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cinema staff ×『進撃の巨人』=『great escape』!!
話題沸騰の人気アニメの後期エンディングテーマに抜擢された
cinema staff飯田(vo&g)&辻(g)がとことんぶっちゃける!?
タワレコ公開インタビュー&インストアライブをレポート! (2/2)

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“好きやねん”って言われたら、好きになりますわ!
 
 
――ニューシングル『great escape』について話を聞いてきましたが、ここからは事前に皆さんにアンケートを募りましたんで、その辺の質問にも特別に答えていこうと。じゃあ最初の質問は、“最近一番美味しかった食べ物は何ですか? 私は焼き茄子です”(笑)。
 
(一同笑)
 
飯田「一番美味しかった食べ物…ケバブです!(笑) お盆でちょっと実家に帰ってたんですけど、岐阜にYan Kebab(ヤンケバブ)っていうお店があって、よく友人と呑みに行くんですけど、ここのケバブが美味しくて。最近出来たんですけど、今んとこ帰省したら毎回食べてます(笑)」
 
「僕は鰻ですね。これも地元で親と一緒に食べた魚勝(うおかつ)っていうお店で。ちょうどお盆で帰ってたんで」
 
――もう岐阜グルメマップ作れそうですね(笑)。皆さん、岐阜にお立ち寄りの際は、是非行ってみてください。次は“大阪弁で好きな言葉はありますか?”。
 
飯田「僕がスッゴい好きなのは、“きょうび”です。初めて東京に行ったとき、関西から来たと思われようとして、“きょうびそんなこと言わへんで~”とか言ってましたね。岐阜だとちょっと舐められるかなって(笑)」
 
――辻さんは?
 
「え~もうそのままなんですけど、“好きやねん”。“好きやねん”って言われたら、好きになりますわ!」
 
(一同笑)
 
――単純か!(笑) 僕らは普段聞きなれてますけど、違うエリアの人が聞いたらキュンとくるのかもしれませんね。皆さん、辻さんを街で見かけたら言ってみてください(笑)。
 
(一同笑)
 
――次の質問は、“関西(大阪)でオススメの立ち飲み屋を教えてください”。辻さん指名、しかも立ち飲み限定ってスゴい縛り方(笑)。
 
「逆に僕の方こそ教えて欲しいんですけど、この前行ったのは十三の得一(とくいち)。めちゃくちゃ安くてウマかったです。アワビの刺身が普通に300円とかで食べられるとこありますよね?」
 
――最近、京橋のとよに行ったんですけど、そこもめちゃくちゃいいですよ。もう完全に路上でドラム缶の上に鉄板置いてて、マグロをあてにセルフで瓶ビール飲むみたいな。
 
飯田「僕も3日前くらいに久野くんと一緒に昼の2時から呑んでたんですけど、夕方頃には結構ベロベロになって、もう最高だなって」
 
――昼から呑むと、こんな幸せが地上にはあるのかって思いますよね(笑)。
 
「いや~ホントそうですね~!」
 
飯田「全てを手に入れたみたいなね(笑)」

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最近買った物で、一番高かったのはももクロのチケットです(笑)
 
 
――次もまた料理シリーズですね。“お母さんの手料理で一番好きなモノは何ですか?”。
 
飯田「これはもう、愛の南蛮漬けですね」
 
――え? …愛の?
 
飯田「愛?」
 
――あ。…アユ?
 
飯田「アユです!(笑) そんな寒いこと言わないから! 愛とか絶対ヤダ!(笑) ダメだ」
 
(一同爆笑)
 
――なるほど、アユの南蛮漬けね(笑)。
 
飯田「よかった~そのまま受け取られたらヤバかった(笑)。アジの南蛮漬けはよくあるじゃないですか。岐阜は長良川とかがあるし、アユは川魚なんで。美味しいです」
 
――じゃあ今回の里帰りでも食べました?
 
飯田「いや、食べてないっス」
 
――ケバブを食べてたと(笑)。辻さんは?
 
「そうですね、僕はやっぱ愛のカレーライスですね」
 
(一同爆笑)
 
飯田「やっぱ違うなぁ~さすがだな(笑)。(愛って)言えるもんね」
 
――家のカレーって独特のウマさがありますよね。何なんでしょうね、あれ。
 
「あれがやっぱ愛なんですよ(笑)」
 
――次は“『進撃の巨人』のキャラクターでは誰が一番好きですか? 私はアルミン(・アルレルト)が超好きです”。
 
飯田「僕はサシャ・ブラウスっていう女の娘が好きで」
 
お客さん「そうなんだ…」
 
「ザワついてる(笑)」
 
飯田「何か違った?」
 
(一同笑)
 
――それでは好きな理由を聞きましょう。
 
飯田「キース教官との芋のくだりがあるじゃないですか? アレを見てるとあの娘は心が強いですよね。ステージに立つ者としては、ああいう負けない気持ちを持ちたいなぁと」
 
(一同笑)
 
「僕はコニー・スプリンガーっていう小柄なキャラクターが好きなんですけど。ちょっと僕に似てるなぁって」
 
(一同笑)
 
「小ちゃくて、素早くて…」
 
飯田「バカで(笑)」
 
(一同笑)
 
「ってとこに共感しますね(笑)」
 
――なるほど、じゃあ次にいきましょう。“最近買った物とは?(高価)”。
 
飯田「高価!? えーっと、最近欲しい物にしていいですか?」
 
――勝手に変えた(笑)。OK、買おうと思ってる物。
 
飯田「あれが欲しいんですよ、キックボードが欲しいんです(笑)」
 
――えっ? 今?
 
「アハハハハ!(笑)」
 
飯田「ちゃんとしたマイクロ・スクーターみたいなのがあって。それで駅まで行く微妙な距離に使いたいんですね。まだまだ暑くてちょっとホントに辛いんで。しっかりしてる大人用なんです。結構高くて、2万円ぐらいですかね。折り畳んで電車にも乗れるし。もうずっとネットで調べてた(笑)」
 
――本気やん(笑)。でも乗ってるところ見てみたいですね。
 
(一同笑)
 
飯田「全然似合わないと思います(笑)」
 
――見かけても何か話しかけ辛いよね(笑)。辻さんはどうです?
 
「最近買った物で、一番高かったのはももクロのチケットです(笑)」
 
(一同爆笑)
 
「最近、日産スタジアムに行ってきて」
 
――インスパイアされました?(笑)
 
「いやぁ~めちゃくちゃインスパイアされましたね。(僕らの)次のライブがスゴくよかったです、そのおかげで」
 
――マジで(笑)。そろそろ最後の質問なんですけども、さっき飯田さんが言ったことにも通じますけど、“猛暑の日の過ごし方を教えてください(夏フェスとか)”。
 
飯田「例えば、今日は何か用事があるっていうとき、駅まで行くのに汗をかきたくないんですよね。だから保冷剤を首の後ろに当てながら歩いてますね(笑)」
 
――駅まで行くことに対する執着心(笑)。
 
飯田「あと、たまにアイスでもそうやってる(笑)。溶けてある程度ぐじゅぐじゅになったりはするんですけど、冷やす用としても買ってますね、アイス」
 
「僕は暑いのは割と得意なんで。結局、昼から酒呑むことですね。多分これが一番夏を最高に過ごせる」
 
(一同笑)
 
――もはや暑さしのぎじゃない感じがしますけど(笑)。
 
飯田「辻は暑いの全然大丈夫なんですよ、ホントに。寒いと固まっちゃうんですけどね」
 
――さて、皆さんからいただいた質問に幾つか答えさせて頂きましたけども、最後にそれぞれから、今回のシングルリリースに関して何かメッセージもらえれば。
 
飯田「『great escape』、『進撃の巨人』のイメージを膨らませてスゴく合う曲が、納得出来る曲が出来ましたんで、皆さんぜひ手にしてください!」
 
(拍手)
 
「この曲で初めてcinemaを知った人が結構いると思うんですけど、全員…駆逐してやる!」
 
(一同笑)
 
――言いたいだけやん!(笑)(※『進撃の巨人』の登場人物であるエレン・イェーガーのセリフ) というわけで、公開インタビューはこれにて終了とさせていただきます。お2人にはこの後のアコースティックライブの準備をしていただくということで。本日はありがとうございました~!
 
飯田&「ありがとうございました~!」
 
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 そしてイベントの最後には、「辻の大学時代のユニット名が“家ごはん”だったから、アコースティックライブをする際には“外食”」(飯田)と名乗る2人が(笑)、貴重なアコースティックライブを披露。普段はカバーのみとのことだが、この日は特別に自身のオリジナル曲を織り交ぜたセットリストを聴かせてくれた。
 
 まずはメジャー1stフルアルバムからボーカルが際立つタイトル曲『望郷』を。アコースティックだからこそ、そのメロディの良さ、楽曲の骨格がよく分かる。続く『さよなら、メルツ』といい、きらびやかなイントロが導くフォークロアなメロディ、何層にも折り重なるアンサンブルに、会場もグッと引き込まれる。ラストに「僕らの尊敬するバンドの曲を」(辻)と聴かせたbloodthirsty butchersのカバー『僕達の疾走』も、美しくも切ないメロディがどハマりするベストチョイス! トークにライブにと、生身のcinema staffを見せてくれた貴重なひとときだった。
 
 
Text by 奥“ボウイ”昌史
 



(2013年9月24日更新)


Check

Release

『進撃の巨人』後期エンディング曲&
30分を越えるライブテイクで構成!

Single
『great escape』
発売中 1300円
ポニーキャニオン
PCCA-03900

<収録曲>
01. great escape
02. cinema staff【僕たちの秘法】tour Final@2013.07.11 渋谷CLUB QUATTRO
・望郷
・世紀の発見
・into the green
・革命の翌日
・西南西の虹
・溶けない氷

Profile

シネマ・スタッフ……写真左より三島想平(b)、辻友貴(g)、飯田瑞規(vo&g)、久野洋平(ds)。’03年に三島、飯田、辻にて結成。’06年に久野が加入し現体制に。愛知や岐阜のライブハウスを中心に活動を続け、残響recordより『document』(‘08)『Symmetoronica』(‘09)『Blue,under the imagination』(‘10)とコンスタントにミニアルバムをリリースし、ドラマティックな旋律とスリリングな変拍子が絡み合うエッジィな轟音サウンドを軸に、幾多のロックフェスでも堂々たるパフォーマンスで大観衆を魅了。’11年には初のフルアルバム『cinema staff』発表し、’12年6月には1st EP『into the green』でメジャーデビュー。続いて同年9月には4thミニアルバム『SALVAGE YOU』を、今年5月にはメジャー1stフルアルバム『望郷』をリリース。オルタナティヴ/エモ/ポストロックに影響を受けたセンス溢れるポップなメロディと、それとは対照的な直情的で衝動性の強い攻撃性を持ち合わせたギターロックバンド。

cinema staff オフィシャルサイト
http://cinemastaff.net/


Live

残響recordの猛者どもと廻るツアー
を経た後も、全国各地でライブ!

 
【仙台公演】
チケット発売中 Pコード203-133
▼9月28日(土)15:00
仙台CLUB JUNK BOX
オールスタンディング3000円
[出演]te’/People In The Box/mudy on the 昨晩/cinema staff/ハイスイノナサ/chouchou merged syrups./KUDANZ/peelingwards
G・I・P■022(222)9999
※未就学児童は入場不可。

【東京公演】
チケット発売中 Pコード207-066
▼10月5日(土)14:30
新宿LOFT
スタンディング3000円
[共演]akutagawa/静カニ潜ム日々/malegoat/kuh/ハイスイノナサ/裸体/TESUSABI/peelingwards/uri gagarn
VINTAGE ROCK■03(3770)6900

【岐阜公演】
チケット発売中 Pコード207-990
▼10月26日(土)14:00
EVENT HALL club-G
前売3800円
[共演]ASPARAGUS/kidd/my young animal/plenty/KEYTALK/他
ジェイルハウス■052(936)6041

【仙台公演】
一般発売9月29日(日)
Pコード207-515
▼11月1日(金)19:00
仙台 darwin
スタンディング3800円
[共演]POLYSICS
G・I・P■022(222)9999

【東京公演】
『THE WILD ONE』
一般発売10月5日(土)
Pコード213-051
▼11月11日(月)19:00
Shibuya O-EAST
スタンディング3200円
[出演]J/UNISON SQUARE GARDEN/cinema staff/asobius
Shibuya O-EAST■03(5458)4681
~9/26(木)23:59まで先行予約受付中!

【東京公演】
一般発売10月27日(日)
Pコード208-348
▼2014年1月18日(土)18:00
SHIBUYA-AX
1Fスタンディング3000円
VINTAGE ROCK■03(3770)6900

チケットの購入はコチラ!
チケット情報はこちら


Column

転換期を迎えた初のフルアルバム
『cinema staff』リリース時の
メンバー全員インタビュー
&傑作動画コメントが到着!