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『第五回 上方落語若手噺家グランプリ2019
決勝戦』、今年は大丸心斎橋劇場で開催!

上方落語界より新たなスターを輩出する目的で始まった『上方落語若手噺家グランプリ』。予選を突破し、桂二葉、桂華紋、露の紫、桂小鯛、笑福亭喬介、桂三四郎、桂雀太、笑福亭べ瓶、桂佐ん吉が、6月24日(月)に大丸心斎橋劇場でおこなわれる決勝へ進出した。

三四郎、べ瓶、佐ん吉をのぞく6名が出席した決勝開催発表では、当日の出番順の抽選会もおこない、それぞれ意気込みを語った。

1番手の華紋は「「予選も1番だったので気にしてません!」と朗らかに。実兄の漫才コンビ、おせつときょうたが漫才協会で新人賞を受賞したことから「兄弟で賞を獲ったら話題になるかなと思っています」と笑顔を見せた。3番目の二葉は「勝ちたいなと思います」とシンプルに。今年初めて決勝に進出した4番手の紫は、「師匠(露の都)から今年のラッキーカラーはブルーと言われているので、着物なり、小物なりにブルーを入れて、精一杯頑張ろうと思います!」とゲン担ぎも。5番手で中取りの雀太は、第1回から決勝に進出する、いわば“常連”。「出演者は9人ですが、私以外の8人とではなく、私自身との戦い。自分との戦いに勝てるように頑張りたい」と意欲を見せた。

中入り後に続いては6番手の喬介。こちらも“常連”で、決勝戦でも2位が続いている。「今年もまた2位を目指して…」と笑いを交えつつ、「決勝戦でかける落語を構成する際に、自分らしさを出していきたい」と飄々と。小鯛は「2017年に初めて決勝に出させていただいたときは、緊張して楽しむ余裕がありませんでした。今回、予選は3位で一度がっかり感を味わっているので、楽しんでできそうだと思っています」とリラックスした様子で語った。

なお、開催発表に出席できなかった佐ん吉、べ瓶、三四郎は、桂米團治、桂米二が代理でくじ引きに参加。2番手が佐ん吉、7番手が三四郎、9番手のトリがべ瓶に決まった。

出場者の持ち時間はひとり11分~13分で、在阪テレビ局、ラジオ局などのプロデューサー、ディレクターが審査を務める。チケットは5月25日(土)発売。




(2019年5月24日更新)


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第五回 上方落語若手噺家グランプリ2019 決勝戦

5月25日(土) 10:00よりチケット一般発売
Pコード:494-674

▼2019年6月24日(月) 18:30
大丸心斎橋劇場 (大阪府)
全席指定-2500円
[出演]桂佐ん吉 / 笑福亭べ瓶 / 桂雀太 / 桂三四郎 / 笑福亭喬介 / 桂小鯛 / 露の紫 / 桂華紋 / 桂二葉
[問]上方落語協会:06-6354-7727

上方落語協会
https://kamigatarakugo.jp/information/news/8703/

チケット情報はこちら

『上方落語若手噺家グランプリ』とは

関西のアートや文化、伝統芸能の支援を目的としたアーツサポート関西を通じ、アートコーポレーションが“若手育成のために”と上方落語協会に500万円の寄付をし、1年に1回、10年間、開催する。2019年で5回目となる。出場資格は入門4年目から18年目までの上方落語協会所属の噺家で、4回に分けて予選を開催。各予選1位、2位と、各予選3位のうち最も点数の高かった1人の合計9人が決勝戦へと出場する。