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円形ステージを縦横無尽に駆け巡る!
新解釈の水戸黄門を描いた『イエロー』
鎌苅健太主演でリメイク上演!

立ち上げから10年を迎えた2012年、演劇ユニット・30-DELUXが、この10年の間に演じてきた作品群の中から“今、過去の作品をリメイクすればよりクオリティが高い舞台ができるのではないか?”という思いを込めてリメイク上演企画をスタートした。

その第一弾が12月7日(金)より大阪ビジネスパーク円形ホールで幕を開ける。作品は『イエロー』。本作は近年、30-DELUXで作・演出を手がける毛利亘宏が7年前に初めて、同ユニットに参加した記念作。水戸黄門こと徳川光圀を毛利流にアレンジし、破天荒に描いた物語だ。白髭をたくわえた姿とは180度異なる若かりし頃の徳川光圀、彼を取り巻く登場人物は全て女性、剣客の柳生十兵衛もウェスタンハットを被って登場と、一般的な“水戸黄門”のイメージを覆す設定の本作。リメイクに当たってはキャストも一新、主演は毛利がリメイク版で「ぜひ!」と望んだという鎌苅健太と山崎銀之丞だ。鎌苅扮する水戸黄門は、“強い女性に囲まれた草食系男子”とのこと、現代にも通じる男性像も描き出す。そして、30-DELUXの“お家芸”でもある殺陣のシーンも、柳生十兵衛扮する山崎とともにいかに魅せてくれるか楽しみなところ。また、「逃げる」をテーマに据えている本作。逃げ方一つにしてもアクションを取り入れるなどし、エンタテインメント性の高い作品に仕上げている。30-DELUX主宰の清水順二は「こんな逃げ方があったんだと、いろんな発見ができると思います」と期待をあおる。

ステージは円形。舞台の周りを客席が取り囲み、角度によっては見え方が全く異なるという。「お客さんと役者の距離がものすごく近いので、汗が飛び散るくらいのカッコいいアクションを目の前で楽しんでもらえると思います。円形ステージなので、いろんな方向から観るのもいいと思います! 大阪公演は4ステージあるので、東西南北すべての方角から観てください」と鎌苅健太。座席の位置にこだわるのも、本公演の醍醐味の一つだろう。

なお、10周年を記念し、アフタートークやレビュー・ショーを企画しているほか、劇場ロビーでもイベントを開催。こちらもお楽しみに。




(2012年12月 6日更新)


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主演の鎌苅健太

●公演情報

30-DELUX
〈The Remake Theater〉
『イエロー』

▼12月7日(金)19:00
▼12月8日(土)13:00/18:00
▼12月9日(日)14:00
大阪ビジネスパーク円形ホール
当日6300円(税込・全席指定)
[作][演出]毛利亘宏
[出演]鎌苅健太/清水順二/橋本真一/芳賀優里亜/遼河はるひ/梅田悠/加藤雅美/杉岡芳樹/我善導/武藤晃子/森大/山崎銀之丞/他
※未就学児童は入場不可。
※12/7、8公演はアフターイベントあり。
[問]ジェイズプロデュース
[TEL]03-3980-2415

30-DELUX『イエロー』特設サイト
http://www.30-delux.net/next.html