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“踊る精霊”ヤン・リーピンが3年ぶりに来日!
代表作「孔雀」の決定版で魅せる!

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しなやかかつ繊細な動きで森羅万象を表現する中国を代表する舞踏家、ヤン・リーピン。彼女が最新作『孔雀』を携えて来日中だ。

メス孔雀・サドゥとオス孔雀ガヤとの恋愛模様を描いた本作。孔雀たちの美しさに驚き、嫉妬した鴉(からす)ルーバンの出現により、二人の仲は引き裂かれ、やがて命までも奪われ…。命の輝きを四季になぞらえ、さまざまな美が織り成す自然も表現してゆく。

「踊りももちろんですが、衣裳や音楽などいろんな角度から楽しめる作品です。生まれて、成長して、恋をして。そして肉体が滅び、また新たな命が生まれる。永久的な時間に乗せて、命の大切さ、時間の大切さを伝えたいと思います。この作品は、私が常に心の中で思っていることを表現しています」とヤン・リーピン。「孔雀の霊」と言えば一躍、ヤンの名を世界中に知らしめた代表作だが、今回演じる『孔雀』は、まったく新しい手法、表現方法を取り入れている。

「この作品を作るにあたって、衣裳のティム・イップさんをはじめ、美術家、画家、文学者、音楽家など、さまざまな専門家の方と話し合いをして、いろんな方向性を探りました。たとえば冬を描写する際、“冬はとてもシンプルで、色も少なく、水墨画のような世界にしてはどうですか?”とティムさんからの助言がありました。その意見を踏まえて、今回、冬の場面を作りましたが、お客様にもとても好評です。そのシーンもぜひ、見てください」と、多くの英知が集結し、創出されていると語る。そんな唯一無二の世界がまもなく大阪で幕を開ける。

「今回は新しい『孔雀』をお見せすることができます。そして命と自然の関係、時間の大切さなどをぜひ劇場で、一緒に感じることができればとてもうれしいです」。

公演は6月7日(土)・8日(日)に大阪・梅田芸術劇場 メインホールにて。詳細はチケット情報ページでご確認を。




(2014年6月 5日更新)


Check

ヤン・リーピン「孔雀」

発売中

Pコード:435-085

▼6月7日(土)13:00/18:00

▼6月8日(日)13:00

梅田芸術劇場 メインホール

S席-11500円

A席-9000円

サイドS席-11500円

サイドA席-9000円

[出演][構成]ヤン・リーピン

※未就学児童は入場不可。字幕あり。客席内にスピーカーが設置されます。サイドS席・サイドA席は端寄りのお席となる為、シーンにより一部見づらい場合がございます。予めご了承ください。B席は予定枚数終了。

[問]キョードーインフォメーション
[TEL]06-7732-8888

チケット情報はこちら

【プロフィール】

ヤン・リーピン

●1986年に制作・主演したソロ作品『孔雀の霊』で得た名声を機に、1998年にはモントリオール映画祭で審査委員特別賞受賞。2008年、2010年『シャングリラ』を、2011年『ヤン・リーピンの“クラナゾ”』を上演。写真右はヤンの姪にあたるツァイー・チー。『孔雀』の上演時間中、ずっと回転し続けるというその驚異のパフォーマンスも見どころのひとつだ。