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劇団鹿殺しが贈るこの夏の最新作は
音楽劇で繰り広げる三姉妹の生き様!

西宮で旗揚げし、現在は東京を拠点に活動している劇団鹿殺し。昨年は旗揚げ10周年を迎え、記念公演の第1弾『スーパースター』では、青山円形劇場、伊丹アイホールのいずれも満員御礼を記録。また、6月には野田秀樹が芸術監督を務める東京芸術劇場における「東京芸術劇場が注目する才能たち」と題した企画「芸劇eyes」に代表作『電車は血で走る』で参加し、劇団史上最大の動員を記録した。また、『ダイノジロックフェスティバル5』や『COMIN' KOBE '10』など音楽ライブにも出演と、音楽性、エンタテインメント性の高いステージを繰り広げているからこその派生を見せるなど、今、エンタメ界にグイグイ来ている注目のカンパニーだ。そして今年は1月に下北沢の本多劇場に初進出。楽隊による生演奏を取り入れた『僕を愛ちて。~燃える湿原と音楽~』を上演し、全ステージ満員御礼となった。

そんな彼らの最新舞台がこの夏、ABCホールにて上演、“劇団鹿殺し 夏の女祭り”との副題が示すとおり、柔道場で生まれ育った岸家三姉妹の物語を繰り広げる。九州のとある郊外で柔道場と整骨院をして生計を立てている岸家。妻を早くに乳がんで亡くし、父は男手一つで三姉妹を育て上げた。現実的で慎重な長女・夕子、明るく活発な次女・陽子は学生結婚をした末に都会で生活中、そして唯一父の意思を継いで柔道ををしている三女・朝子は、選手として芽が出ないまま、地元のセキュリティ会社の柔道部に所属している。

ある日、長女・夕子が三つ指をつき「本日をもって、婚活を終了いたしました」と宣言、時を同じくして出戻ってきた次女・陽子。そして三女・朝子も付き合っていた柔道部コーチに実は妻子がいることを告げられた。三姉妹は父の60歳の誕生日に、初めて父と酒を飲んだ。それは、家族の再出発を祝う楽しい夜だった。が、翌日、父は母の遺影とともに姿を消した…。三姉妹を演じるのは、長女・夕子が猫のホテルの千葉雅子、次女・陽子がNYLON100℃の峯村リエ、三女・朝子が劇団鹿殺しの菜月チョビ。常に演劇界をリードする千葉と峯村という豪華ゲスト陣らとともに繰り広げる“夏の女優祭り”も見どころの一つだ。

現代の女たちの雄々しくも愛しい生き様を歌でダンスで柔道で、バカバカしくもロックに歌い上げる、劇団鹿殺しの『音楽劇』。岸田國士戯曲賞最終候補作にもノミネートされた注目作をお見逃しなく!




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劇団鹿殺し 「岸家の夏」
発売中 Pコード:412-221

▼8月19日(金)~21日(日)
(金)19:00 (土)13:00/18:00 (日)13:00
ABCホール
全席指定4500円
[出演][劇作・脚本]丸尾丸一郎
[出演][演出]菜月チョビ
[音楽]入交星士
[出演][音楽]オレノグラフィティ
[出演]山岸門人/橘輝/傳田うに/坂本けこ美/円山チカ/山口加菜/千葉雅子/峯村リエ/谷山知宏/他
※未就学児童は入場不可。
[問]キョードーインフォメーション[TEL]06-7732-8888

(2011年7月15日更新)


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