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飯豊まりえ、舞台『流れ星』の大阪公演で生歌披露!?

モデルで女優の飯豊まりえが、タクフェス第7弾『流れ星』で本格舞台に初挑戦。現在、全国8箇所を巡るツアーの真っ只中だ。大千秋楽を迎える12月の大阪公演を前に、作・演出の宅間孝行と飯豊まりえが大阪市内で会見した。
 
開口一番「最年少なのに一番頼りになる。しかも、ほぼ初舞台なのに!」と飯豊まりえのポテンシャルの高さに、驚きを隠さない宅間孝行。「この作品は彼女が演じるマリーという役が核となって物語を回すので。彼女がコケると終わってしまう」。稽古序盤こそ不安要素はあったが、それも本番までに払拭。結果、期待を超える出来映えに。「いま一番僕の望む演出を体現してくれている」と手放しで称賛する。当の飯豊は「舞台がどんどん楽しくなっている」と弾ける笑顔が愛らしい。「実は本番中にハプニングもあったんですけど、そこすら乗り越えていく感じが面白い。これがライブなんだなと。千秋楽を迎えるころには『終わりたくない!』と思っているんだろうなと思います」。

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主人公の夏子(田中美佐子)は倦怠期の最中、40年連れ添った夫を突然亡くす。ある日、魔法使いを自称するマリー(飯豊まりえ)が現れ、願いを4つ叶えてくれるという。半信半疑の夏子だが、独身だった1970年の東京に戻りたいと伝え、ふたりでタイムスリップすることに。大阪万博、学生運動、よど号事件…。高度経済成長真っ只中の世界で、夏子の知らなかった事実が次第に明らかとなる。果たして、マリーは何者なのか?
 
舞台『流れ星』は2006年、2009年と上演を重ね、今回で10年ぶり3度目の上演となる。宅間は「図らずも時代のムードに芝居の内容がリンクした」と話す。「例えば、少子化、貧富の差、温暖化による震災もそうですし。1970年には、懸念しつつもまだ机上の空論だった事象が、いま実害として問題になりつつある。劇中には、失われていくものの大切さを未来に問う場面がありますが、幸せとは何か。金儲けや便利さとは違う所にあるんじゃないかとか。語られる言葉の意味が、10年前より今の方が実感しやすい気がします」。
 
骨太な筋書きに、泣き笑いの演出もたっぷり。加えて、芝居の前後に出演者との撮影タイム(!)があるなど、観客参加型の“お楽しみ”が付くのもタクフェスならでは。また、ツアーの最後を飾る大阪公演では、劇中で流れる飯豊が歌うテーマ曲、坂本九の『見上げてごらん夜の星を』の生歌披露の可能性もあるとか。飯豊は「もし歌ったら喜んでもらえるかな?」。最後に宅間は、自身が出演する『流れ星』は今回が最後とし、「決定版にします!」と宣言。飯豊も「“プレミア流れ星”をぜひ劇場で見届けて」と笑顔で話した。
 
大阪公演は12月4日(水)から8日(日)まで梅田芸術劇場シアター・ドラマシティにて上演。チケット発売中。

取材・文:石橋法子



(2019年11月 1日更新)


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【愛知公演】
▼11月28日(木)~12月1日(日)
愛知県産業労働センター ウインクあいち

Pick Up!!

【大阪公演】

チケット発売中 Pコード:496-367

▼12月4日(水) 19:00
▼12月5日(木) 13:00(★)/19:00(☆)
▼12月6日(金) 19:00(☆)
▼12月7日(土) 13:00(●)
▼12月8日(日) 13:00(☆)

梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ

全席指定-7900円

[作][演出]宅間孝行
[出演]田中美佐子/飯豊まりえ/柳美稀/富田翔/三津谷亮/冨森ジャスティン/近藤くみこ/松村優/越村友一/遠藤瑠美子/若林元太/ダンカン/宅間孝行

※(★)アフタートークあり(〔出〕宅間孝行/飯豊まりえ/富田翔/ダンカン〔MC〕越村友一)。
※(☆)ダンスタイムあり。
※(●)「ふれあい」あり。宅間孝行以外も参加予定。
※未就学児童は入場不可。開演前にグッズご購入者全員、宅間孝行と「ふれあい」あり。詳細は公式HPまで。
※販売期間中は1人1公演6枚まで。

[問]キョードーインフォメーション■0570-200-888

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