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ACL出場権獲得を目指すヴィッセル神戸が
新加入選手発表会を実施

昨年9月に監督に就任し、2年目の指揮を執る三浦淳寛監督のもと、1月25日に始動したヴィッセル神戸が同月31日にオンラインで『2021シーズン新体制及び新加入選手発表会』を行った。
 
昨シーズンは初めて出場したAFCチャンピオンズリーグ(ACL)でベスト4に入った一方で、リーグ戦は14位という成績に終わった神戸。オフにはDF西 大伍、DFダンクレー、MF小川慶治朗らがチームを離れたが、「非常に得点感覚とボールを持った時の相手の裏を取る動きを含めて、得点に絡むプレーヤーだと思っています」(三浦監督)というFWリンコンら5人が新たに加入。「何人かの選手たちがこのクラブを旅立っていきましたが、また新たに我々と共に一緒に仕事をしてくれる選手たちが加入してくれています。そういう意味で、しっかりとポジションの穴埋めはできたと感じています。そして、昨シーズン終盤でなかなか得点を取ることができなかったことに関しても、しっかりと補強という形で今シーズンを迎えられた」(平野孝スポーツダイレクター)。そう補強に手応えをにじませていた新加入選手たちの特長は、「運動量だと思いますし、90分間攻守にわたってチームのためにどんどん走っていきたい」(DF櫻内渚)、「シュートストップと攻撃の起点になるプレーがストロングなので、そこは勝負していきたいと思います」(GK廣永遼太郎)、「自分の特長はボールコントロールの部分とチームに流れをもってくるようなプレーかなと思います。なるべく多くの得点とアシスト、得点に関わるプレーができたならと思っています」(MF井上潮音)、「自分のプレーの特長は左右両足のキックを生かしてゲームを作ったり、1本のパスで試合を決めるところだと思っています。試合に出たときは得点、アシストで結果を残せるように頑張りたいと思います」(MF櫻井辰徳)。

vissel2.jpg(C)VISSEL KOBE

 
新たな戦力を加えた神戸が今シーズン目指すのは、ACL出場権の獲得。「リーグ戦を1つ1つ勝っていけるように本当の意味で一致団結しながら、もう1度ACLの舞台に立てるように出場権獲得を目指してみんなで協力しながら頑張っていきたいと思っています」(三浦監督)。その目標達成に向け、昨シーズンの明確な課題として挙げた得点力、失点数に関して指揮官は、「総得点を増やしながら、総失点を減らしていくという作業を実際に今やっています」と修正に取り組んでいるという。
 
昨シーズンリーグ5位だった総得点50点をどう増やし、リーグで5番目に多かった59失点という数字をどう減らすのか。まずは、2月27日(土)にホームで迎えるガンバ大阪とのJ1開幕戦で、今シーズンのチーム力が試されることになる。

取材・文:金子裕希



(2021年2月 1日更新)


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MF井上潮音 (C)VISSEL KOBE
DF櫻内 渚 (C)VISSEL KOBE

試合日程

「J1リーグ 開幕戦」
▼2月27日(土)17:00
〈vsガンバ大阪〉
ノエビアスタジアム神戸

2021新加入選手

GK廣永遼太郎(サンフレッチェ広島)/DF櫻内 渚(ジュビロ磐田)/MF井上潮音(東京ヴェルディ)/MF櫻井辰徳(前橋育英高校)/FWリンコン(CRフラメンゴ)

ヴィッセル神戸