ホーム > NEWS > 若旦那らしい気品にも満ちた“激突”落語会 桂米團治、桂春蝶によるメッセージ動画も必見!
「落語にDNAは通用するのか!?」という疑問から端を発した『東西激突落語会 俺たち若旦那』。今年で2回目となる本公演は、噺家の祖父や父を持つ二世、三世が東西から集結した華々しい落語会だ。その顔ぶれは、林家正蔵、桂米團治、柳家花緑、桂春蝶、月亭八光と言わずもがなの面々。初めての開催となった昨年は、“お坊ちゃん”としての顔が前に出て、“若旦那”らしい気遣いが見えたと仕掛け人の小佐田定雄氏。今回は“激突”の面で盛り上げたいと期待を寄せる。
先日は、若旦那5人衆を代表して、桂米團治、桂春蝶が会見を開き、それぞれ意気込みを語った。
桂米團治「この5人は“若旦那”と言われているメンバーで、昨年は調和を求めた演目なりました(八光『初天神』春蝶『昭和任侠伝』正蔵『ハンカチ』花緑『蜘蛛駕籠』米團治『不動坊』)。でも今年は、前回とは違うような空気が生まれるのではと思っています。ネタは当日のお客さんの雰囲気を読んで決めるので、何になるかわかりませんが、楽しい落語会にしたいと思います!」
桂春蝶「『東西激突落語会 俺たち若旦那』は、『坊ちゃん5』の百倍くらい気合が入ります(笑)。先輩諸氏が多いので、全力で挑みたいと思います。二世、三世同士といってもいろんな見方がありまして、東か西か、親が国宝かそうじゃないか、存命か否かなど、いろんな見方で楽しんでもらえたらと思います。激突と銘打っているので激しさもあると思いますが、それでも若旦那らしい癒しの落語会だと思っています。俗世間から少し離れて、この落語会で癒されてみてはと思います」
若旦那らしい気品にも満ちた『東西激突落語会 俺たち若旦那』は2月13日(月)、大阪・サンケイホールブリーゼで開催。華やかで賑やかな落語会になることは自明の理、ぜひお運びを!
(2012年2月 6日更新)