約40種揃う焼酎をメインに、隠れ家感あふれる店内でおでんがつつける穴場店を発見。オープン約1年ながら、おでんは透明感のあるダシの旨みが印象的で、女将の無駄のない動きもあっぱれ。なるほど、南森町の名店「にこ」のご出身と聞けば納得だ。カツオと昆布ほか10種の素材を約半日かけて煮込むダシが基本となれば、おでんも旨いはずだ。「蔵の師魂」や「奥霧島」などの焼酎のほか、常に仕入れ銘柄を変える日本酒にも力が入る。タチウオの骨を練り込んだ「ほねく」などの変わりネタも面白い。