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古川雄大が人気ミュージカル『黒執事』で主演!

大人気マンガを原作に、2009年から昨年までにシリーズ4公演を上演してきたミュージカル『黒執事』。原作の持つ耽美で怪しい世界観を忠実に再現し、人気を博す舞台が、今回、古川雄大を主演に迎えて上演される。演目は、昨年上演された“地に燃えるリコリス”。コミックス初期シリーズの中でも特に人気の高い「赤執事編」を舞台化したもので、古川をはじめとする新キャスト、新演出、新たな楽曲で見せる。
 
同シリーズを2度観たことがあるという古川も、その世界観に魅了されたひとりだ。「原作もアニメも見たことがなかったので、漠然としたイメージしか持っていなかったのですが、舞台を観たときに、スッとその世界に入り込んで没頭することができたんです。ふと“あれ?ここどこだっけ?”って思うような、ミステリアスで、エロティックな世界観で…、それでいてコミカルなところもある。すごく丁寧に、忠実に作られているなと思いました」と、その印象を語る。

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シリーズ化もされ、好評を得てきた舞台への主演。大役を任された古川だが、プレッシャーを感じるどころか、前向きに捉えている。「劇場も作品も大きいので普段ならプレッシャーを感じるはずなんですが、“よし、やってやろう!”という気持ちになりましたね。多分、自分の中で目指すところが明確になってきたというのもありますし、いろんな舞台を踏んでステップアップできているのだと思います」

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漫画やアニメを原作にした“2.5次元”の舞台はミュージカル『テニスの王子様』で経験済み。表現するうえでは「多少の違和感を意識して演じることが大事」と語る。「映像や現代劇はナチュラルに見せることで観る人がスッと入り込めると思うのですが、漫画を原作にした舞台は、その世界を再現するために、声の出し方とかも意識しないといけない。普通ならちょっと違和感のあることも沁み込ませて見せたいと思っています」
 
演じるのは、悪魔の正体を持つ万能執事・セバスチャン。2代目セバスチャンとしての意気込みは…。「前回までと別物を作りたいとは思いますが、それを意識して作るのではなく、自分が感じたままに作った結果、“別物のセバスチャンだね”って言われたいですね。メンバーも続投する方がいるので心強いとは思いますが、再演ではなく“新生”として、みんなで新しい作品を作っていきたいと思っています。変化を感じていただける舞台にしたいですね」

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公演は、11月7日(土)から10日(火)まで大阪・梅田芸術劇場 メインホールにて上演。その後、宮城、東京、福岡でも上演される。チケットはいずれも発売中。

取材・文:黒石悦子
撮影:木村正史



(2015年10月26日更新)


Check
古川雄大

ミュージカル『黒執事-地に燃えるリコリス2015-』

Pick Up!!

【大阪公演】

発売中 Pコード:444-897

▼11月7日(土)18:00
▼11月8日(日)13:00/18:00
▼11月9日(月)18:30
▼11月10日(火)13:00

S席-8800円 A席-5000円 注釈付S席-8800円 注釈付A席-5000円

梅田芸術劇場 メインホール
[原案・原作]枢やな(掲載 月刊「Gファンタジー」スクウェア・エニックス刊)
[劇作・脚本]井関佳子
[演出]毛利亘宏
[出演]古川雄大/福崎那由他/植原卓也/矢田悠祐/広瀬友祐/
輝馬/佐々木喜英/鷲尾昇/河原田巧也/坂田しおり/高木俊/
寺山武志/和泉宗兵/荒木宏文/AKANE LIV/他

※未就学児童は入場不可。11/10(火)13:00公演のA席は取り扱いなし。
※注釈付S席、注釈付A席はシーンにより一部見づらいお席となります。予めご了承の上お買い求め下さい。11/10(火)13:00公演の注釈付S席、注釈付A席は取り扱いなし。

[問]梅田芸術劇場■06-6377-3800

【宮城公演】
▼11月14日(土)~15日(日)名取市文化会館 大ホール

【東京公演】
▼11月21日(土)~29日(日)赤坂ACTシアター

【福岡公演】
▼12月4日(金)~6日(日)キャナルシティ劇場

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