(b)が脱退。’04年には結成15周年を記念し11組のアーティストの参加により実現したトリビュートアルバム『シンクロナイズド・ロッカーズ』を発表。’05年には海外での活動を本格的に始動させ、’09年の結成20周年記念日となる9月16日には、初の日本武道館ライブも大成功に収めた。’14年2月には結成25周年を記念したトリビュートアルバム『ROCK AND SYMPATHY』を発表、10月には2年9ヵ月ぶりとなるオリジナルアルバム『ムーンダスト』をリリース。以降もコンスタントにリリースとライブを重ね、’18年9月19日には22thアルバム『REBROADCAST』を発表。’19年には結成30周年イヤーに突入、4月に行われた『ARABAKI ROCK FEST.19』では、『the pillows -30th ANNIVERSARY CARNIVAL OF BUSTERS in ARABAKI-』と題したスペシャルステージで、数々のゲストミュージシャンを迎え大トリを務める。秋には完全オリジナルストーリーの劇場用映画『王様になれ』を公開。そして、10月17日(木)には、結成30周年記念ライブとして初の横浜アリーナ公演を行う。