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二代目松本白鸚、十代目松本幸四郎の
襲名披露公演が大阪松竹座で開幕!

7月3日(火)に大阪松竹座で幕を開ける「松本幸四郎改め 二代目松本白鸚・市川染五郎改め 十代目松本幸四郎 襲名披露 七月大歌舞伎 関西・歌舞伎を愛する会 第二十七回」。

6月29日には大阪の夏の風物詩である恒例の「船乗り込み」が開催され、二代目松本白鸚、十代目松本幸四郎ら高麗屋一門を乗せた船が本町橋船着場より出航した。東横堀川にかかる橋の上や沿道ではたくさんの方から「待ってました!」「高麗屋!」といった声がかかり、道頓堀川に入ると原田病院前で今年も花束が贈呈された。人影もぐっと増え、遊歩道や橋の上、ビルの中からも声をかけたり、手を振るファンの姿が。そして戎橋の「とんぼりリバーウォーク」では歌舞伎ファンはもとより、外国人観光客などたくさんの人々に迎えられ、船上より口上が行われた。

大阪松竹座の劇場前で行われた式典には二代目白鸚、十代目幸四郎、片岡仁左衛門、中村鴈治郎、市川猿之助ら出演俳優23人が勢揃いし、挨拶や撒き手ぬぐいを行った。多くのファンに迎えられた二代目白鸚は、「俳優は苦しみ、悲しみをそのままにせず、悲しみを希望に、苦しみを勇気に変える。それを生業にしています。勇気や希望に変えて、感動を与えることは難しいことですが、お客様お一人でも勇気や希望に変える一心で務めてまいります」と語った。昼の部の『勧進帳』で武蔵坊弁慶を、夜の部の『女殺油地獄』で河内屋与兵衛を勤める十代目幸四郎。関西で襲名公演ができて嬉しいと喜びをあらわにし、「『女殺油地獄』は上方のお話なので、ここで初めて演じさせていただくことを目標にしていました。一度しかない大事な興行ですので、精一杯勤めてまいります」と意気込みを語った。
 

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式典の最後は仁左衛門による大阪締めでの手締めが行われ、成功を祈願した。「七月大歌舞伎」は7月3日(火)から27日(金)まで大阪松竹座で開幕。チケット発売中。




(2018年7月 2日更新)


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「松本幸四郎改め 二代目松本白鸚・
市川染五郎改め 十代目松本幸四郎
襲名披露 七月大歌舞伎
関西・歌舞伎を愛する会
第二十七回」

Pコード:485-991

▼7月3日(火)~27日(金)

大阪松竹座

1等席-20000円
2等席-10000円
3等席-6000円

<昼の部>11:00開演
『廓三番叟』『菅原伝授手習鑑 車引』『天衣紛上野初花 河内山』『勧進帳』

<夜の部>16:15開演
『御浜御殿綱豊卿』『二代目松本白鸚 十代目松本幸四郎襲名披露 口上』『女殺油地獄』

[出演]松本幸四郎改め二代目松本白鸚 / 市川染五郎改め十代目松本幸四郎 / 坂田藤十郎 / 片岡仁左衛門 / 中村鴈治郎 /中村扇雀 / 片岡孝太郎 / 市川猿之助 / 市川中車 / 市川高麗蔵 / 坂東竹三郎 / 坂東彌十郎 / 中村又五郎 / 中村歌六

[問]大阪松竹座[TEL]06-6214-2211

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