若手芸人の登竜門的劇場・５ｕｐよしもとの
広告塔となって盛り上げる「キラメン7」
お披露目イベントをレポート！

3月から新ランクシステム「煌～Kirameki～West」が始動したよしもとの若手芸人の登竜門的劇場、５upよしもと。天竺鼠、GAG少年楽団、かまいたちの「煌～Kirameki～TOP」3組を筆頭に、15組からなる「煌～Kirameki～Member」、30組からなる「煌～Kirameki～Jr.」、そして、その無数の芸人たちが蠢く「煌～Kirameki～Audition」というピラミッドシステムで、関西から若手パワーを精力的に発信中だ。また、東京・渋谷の∞ホールとも連携。こちらも「彩～Irodori～East」と銘打ち、「煌～Kirameki～West」と同様のランクシステムを登用。５upよしもと共に日夜、芸人たちがしのぎを削っている。

そんな中、５upよしもとをもっと広く周知するために結成されたユニット「キラメン7」の結成が発表され、3月16日にはなんばグランド花月前広場でお披露目イベントが開かれた。

MCのファミリーレストランの呼び込みで迎えられたのは、天竺鼠、GAG少年楽団、かまいたちのTOP3組プラス、藤崎マーケット、アイロンヘッド、プリマ旦那、ななまがりの4組だ。今後、この「キラメン7」が中心となって５upよしもとをどんどん盛り上げ、PR活動をしてゆく。

そして各コンビが意気込みを語った。

まずは「衣裳に負けないくらい、人気も煌いていきたいなと思います！」と天竺鼠・川原。いつもは奇天烈な発言をする川原が、めずらしくまじめなコメントをしたことで、「まともに答えるなよ～」とファミリーレストラン・しもばやし。続けて、「ただ、衣裳をこんなに用意してもらったのに、靴を用意してもらってない。せめて靴もそろえてもらいたかったですけど、黄色い声援の役目はななまがりに。僕ら言うてもおっさんなんでね、黄色い声援はななまがりに」とも。そして指名されたななまがり・森下がステージ前へと呼ばれ、「何歳？」としもばやし。すると森下が「僕、26歳です……ギャー!!」と突如、奇声を。その変貌ぶりに「どうしたん!? どうしたん!?　僕ら全然絡んだことないから…!!」とファミリーレストランのふたりも戸惑いを隠せない様子だった。
 

続いてGAG少年楽団の登場。しもばやしに「意気込みを聞かせてもらいたいと思います」とふられた坂本、すかさず「意気込みですか？　言わんよ！」と開口一番の定番ギャグを。と、ここで「言わんの？」藤崎マーケット・トキ。そのきょとんとした表情に「魚みたいな顔してるやん！」と方々から突っ込まれていました。そして「僕もすぐタネを明かすマジシャンみたいな格好してますかえど頑張ります！」と意気込む坂本。「衣裳を着せられている」と言われた福井は、「僕、こう見えてアパレルで、サラリーマンとして働いていたんですよ。だから、衣裳もいい感じに仕立ててくれてるなぁと。僕、元々アパレルやったんで…」と執拗なまでに“アパレル押し”。「いや、アパレル言うても、こいつが売ってたんは子ども服ですから」と宮戸の激白に、「お前はソラシドの水口か！」（しもばやし）。
 

かまいたちは、「一言だけ言わせてください」と山内、「５upギャー！」。これはファミリーレストラン・ハラダのギャグだそうで、「これが受けないのは、ファミレスさんのせいです」。そして「みんなで一緒に歌を歌いましょう」と濱家。「山内が歌いますから、皆さん鼻歌でもいいので、一緒に」と煽るものの、せーので歌い始めたその歌は謎の中国語っぽい歌。「どこの歌や！　誰が歌えんねん！　みんなで歌えるような歌を歌ってくれ」と濱家の厳しいツッコミを受け、「ごめん…間違えた！」。最後は「５upよろしくお願いしまーす！」と爽やかに締めた。ハラダ曰く、「まさかの営業ネタ」とのこと。

藤崎マーケットは、「ありがとう！　大阪なんば！」とトキが感謝の気持ちを表しながらステージの前へ。ふたりの見た目、特に田崎は“嶋大輔（男の勲章！）”“ベトナムのアイドル”とメンバーに揶揄されながらも、「キラメン7に入ってますから、内面から、見た目だけじゃなくて…」と意気込みを語りつつ、近況も。「こないだ人間ドッグに初めて行ったんですけど、悪玉コレステロール値が…。正常でマックス140のところ、僕は217ということで。お医者さんに“あと20年で死ぬます”と言われました」。しかし、そんな逆境(？)もどこ吹く風、「20年間、キラメン7で頑張るぞー!!!」と気合を入れていた。

「よき日、よき日、よき日でございます～」と唱えながら出てきたのはアイロンヘッド・毛利。「1年ちょっと前までオーディションにも受からなかったんですけど、キラメン7に入れてもらえて。しかも、服も用意してもらって。服を用意してもらえたことがすごくうれしくて。これからどんどん、服を用意してもらいたいです。服やったら何でも着ていきたいですね」と、辻井は服を着ることに情熱を傾けた。そして、アイロンヘッドの十八番、おめでた芸の「拳の舞」を披露。なお、毛利の意気込みは「全人類を呼び寄せて、ここで一度、革命を起こしたい」。

そしてプリマ旦那。「一番若手なんで、僕らを機会に若いお客さんに劇場に来てほしいです」と野村。なお、野村は5upよしもとのアイドル集団、ミラクル･スーパー･スターズに属し、一番人気のセンターというポジション。キラメン7の華となるか!?　そして相方の河野は両腕を振り回すオリジナルギャグ「ぐるぐる」、続いて、「ガッツ！ガッツ！」を披露。ギャガー・しもばやしによると、河野のギャグは「天才型」とのこと。なお、野村のギャグは「努力型」と分析。

最後はななまがり。「みなさーん！　黄色い声援は僕たちにお任せくださーい！　キャーキャー言うてくださーい！」と大音量で初瀬。その傍らで「来るんだ！　さぁ、来い！」と奇妙な動きで促す森下。その姿に「動物園なみにシャッターが押されている」としもばやし。なお、ななまがりのキャッチコピーが「眼力怪演七変化」ということで、初瀬の“目ぢから”に「勢いがすごい」とハラダ。そして「今回、（キラメン7に）大抜擢」としもばやしに振られると、「大抜擢イエーイ!!」「シャー!!」「ニュースター、イエーイ！」「シャー!!」と初瀬と森下が交互に絶叫していた。ちなみに、５upよしもとで取られた「嫌いな芸人アンケート」では、1位と3位をそれぞれ獲得したななまがり。「ヒール役も必要ですから！」としもばやしの励ましに、「頑張ります！」と初瀬が目を見開き、気迫十分に応えていた。

他にも、個性豊かな面々が多数所属する５ｕｐよしもと。様々なキャンペーンも実施中、ぜひこの機会に、フレッシュな顔ぶれが盛り上げている劇場へ足を運んでみて！

５ｕｐよしもとのチケットはこちらから！

（2013年3月19日更新）