ホーム > NEWS > 47日間かけて47都道府県で落語会を開催! “旅する噺家”柳家三三がいよいよ関西上陸
噺家・柳家三三が47日間かけて47都道府県で落語会を開催する全国ツアー『三三五五四七~柳家三三GO!GO!四十七都道府県~』に挑んでいる。噺家になって以来、一度も訪れたことのない土地があり、それならば「ご縁がないなら、こちらから押しかけよう」ということで、日本全国を巡ることに。3月12日の沖縄公演を皮切りに、九州、中国、四国での公演を経て、3月29日からはいよいよ関西に上陸する。近畿2府4県のうち、一度も落語会を開いたことのない県は奈良県のみ。とはいえ、初めての会場も多く、どの場所も新鮮味あふれる落語会となりそうだ。また、高座でかけるネタも近畿圏内では同じものはしないという配慮も。各地で異なる噺を聞かせてくれる。
「計画通り、滞りなく旅ができましたというのもいいのでしょうけど、それこそ生命の危険にさらされない程度のハプニングがあった方が後々の思い出にもなりますし、我々噺家は訪れた先でハプニングのことを喋ってストレス解消ができるので(笑)。余裕を持った旅ではなく、“大丈夫か? これ”って言うくらい、ちょっとハプニングの要素をばら撒いておいた方がいいんじゃないかと」と、この“無謀なる”挑戦に意気込む三三。
また、各地で落語会を開催することで、落語の魅力に触れてほしいという願いも込めている。「ツアーの資料に“噺のよさそのものを味わってもらうために廻りたいと思います”と記したのは、“俺がこの噺をこう聴かせるんだ”ということではなく、三三の落語を聞いたお客様が“ああ、落語って本当に面白いんだね”と思ってくださったらいいかなと思っています」。
ぶっきらぼうながらも優しさや愛情が散りばめられている人情噺に、滋味あふれる滑稽噺など、上方落語とはまた異なる味わいを持つ“江戸落語”。次世代東京落語界の担い手と嘱望される若き実力派の手腕を、ぜひ皆さんの“地元”で楽しんでほしい。
なお、近畿公演を経てもなお、三三の旅は続く。詳しくは公式サイトまで!
(2013年3月25日更新)
発売中
Pコード:427-106
▼3月29日(金) 19:00 酒蔵通り煉瓦館 ホール
自由席-3000円
▼3月30日(土) 13:00 奈良市音声館
自由席-3000円
▼3月31日(日) 13:00 大江能楽堂
自由席-3000円
▼4月1日(月) 19:00 大阪能楽会館
指定席-3500円
▼4月2日(火) 18:30 和歌山市民会館 市民ホール
自由席-3000円
▼4月3日(水) 18:30 大津市民会館 小ホール
指定席-3000円
[出演]柳家三三
※未就学児童は入場不可。
[問]キョードーインフォメーション[TEL]06-7732-8888
柳家三三公式サイト
http://www.yanagiya-sanza.com/