ホーム > 魂のランキングルメ~たまラン~ 「ケンドーコバヤシのたまらない店」 > 江洲 あぶらや
国産牛をリーズナブルに食べさせてくれるステーキ店でありながら、約20種以上揃うカレーが名物となっているこちら。お客さんのリクエストに応えるうちにカレーメニューが増えていったというアットホーム感にもほっこり。8割が煮込み系の欧風カレーベースだが、異彩を放つのがマサラカレー。店主の一柳さんがバングラデシュ滞在時に出会い、感銘を受けたというスパイスフルなこのカレー、『ポークマサラ』は国内豚の上質な脂身をたっぷり使うことでこってりとコクを出すのがあぶらや流だ。オーダーが入ってから肉を切り、一皿づつ丁寧に調理する過程がカウンターから見ることができ、その姿からご主人の料理への愛情が伝わってくる。
ゴエ「もう店に入っただけで、スパイスの匂いにやられそうなんですけど。これはもう拷問ですよ」
コバ「今なら何でも自白するな。しかし、この前菜用にと頂いたサラダ、肉が多すぎてもはや肉料理と言った方がいいレベルなんやけど」
ゴエ「梅酒に合いますよ」
コバ「オマエは女子大生か! ま、呑める洋食店はなかなかないからな」
ゴエ「夜にカレーだけ食べに来てもいいんですか?」
店主「全然いいですよ」
コバ「いや、オマエはアカン」
ゴエ「なんでですか!」
コバ「ゴエは朝5時からラジオやってるから早く寝んと」
ゴエ「いつも深夜1時に寝て朝4時に起きてますから大丈夫ですよ」
コバ「さり気に、スケジューリングに愚痴るな(笑) 」
店主「ポークマサラ、おまたせしました」
2人「おおッ!!」
コバ「およそカレーとは思えぬこのビジュアル…。これが本当にカレーなのか?」
ゴエ「うわッ、めっちゃ旨いですよ!」
コバ「この鼻を通るスパイス。ポークから溢れる肉汁と玉ネギの甘み。いたってシンプルな具材なのにこの味の広がりは一体…!!」
店主「このポークマサラは、自分がバングラディッシュに行った時に食べたカレーを再現させたんですよ」
コバ「なるほど。確かに日本でこんなカレーは見たことがない」
ゴエ「このカレー、汁気がないのに十分辛いですよ」
コバ「まさに、今まで抱いていたカレーの概念を覆すほどのインパクト。たまランでも、今までルウのシャバシャバorトロトロ論争を展開してきたけど、もうそんなことはどうでもよくなってきたぞ。とにかく旨すぎる!」
ゴエ「食べるほどに食欲が沸いてきます」
コバ「ゴエよ。俺は今までたまランで言ってきたことに対して、どうケジメを取ったらいいのだろうか…」
ゴエ「さすがコバヤシさん、プロ意識がハンパないですね」
コバ「芸人の世界ですら、プロという認識がなかったのに…」
ゴエ「このポークマサラ以外も食べたいメニューだらけですよ」
コバ「しかし、これはやばいループやぞ。次この店来たら、またこれを頼んでしまう。永遠に他のメニューは食べられないという…まさにデンジャラスストア!」
ゴエ「それなら、数人で来たらいいじゃないですか」
コバ「そっか。じゃ、明日また来よか?」
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
![]() |
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
![]() |