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歌劇『海神別荘』の開幕を前にOSKの桐生麻耶と
城月れいが京都水族館の大水槽前で歌唱を披露!

「サクラ大戦歌謡ショウ5周年記念公演」で上演された泉鏡花原作の『海神別荘』が7月13日(土)より京都・南座にて、OSK日本歌劇団により上演される。本公演は大人気ゲームシリーズ「サクラ大戦」の生みの親である広井王子により再構築され、歌劇として上演。OSKの歌とダンスで『海神別荘』の世界観を美しく彩る。
 
その開幕を前に、京都水族館の大水槽前で、海の王子を演じる桐生麻耶と陸の美女を演じる城月れいが、本番同様の衣裳とメイクで『すべては海へ』と、新曲『この世の価値』を披露。深海を彷彿させる幻想的な水槽の前で、物語の世界を表現した。
 
歌唱を終え、「ちょっとでも『海神別荘』の世界観が伝わったらいいなと思います。ありがとうございます」(桐生)、「こんな水槽の前で歌うことは一生に一度と思って歌わせていただきました。ありがとうございました」(城月)と、満足気な表情を浮かべるふたり。それぞれの衣裳とメイクのポイントを尋ねると、城月は「私は生贄の人間として海に来ているので、いつもより白を使ったメイクで、衣装もシンプルに。陸から海の底へ行くというイメージの衣装を作っていただきました」と語り、桐生は「ウロコをキラキラの素材で表現したり、ブルーのモチーフを多めに使っています。ただ、肩の部分が人にぶつかるので、振りなど気を付けました(笑)」と明かした。
 
間もなく幕を開ける歌劇『海神別荘』の魅力について改めて尋ねると、「台本を読んだときは難しかった」と城月。「でも、この作品は人それぞれに解釈があるものだと気づいたので、お客様一人一人、違った面白さのある作品になると思います」と期待感を示す。「それぞれのキャラクターが色濃く出た、ファンタジーの作品として楽しんでいただけたらと思います。陸の美女と海の公子の恋の部分もお客様に届けばいいなと思います。新曲『この世の価値』にもあったように、価値観の違うふたりがどう恋に落ちるか、難しいところですが、そこを楽しんでいたければ。あと、虹架路万が博士の役を演じるのですが、「この書物だ」と言う場面での彼女の動きにぜひ注目してください。非常にコミカルです」と桐生、見どころも語った。
 
そして「OSK日本歌劇団総勢41名で『海神別荘』と、レビューの『STORM of Applause』をしっかりお届けします。ぜひ南座へお越しください」と桐生。城月も「今回は『OSK SAKURA NIGHT』という新しい試みもありますので、今年の夏はOSKでたくさんのことを体感していただきたいと思います。お待ちしております!」といざなった。
 
OSK日本歌劇団による南座新開場記念「OSK SAKURA REVUE」は7月13日(土)から南座で開幕。第一部は『歌劇 海神別荘』を、第二部はレビュー『STORM of APPLAUSE』を上演する。そして、夜公演「OSK SAKURA NIGHT」も開催する。チケット発売中。

取材・文:岩本



「OSK SAKURA NIGHT」には横山智佐も出演!
広井王子らも登壇しての製作発表をレポート
 
osk2.jpg1996年に発売され大ヒットゲームシリーズ「サクラ対戦」の“サクラ大戦歌謡ショウ”で上演された『海神別荘』。2.5次元ミュージカルの先駆けともいえる作品を、今回はクリエイターの広井王子が歌劇にアレンジして、OSKのダンスはもちろん歌でも魅了する。
 
レビューが大好きという広井王子は、「『海神別荘』は長台詞が多いので、今回は歌でお客様に分かりやすくお伝えできれば。ナイトレビューは約70分の上演時間のなかにめちゃくちゃ詰め込むので、置いていかれないようにしてください! 外国の方が見てもテンションが高くなるようなスピードです!」と意気込んだ。夜公演「OSK SAKURA NIGHT」では、『サクラ大戦』で真宮寺さくらの声を務めた横山智佐とOSK日本歌劇団の楊琳がデュエット曲も披露する。楊は「全力で頑張りたい」と意気込み、横山も「お客様と夢のようなひとときを過ごす時間の幸せを感じながら舞台に立ちたいと思います」と気合を入れた。
 
『海神別荘』で海の王子を演じる桐生は「とても有名な作品にOSKが関わることができて幸せに思います。この作品は歌が多いので、歌で勝負できるチャンスがいただけたのはありがたいです。踊りのOSKと言われていますが、歌も追いついてきていると言ってもらえるよう、みんなで一丸となって頑張っていきたい」とコメントした。
 
博士を演じる舞美りらは、4年ぶりの南座公演に喜びをあらわにし、「横山さんをはじめ声優の皆さんとご一緒できることを誇りに思います。暑い夏に負けないように、精一杯頑張ります」と言葉に熱を込めた。
 
夜公演での「OSK SAKURA NIGHT」は男性の声優陣も出演。「男性と共演させていただくのは本当に貴重な体験なので、今からとても楽しみですし、負けないぞという気持ちでやっていきたい」と楊が気合を入れ、舞美も「どのような化学反応が起こるか楽しみです」と期待を膨らませた。

(2019年7月11日更新)


Check

南座新開場記念『OSK SAKURA REVUE』
第1部「海神別荘」/
第2部「STORM of APPLAUSE」

チケット発売中 Pコード:493-330

▼7月13日(土) 11:00/15:00
▼7月14日(日) 11:00/15:00
▼7月15日(月・祝) 11:00/15:00
▼7月16日(火) 11:00/15:00
▼7月17日(水) 15:00
▼7月18日(木) 11:00/15:00
▼7月19日(金) 11:00/15:00
▼7月20日(土) 11:00/15:00
▼7月21日(日) 11:00/15:00
▼7月22日(月) 15:00
▼7月23日(火) 11:00/15:00
▼7月24日(水) 11:00/15:00
▼7月25日(木) 11:00/15:00
南座
一等席-8500円 二等席-4500円
[出演]桐生麻耶/楊琳/虹架路万/愛瀬光/白藤麗華/城月れい/OSK日本歌劇団
※日時・席種により取り扱いのない場合あり。4歳以上チケット必要。
[問]南座■075-561-1155

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南座新開場記念『OSK SAKURA NIGHT』
〈OSK日本歌劇団×サクラ大戦 コラボレビュー〉
「夢見ていよう」

チケット発売中 Pコード:493-330

▼7月13日(土) 19:30
▼7月14日(日) 19:30
▼7月15日(月・祝) 19:30
▼7月16日(火) 19:30
▼7月17日(水) 19:30
▼7月18日(木) 19:30
▼7月19日(金) 19:30
▼7月20日(土) 19:30
▼7月21日(日) 19:30
▼7月22日(月) 19:30
▼7月23日(火) 19:30
▼7月24日(水) 19:30
南座
一等席-6500円 二等席-3000円
[出演]舞美りら/翼和希/千咲えみ/楊琳/OSK日本歌劇団
[ゲスト]横山智佐/高乃麗(7/13(土)~16(火))/井上喜久子(7/17(水)・20(土))/日高のり子(7/18(木))/田中真弓(7/19(金))
※日時・席種により取り扱いのない場合あり。4歳以上チケット必要。
[問]南座■075-561-1155

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OSK日本歌劇団 オフィシャルサイト