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関西初登場! 異様で猥雑な妄想世界を描く
庭劇団ペニノの最新作が間もなく京都で上演

2010年から始まり、今年で4回目を迎える国際舞台芸術祭『KYOTO EXPERIMENT』。国内のみならず、ブラジル、フランス、イギリス、ドイツ、アルゼンチンなど世界各国から最新の舞台アーティストが集結し、世界初演の作品や共同製作の舞台を発表している。

2013年は9月28日(土)から10月27日(日)の1か月間、京都市内一円の劇場で開催され、国内外の注目のアーティストによる10の公式プロフラムが上演される。また、フリンジ企画も開催、「オープンエントリー作品」では演劇、ダンス、音楽など20作品が京都市内の劇場で演じられるほか、「劇は使える」をコンセプトにした演出家・羽鳥嘉郎(けのび)企画立案の「使えるプログラム」も実施される。

 

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photo: Aki Tanaka


10月3日(木)~8日(火)には、庭劇団ペニノが元・立誠小学校 講堂で新作かつ関西初演となる『大きなトランクの中の箱』を上演する。劇作・演出家のタニノクロウが主宰する庭劇団ペニノ。結成は2000年、2004年からは東京・青山の自室をアトリエに改装し、「はこぶね」と名付けられた空間で異様で猥雑、そして愛らしい妄想ファンタジー作品を上演してきた。

今回、『KYOTO EXPERIMENT 2013』でお披露目となる『大きなトランクの中の箱』は、その「はこぶね」で立ちあがった『小さなリボンのレストラン』『苛々する大人の絵本』『誰も知らない貴方の部屋』という3作品をつなぎ合わせた新作だ。観る者を妄想の世界へといざなう庭劇団ペニノ版『不思議の国のアリス』ともいえる本作、必見の舞台美術と併せて楽しんでほしい。




(2013年9月25日更新)


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photo: Aki Tanaka

〈KYOTO EXPERIMENT 2013〉
庭劇団ペニノ『大きなトランクの中の箱』

発売中 Pコード:430-476

▼10月3日(木)19:30
▼10月4日(金)19:30
▼10月5日(土)14:00/18:00
▼10月6日(日)14:00/18:00
▼10月7日(月)19:30
▼10月8日(火)19:00
元・立誠小学校 講堂
一般-3000円 ユース・学生-2500円(25歳以下・学生)
[作][演出]タニノクロウ
※セット券、シニア券、小・中・高校生券は取り扱いなし。未就学児童は入場不可。10/5(土)14:00公演は終演後ポスト・パフォーマンス・トークあり。詳細はオフィシャルHP(http://kyoto-ex.jp)をご確認ください。

[問]KYOTO EXPERIMENT 事務局[TEL]075-213-5839

http://kyoto-ex.jp/

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