松平健と川中美幸の二人座長でお届けする
新歌舞伎座の三月公演!
芝居に歌に踊りにと賑々しく開幕中!
大阪・上本町の新歌舞伎座で上演中の「二人の座長が豪華共演 松平健・川中美幸 特別公演」が好評だ。文字通り、松平健と川中美幸の二人座長でお届けする本公演。1ヶ月で松平健座長バージョンと、川中美幸座長バージョンの2パターンを繰り広げる。
松平健座長では、お芝居は「吉宗評判記 暴れん坊将軍~夢永遠江戸恵方松~」を、第二部のショーでは『マツケンサンバ』をはじめとした歌あり、踊りありのスペシャルステージ「唄う絵草紙」を上演。川中美幸座長では、大石内蔵助の妻、大石りくが主役の芝居「赤穂の寒桜」と、自身のヒット曲や昭和歌謡などで聴かせる歌謡ショー「人 うた 心」を上演する。芝居はいずれも、それぞれ相手役として登場。第二部のショーでもデュエットやソロなど、座長同士の共演が楽しめる。
「お互いに相手役として出させてもらっていますが、とてもやりやすく、楽しくやらせていただいております」と初日を終えた松平健。
川中も「今年は松平さんの40周年という、記念すべき年。私もなんらかの形でかかわりを持たせていただき、本当に嬉しく思っています。健さんの舞台を拝見しますと、“楽しませたい、喜んでもらいたい”というお客様に対する思いに、すごく通じるものがあります。どうぞ千秋楽までよろしくお願いします」と笑顔で語った。なお、松平座長の「暴れん坊将軍」では、10代から70代と一人の女性の一生を演じる川中。そして座長公演の「赤穂の寒桜」では、深い慈愛に満ちた大石りくを情感豊かに魅せる。
最後にそれぞれ、公演をPRしてもらった。
「『暴れん坊将軍』は皆さんもご存知だと思いますが、明るく楽しく痛快に演じております。“本格時代劇の娯楽”を目指して作ってもらって、そのとおりの、とても楽しいものができました。また、ショーは光モノでとっかえひっかえでやっていますので、ぜひ楽しんでください」と松平。
「『忠臣蔵』は男性にスポットが当たることが多いですが、今回は大石りくという女性の目線から描いています。この芝居を見ていただいて、母親の愛や家族の絆など、改めて何かを感じていただけたらなぁと思います。非常に切ないお話ですが、ご自分の人生と重ね合わせてご覧いただければと思います。ショーの方は『名場面』を健さんとデュエットしたり、私が子供の頃によく街で流れていた、昭和の時代に元気を与えてくれた、そんな歌も集めています。皆さんと時代をタイムスリップしてみたいな思います!」と川中も意気込んだ。
公演は3月30日(日)まで。チケットは新歌舞伎座までお問い合わせを。
(2014年3月20日更新)
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