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千葉雅子と土田英生による濃密なふたり芝居

「猫のホテル」代表の千葉雅子と「MONO」代表の土田英生。劇団代表であり、共に劇作家・演出家・俳優の顔を持つふたりがタッグを組み、スタンダードで長く上演される舞台作品を創作する試みで始まった“舞台製作事業”。2013年に東京で初演され大好評を博した舞台が『姐さん女房の裏切り』 だ。本作品をブラッシュアップして今回、全国5か所での上演が決定した。 
 

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『姐さん女房の裏切り』 は暴力団の組長の妻だった女と、鉄砲玉だった男の物語。逃亡し地方都市で隠れて暮らす彼らの日常へ、忘れていた闇が忍び寄る。原案を千葉、作・演出を土田が担う、出演ももちろん千葉と土田のみ。「ふたりしか出ないから面白いんです。タイトルそのままのストーリーなんですが、ストーリーを見せるというよりは、裏切るのはなぜかというのを会話で見せたい。ほとんど細かい注文はつけていない。千葉さんはどんな退屈なところでも面白くしてしまう、台詞に対する距離感が素晴らしいからやってて楽しい。僕は千葉雅子へのラブレターのつもりで書きましたよ」と土田。男の馬鹿さかげんと、女の切なさを昭和テイストで作品に詰め込んだ。前回を踏まえてさらに普遍的な作品へとブラッシュアップされるという。 
 
シンプルな舞台で、繰り広げられる会話だけで成り立つ濃密なふたり芝居は、共に現代演劇で25年というキャリアのあるふたりのエッセンスが詰まったもの。上演時間は約70分。内面の感情を現す小気味よいテンポ、スリリングな台詞の応酬、一瞬の静寂が訪れる絶妙な会話の間を楽しみたい。演劇の醍醐味をたっぷり味わえる一本だ。 
 

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千葉雅子×土田英生 舞台製作事業『姐さん女房の裏切り』は、10月4日(土)から5日(日)まで石川・金沢市民芸術村 ドラマ工房、10月18日(土)から19日(日)まで福岡・北九州芸術劇場 小劇場、10月24日(金)に愛知・長久手市文化の家 風のホール、10月31日(金)から11月2日(日)まで兵庫・AI・HALL、11月9日(日)に広島・アステールプラザ 多目的スタジオで上演。チケット発売中。



(2014年9月 2日更新)


Check

千葉雅子×土田英生舞台製作事業
『姐さん女房の裏切り』

撮影:引地信彦

チケット発売中

【石川公演】Pコード 439-038
▼10月4日(土)19:00★・5日(日)14:00
金沢市民芸術村 ドラマ工房

【福岡公演】Pコード 434-514
▼10月18日(土)18:00★・19日(日)14:00
北九州芸術劇場 小劇場

【愛知公演】Pコード 439-073
▼10月24日(金)19:00★
長久手市文化の家 風のホール

PICK UP!!

【兵庫公演】Pコード:438-582

▼10月31日(金)~11月2日(日)
(金)19:30 (土)14:00/19:00★ (日)14:00
AI・HALL(伊丹市立演劇ホール)
一般-3500円(整理番号付)
U-25-2500円(整理番号付、25歳以下)
[原案・原作][出演]千葉雅子
[作][演出][出演]土田英生
[問]AI・HALL(伊丹市立演劇ホール)■072-782-2000

【広島公演】Pコード 439-075
▼11月9日(日)14:00★
アステールプラザ 多目的スタジオ

★終演後、トークイベントあり
※未就学児童入場不可。

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『姐さん女房の裏切り』オフィシャルサイト