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最怖のエンタテインメントを観るなら今!
稲川淳二の怪談ナイトが間もなく再関西上陸!

昨年は20年連続公演の功績が称えられ「8月13日は怪談の日」と認められた稲川淳二。全国各地で集めた物語の断片をつなぎ合わせて、一つの怪談へと仕上げるスタイルで毎年、怪談ナイトを開催。今年もとびっきりの恐怖が押し寄せる新作を携えて鋭意全国ツアー中だ。
 
そして間もなく、関西圏へとやってくる。「夏休みなんかに孫が集まってきたときに話す感じでずっとやっていきたいなと思ってます」と語る稲川。“怪談ナイト”という名称とは裏腹に、会場はかなりの熱気に包まれているとか。「みんな、会場で聞くのが楽しいんですよ。だからライブに来るんです。女の子がキャーって悲鳴を上げた瞬間、ゲラゲラ笑って。怪談ってすごいリアクションがあるんです。あのリアクションを見るとやってるこっちも面白いですね。要するに田舎の座敷でもって話をする爺さんの心境ですよ。それで一人で聞くよりも仲間がいた方が楽しいんです。なんとなく集まってくる、あの感じですよね。客席が生きてますよね。これはね、なかなかないですよ。ロックの連帯感に似てるかもしれない!」
 
特に関西はノリがよく、毎年の盛り上がりぶりを語る稲川の表情もほころぶ。「何しろ関西は怪談を盛り上げてくれますから。すごい声援が飛んで、盛り上がって。それが力になります」
 
今年は14、5本ある新作の中から約8本を披露する。「今年の話は分かりやすくてすごく怖いです。オチがついた後でもって実はすごく怖くなる話。そういう話って楽しめるかなと思ってるんです。割と生活の中で“ああ、わかるな”っていう話が結構多いですね。楽しんでもらえるんじゃないかなと思います」
 
また、舞台美術も自信作だ。細部までこだわった造りで臨場感も抜群。今年は離れ座敷をイメージしたものを用意している。座席によって見え方も異なり、場合によってはあるはずのないものも見えるのだとか…。
 
「昨年のセットってね、団子屋さんで、下手(客席から見て舞台左)側に暖簾が下がっている入り口があって、下手の前の方に座ると、入り口を通してお店の中が見えて、その奥に座敷が見える。真ん中の人はちょうど売り場部分が見えて、その奥に座敷が見えているんですよ。上手(客席から見て舞台右)の方に行くと座敷が目の前にあるんです。そういうふうに、みんな見える角度が違うんですよ。それで、なぜか知らないけど、下手側に座った人がやたらと上手の奥を見てたんです。というのはね、上手の奥に見えたらしいんですよ。いくつかの会場で同じこと言われた。やる会場が違うのにね。それは大阪でもそうだ。だからあるんじゃない? 今年も」
 
毎年、怪談ツアーを終えると稲川は、新たな話を掘り起こすため日本全国で聞き歩く。そして長年蓄積してきたものと、新しいもの、その破片をつなぎ合わせてオリジナルの怪談へと仕上げてゆく。「怪談ってもともとあんまり暗いものではないんですよ。怖いかもしれないけど、楽しいものですからね。だから夏の夜、みんなでもって怪談をするわけで。それを勘違いしている人がいるからいつも言っているんですよ。怪談って怖いだけじゃないよ、暗いんじゃないよって。怪談って結構楽しいものですよね。それを味わってもらえたらうれしいなと思ってます」
 
『MYSTERY NIGHT TOUR 2013 稲川淳二の怪談ナイト』関西公演は8月に行われた大阪・森ノ宮ピロティーホールを皮切りに、間もなく城陽、堺、神戸と巡回する。 “怖い。けど、楽しい”怪談をぜひ、体験してほしい。
 



(2013年9月18日更新)


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MYSTERY NIGHT TOUR 2013
稲川淳二の怪談ナイト

Pコード:560-821
▼9月21日(土) 17:00
文化パルク城陽 プラムホール
全席指定-5250円

Pコード:560-821
▼9月22日(日) 17:00
ソフィア・堺 ホール
全席指定-5250円

Pコード:560-821
▼9月23日(月・祝) 16:00
神戸文化ホール 中ホール
全席指定-5250円

[出演]稲川淳二

※未就学児童は入場不可。

[問]キョードーインフォメーション[TEL]06-7732-8888

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