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連続テレビ小説『ごちそうさん』に出演中の
山中崇を主演に迎え、松田正隆×松本雄吉
のタッグで贈るSFメロドラマが間もなく上演

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作、松田正隆、演出・美術、松本雄吉が手がける舞台『石のような水』が11月28日(木)~11月30日(土)に京都芸術劇場 春秋座にて上演される。この二人のタッグは精華小劇場で上演された『イキシマ』以来3年ぶり2回目、演劇ファンならワクワクする顔合わせだ。
 
本作品は旧ソ連の映画作家アンドレイ・タルコフスキーの残したいくつかの作品をモチーフに、劇作家の松田正隆(マレビトの会)と演出家の松本雄吉(維新派)が、今日的な視点から大胆な視覚化・空間化を試みるオリジナルの新作演劇作品。主演には現在放送中のNHK連続テレビ小説『ごちそうさん』でも活躍中の山中崇。「山中さんが出演しているいろんな映画を見て、こんなに個性もあって、でもその役ごとにきちんと違う印象を与える、とても素晴らしいバランスを持っている俳優だと思っていました。そんな方と一緒に仕事をしてみたかった」と主演に抜擢した理由を語る松田。その言葉を受けて山中は「松田さんの作品は観たことがあったけれど、お逢いしたことはなかったのですが、こうやって知ってもらって、僕に主演をやってほしいと思ってもらえることが嬉しい」と返した。その他、第58回カンヌ国際映画祭コンペ出品作品『バッシング』(林政広監督)で主演を務め、映画・舞台等で活躍をする占部房子、マレビトの会には欠かすことができない武田暁など、オーディションで選ばれた俳優たちが集った。
 
また、脚本を手がけた松田は「新作を作るなら、一番影響を受けた映画監督であるタルコフスキーを題材にやりたかった。自分からは企画をしたいとはいえなかったけれど、共同企画の森山さんからやらないかと言われ決心がついた。」と語り、演出の松本は『石のような水』を通して「松田君も僕も映画ファンで、映画を観た後、なんとなく同じ歩き方をしてみたり、映画の世界に浸ってみたりという感じで、この舞台を観た人にもそんなふうに影響を与えたい」と意気込みを語った。
 
公演は11月28日(木)から30日(土)まで京都芸術劇場 春秋座で、12月5日(木)から8日(日)まで東京・にしすがも創造舎にて行われる。詳しくは公式サイトまで。
 



(2013年11月20日更新)


『石のような水』

『石のような水』

▼11月28日(木)~30日(土)
(木)(金)19:00 (土)13:00/18:00

京都芸術劇場 春秋座

一般-4000円 シニア-3600円
学生&ユース-2500円 瓜生山学園生-2000円

※全整理番号付、自由席。当日券は+500円。

[作]松田正隆

[演出・美術]松本雄吉

[出演]山中崇、占部房子、武田暁、小坂浩之、酒井和哉、筒井潤、西山真来、幡司健太、増田美佳、森正吏、山口恵子、和田華子

※11/30(土)13時公演は前売完売。

[問]京都造形芸術大学 舞台芸術研究センター[TEL]075-791-9437

※東京公演は12月5日(木)~8日(日)、にしすがも創造舎で開催。

『石のような水』公式サイト
http://www.k-pac.org/performance/20131128.html

あらすじ

都市がある。その国の首都である。
その高層アパート群。かつて、その都市の近郊に隕石が落ちて、巨大な穴ができた。世界各地から多くの調査団が組織され、その穴への来訪が相次いだ。何度も穴の調査がなされたが、そこから人々が戻って来ることはなかった。穴の中心から周辺三十キロメートル圏内を人々はゾーンと呼び、政府はそこを立ち入り禁止区域に指定した。

撮影:塚原悠也(contact Gonzo)