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「自信を持って大阪にやってきました!」
渡辺えり&キムラ緑子主演、笑いと涙で魅せる
舞台『喜劇 有頂天一座』が大阪松竹座で上演中!

渡辺えり、キムラ緑子が主演する舞台『喜劇 有頂天一座』が、2月16日、大阪松竹座にて開幕。初日公演の直前には劇場前で渡辺とキムラが挨拶し、「新橋演舞場でたくさんの方に“楽しかった”“面白かった”と言っていただけて、自信を持って大阪にやってきました!」と笑顔を見せるキムラ。休憩を含み、上演時間約3時間の舞台だが「“あっという間だった”と言われました。国定忠治の名場面や『瞼の母』のシーンもある。男役をやっているから声がガラガラになってしまいました(笑)。楽しい舞台に仕上がりましたのでぜひ観に来てください」と渡辺もコメント。
 
本作は1959年、『女剣劇朝霧一座』というタイトルで初演された北條秀司による喜劇作品。女剣劇の世界で座長の座を巡る壮絶な“女のいくさ”を、ユーモアたっぷりにコメディタッチで描いた舞台だ。

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昭和30年代、上州の田舎町に、二代目朝霧恵美子(渡辺)率いる女剣劇一座の姿があった。かつては人気を博した女剣劇だったが、浅草ではストリップの人気に押され、今は旅回りの憂き目に合っているのだ。駅前の休憩所で過ごしているところに、仕事で訪れた映画スター・嵐玉之介(段田安則)が現れる。以前は恋人同士だったふたりは再会を喜び、玉之介は恵美子を自身の宿に誘う。その夜、ひょんなことからふたりの密会がバレそうになり、恵美子の弟子・小夜子(キムラ)が身替りとなるが、このスキャンダルで小夜子が一躍人気者に。その人気を利用して女剣劇の再生を目論む興行師・浅倉(村田雄浩)と有名になりたい小夜子の思惑が合致して、ある密談がまとまる…。

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渡辺演じる弟子に人気をもっていかれた二代目朝霧恵美子と、キムラ演じる野心家の小夜子が目には見えない火花を散らす。女剣劇を盛り上げるため、人気役者に主役の座を譲ることは仕方がない。でもやっぱり、自分が演じたい!渡辺はそんな心の葛藤をユーモラスに表現する。キムラも“若手”の女優としてテンション高く、可愛らしく演じる。小夜子がなぜ恵美子の弟子となり主役の座を狙ったのか。それが明らかになる後半は、一転してシリアスなムードに。ふたりの掛け合いが小気味よく、笑いと涙で魅せる人情喜劇。ラストは華やかなレビューも楽しめる。公演は2月23日(金)まで!



(2018年2月19日更新)


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『喜劇 有頂天一座』

▼開催中~2月23日(金) (月)(水)(木)11:30 (火)(金)11:30/16:00
大阪松竹座
1等席-12000円 2等席-7000円 3等席-4000円
[作]北條秀司
[演出]齋藤雅文
[出演]渡辺えり/キムラ緑子/林翔太/広岡由里子/村田雄浩/段田安則/他
※日時・席種により取り扱いのない場合あり。4歳以上は有料。
[問]大阪松竹座■06-6214-2211

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