4月は「上方落語協会創立60周年記念月間」
天満天神繁昌亭昼席は日替わりの特別興行!
2017年で創立60周年を迎える「上方落語協会」。それを記念して4月1日より1ヶ月間、「上方落語協会創立60周年記念月間」と題してスペシャルな昼寄席を行う。
まず、1ヶ月間、255名の上方落語協会協会員が日替わりで総出演。これは天満天神繁昌亭開業以来、なかった試みだ。結成当時、会員18名、名誉会員は5名だった上方落語協会。60年を過ぎ、その数も10倍以上となった。それだけに、賑やかな1ヶ月となる。そして、出演者による記念口上も行われる。4月1日(土)の初日は笑福亭鶴瓶を覗く上方落語協会副会長がそろう。また、30日(日)の最終日には、六代 桂文枝会長の口上が予定されている。
そして4月1日(土)の初日には昼12時15分ごろに鏡開きと振舞酒も。1日は土曜日。仕事もお休みの方も多いと思われるので、ぜひ気軽に参加して、盛大にお祝いをしてほしい。また、30日(土)の千秋楽には先にも記したとおり文枝会長の口上のほか、シークレットのお楽しみ企画も用意している。こちらも楽しみにしてほしい。なお、4月6日(木)に柳亭市馬が来場。口上にも登壇する。
記念月間の開催を前に文枝会長は、「1957年4月に上方落語協会が結成されて、今日があるのは師匠方のおかげです。60周年ということで、何かやろうと企画を協会員にいろいろ考えてもらいました。最後の四天王である春団治師匠も去年お亡くなりになり、我々もいろいろがんばって、次の時代につなぐことをしていかないといけない。これからの戦略もかなり難しいことになると思うの、力を合わせて、みんなで一丸となってがんばっていきたいと思います。この記念月間もぜひ、お客様に来ていただきたいと思います」と意気込みを語った。
「上方落語協会創立60周年記念月間」は4月1日(土)~30日(日)の天満天神繁昌亭昼席で開催。チケット発売中。
(2017年3月27日更新)
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