東西の人気俳優が多数出演!
京都の冬の風物詩、南座「吉例顔見世興行」
特別席からの観覧が堪能できる
“ぴあスペシャル☆特別席”も大好評発売中!
11月30日より幕を開けた南座での「吉例顔見世興行」。今年は『新檜舞台開き』と銘打ち、新装開場以来23年ぶりに全面張り替えを行った檜舞台の上で行われる。張り替えには、舞台表面はもちろん舞台を支える基材も岐阜の東濃檜を惜しみなく使用。この東濃檜は、伊勢神宮の外宮(げくう)にも使われている、檜の中でも最高峰ランクのものだ。
演目は、昼の部、夜の部とも、歌舞伎の故郷・京都に所縁のあるものが多く、歌舞伎三大名作の一つ『仮名手本忠臣蔵』から、江戸の生世話、新歌舞伎、上方の名作、歌舞伎舞踊までと、「吉例顔見世興行」を毎年ご覧になっている方から、歌舞伎を初めてご覧になる方まで幅広く、歌舞伎の多彩な魅力を堪能できる豪華な狂言立てとなっている。
<昼の部>
『藤十郎の恋』
初世中村鴈治郎ゆかりのお家芸を中村扇雀がいよいよ顔見世で披露。芝居の役作りのため茶屋の女房に偽りの恋を仕掛けるという菊池寛の傑作。
『新口村』
中村梅玉・片岡我當・片岡秀太郎・という上方ゆかりの俳優達がしっとりと演じる叙情溢れる名作。
『魚屋宗五郎』
顔見世には七年ぶりの出演・松本幸四郎が至芸で魅せる江戸世話物の代表作。
『仮名手本忠臣蔵 七段目』
一昨年に急逝した中村勘三郎が新しい歌舞伎座での上演を熱望していた演目を、片岡仁左衛門が中村勘九郎、七之助とともに勘三郎を偲んで演じる。
<夜の部>
『仮名手本忠臣蔵 九段目』
坂田藤十郎・幸四郎をはじめとする東西の大顔合わせでお楽しみ頂く、義太夫狂言の傑作。
『お祭り』
仁左衛門が江戸っ子の〝粋〟を颯爽と漂わせ踊り上げる華やかな一幕。
『鳥辺山心中』
祇園界隈を舞台とした新歌舞伎の名作で、悲恋の物語を中村橋之助・片岡孝太郎がしとやかに演じる。
『爪王』
狐と鷹に身を扮してのダイナミックな舞踊劇を勘九郎・七之助が若さと力量を存分に発揮し激しい踊りで魅せる。歌舞伎ならではの手法を取り入れた圧倒的な迫力に注目!
江戸時代からの“芝居正月”の伝統を古式ゆかしく今に伝える南座の「吉例顔見世興行」。今年も豪華な顔ぶれと狂言立てが出揃った。特に今年は東から幸四郎、勘九郎、七之助といった様々なジャンルで活躍する人気俳優が出演。中村兄弟は仁左衛門と共に亡き父・勘三郎を偲び、南座の新しくなった檜舞台で熱演を繰り広げる。
これらの作品を1階の桟敷席または2階最前列の特別席からたっぷりと楽しめるのが、「ぴあスペシャル☆特別席」だ。通常、プレイガイドでの取り扱いのない特別席を、この「吉例顔見世興行」に限ってチケットぴあで発売中!(後半分 12/14~12/26)。なかなか手に入らないプレミアムシートでの歌舞伎鑑賞は、至極の時間を味わえること間違いない!
(2014年12月 7日更新)
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