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注目のフレンチ・ロック・ミュージカル
梅芸に登場!

2012年にフランスで初演したメガヒット作であり、昨年には宝塚歌劇で上演された大型ミュージカル「1789 バスティーユの恋人たち」。今回、小池修一郎の潤色・演出によって梅田芸術劇場に登場する。フランス革命前夜から、革命のきっかけとなった1789年7月14日のバスティーユ牢獄襲撃までを背景に、激動の中で生まれたひとつの愛をドラマチックに描く物語だ。貴族に父親を殺された農夫ロナンは、パリに出て革命に身を投じるが、マリー・アントワネットの侍女オランプと出会い、恋に落ちる…。主役ロナンには、小池徹平と加藤和樹のWキャスト。作品キャンペーンに加藤が来阪した。

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アーティストであり俳優として音楽や舞台に幅広く活動する加藤は、「レディ・ベス」や「ロミオとジュリエット」などミュージカルでもキャリアを積み、デビュー10周年に大舞台で主演の座を射止めた。「節目の年に大きな作品に参加できるうれしさと、看板を背負うプレッシャーの中で、自分がどれだけのものを残せるか」と話す。また、作品について「これまでのミュージカルとはまた違った、すごく不思議な今っぽい作品。すごくロックなんです。役に関係なく、ライブコンサートで歌いたい曲ばかりで、まず楽曲に惚れました。それに物語として楽しめるだけでなく、ダンスもアクロバティックな動きがたくさんあり、演出も舞台セットや仕掛けが新しくて、ワクワクさせられる作品です」と魅力を語った。

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ほかのキャストには、大型ミュージカルには欠かせない実力派がズラリと顔を揃える。オランプを演じるのは神田沙也加と夢咲ねね、アントワネット役には花總まりと凰稀かなめがWキャストで出演。「とても心強いです。ロナンは熱い思いのある役なので、仲間たちの絆や団結力を意識して、みんなで作り上げていきたい。そして、大変な状況の中でも育まれる愛があることを自然に見せられたら。組み合わせで芝居も変わってくるので、できるだけいろんな組み合わせで観ていただきたいです」。
 
これまで多くの海外ミュージカルを独自の演出で手掛けてきた小池。今回、新ナンバーも加え、宝塚版とは異なるアレンジや、フランス版に基づくオリジナル音源を用いた演出で、新たな舞台に臨む。時代背景はよりわかりやすく、物語展開はよりドラマチックに、そしてダイナミックな世界観はより迫力を増す。その演出を楽しみにしつつ「相手役が変わっても伝える思いは同じなので、その熱量を感じてほしい。とにかく、何度観ても聴いても飽きない、本当に素晴らしい作品なので、是非劇場に来てください。最低1回だけでも!(笑)」
 
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公演は、4月9日(土)から5月15日(日)まで東京・帝国劇場、5月21日(土)から6月5日(日)まで大阪・梅田芸術劇場 メインホールにて上演される。チケットは発売中。

取材・文:高橋晴代
撮影:奥村達也



(2016年3月 7日更新)


Check
加藤和樹

『1789 バスティーユの恋人たち』

【東京公演】
▼4月9日(土)~5月15日(日)
帝国劇場

Pick Up!!

【大阪公演】

発売中 Pコード:446-457

▼5月21日(土)17:00
▼5月22日(日)12:00/17:00
▼5月23日(月)13:00
▼5月24日(火)13:00
▼5月25日(水)13:00/18:00
▼5月26日(木)13:00
▼5月27日(金)13:00
▼5月28日(土)12:00/17:00
▼5月29日(日)12:00
▼5月31日(火)13:00
▼6月1日(水)18:00
▼6月2日(木)13:00
▼6月3日(金)13:00
▼6月4日(土)12:00/17:00
▼6月5日(日)12:00

梅田芸術劇場 メインホール

S席-13500円 A席-9000円 B席-5000円

[潤色][演出]小池修一郎
[出演]小池徹平・加藤和樹(Wキャスト)/神田沙也加・夢咲ねね(Wキャスト)/花總まり・凰稀かなめ(Wキャスト)/古川雄大/上原理生/渡辺大輔/ソニン/吉野圭吾/坂元健児/広瀬友祐/岡幸二郎/他

※6/1(水)13:00は貸切。
※未就学児童は入場不可。一部Wキャストあり。

[問]梅田芸術劇場■06-6377-3800

チケット情報はこちら


『1789 バスティーユの恋人たち』