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内場勝則、還暦を機に海外ミュージカルで新境地!

吉本新喜劇の座長を昨年勇退した内場勝則。この春、日本キャスト版『ボディガード』でミュージカルに初挑戦する。本作は、1992年にケビン・コスナー、ホイットニー・ヒューストンのダブル主演で上演された映画が舞台化されたもの。昨年来日した英国キャスト版に次いで、日本人キャストによる新演出版として生まれ変わる。
 
内場は人生で初めてのオーディションも経験。手応えもそこそこに届いた合格通知。「最初はドッキリかな?」と、すぐには状況が飲み込めなかった。「なにせ“芸術”がつく劇場に出られるので、まわりの芸人がざわついてます(笑)。合格理由? 怖くて聞けませんが、僕が選ばれたからには、少しコミカルな要素を入れて、新喜劇の内場やなっていう部分も見え隠れできれば。人が狙われる危険な舞台ですけど、少し緩和があってもいいのかな」と内場。演じるのは、スター歌手、レイチェル・マロン(柚希礼音・新妻聖子)を支える人望厚いマネージャー、ビル・デヴァニーだ。
 
「仕事ですけど、どこか父親目線。彼女のことを娘を見守るように心の底では思っている。懐も深く何事にも動じない、でもちょっと抜けてる所もあるのかな」と想像する。気がかりなのは標準語での芝居だ。「しかも外国名でしょ。『ヘイ、フランク!』とか、出てきただけで笑われへんかな(笑)」。一方で20代の頃は、妻の未知やすえと舞台で歌やダンスも披露してきた。「当時は妻をくるっと持ち上げて一回転させたりしてましたね。ただ体力は落ちているので、お父さんの運動会にならんよう、要望があれば早めに準備は進めたい。恥ずかしいものは見せられないので」。

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今年還暦を迎えることも、挑戦への後押しとなった。「ここで一旦区切りということで。大阪松竹座の舞台に立たせてもらったり、ゼロからドラムを習ってイベントで披露させてもらったり。新たに一からいろんなことに挑戦させていただくなかで、ミュージカルのお話をいただいた。いやだと言ったら一生やらないまま終わるので、お声が掛かるうちはありがたくやらせていただきます」。今後はソロイベントにも意欲を燃やす。「あくまでもコメディベースに“西の堺正章”と言われるぐらい、いろんなことに挑戦していきたい思いはありますね」。
 
公演に先駆け、昨年の来日公演は妻と揃って観劇した。「映画とはまた全然違うエンタテインメントの世界を楽しんでいただけると思う。当時映画を見ていた人は、その話で盛り上がるでしょうし、それがご夫婦なら恋も再燃するかも。だってラブストーリーとして一番分かりやすいじゃないですか、命守って救われるなんて。夫婦仲が良くなればいいなと思います。僕ら夫婦? めったに揃わんふたりが並んで座るっていうね、舞台より緊張しました(笑)」。
 
公演は3月19日(木)から29日(日)まで大阪・梅田芸術劇場メインホール、4月3日(金)から19日(日)まで東京・東急シアターオーブにて上演。チケット発売中。

取材・文:石橋法子



(2020年3月 9日更新)


Check
内場勝則

ミュージカル『ボディガード』日本キャスト版

チケット発売中 Pコード:497-200

▼3月19日(木) 18:30
▼3月20日(金・祝) 17:30
▼3月21日(土) 12:30/17:30
▼3月22日(日) 12:30
▼3月24日(火) 13:30
▼3月25日(水) 13:30/18:30
▼3月26日(木) 13:30
▼3月27日(金) 13:30
▼3月28日(土) 12:30/17:30
▼3月29日(日) 12:30

梅田芸術劇場メインホール

S席-13500円 A席-9500円 B席-5500円
注釈付S席-13500円 注釈付B席-5500円
U-25当日引換券-8500円(25歳以下)
S席(一般1名+U25 1名)引換券-21500円(S席ファミリーチケット・U25=25歳以下)
S席(一般1名+U25 2名)引換券-29500円(S席ファミリーチケット・U25=25歳以下)
S席(一般2名+U25 1名)引換券-35000円(S席ファミリーチケット・U25=25歳以下)
S席(一般2名+U25 2名)引換券-43000円(S席ファミリーチケット・U25=25歳以下)

[原作]ローレンス・カスダン(ワーナー・ブラザース映画「ボディガード」)
[脚本]アレクサンダー・ディネラリス
[訳詞]森雪之丞
[翻訳]阿部のぞみ
[編曲]クリス・イーガン
[演出・振付]ジョシュア・ベルガッセ
[出演]柚希礼音、新妻聖子(※Wキャスト)/大谷亮平/AKANE LIV/佐賀龍彦(LE VELVETS)、入野自由(※Wキャスト)/水田航生/大山真志/内場勝則/他

※未就学児童は入場不可。一部Wキャストあり。
※注釈付は場面により見づらい可能性のあるお席です。

[問]梅田芸術劇場■06-6377-3800

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