NEWS

ホーム > NEWS > レヴィー クルピ新監督のもと トップ3入りを目指すセレッソが始動

レヴィー クルピ新監督のもと
トップ3入りを目指すセレッソが始動

2020シーズンのJ1リーグを4位で終え、今シーズンのAFCチャンピオンズリーグ(ACL)のプレーオフ出場権を得たセレッソ大阪が、1月22日にオンラインでチーム始動記者会見を行った。
 
「タイトルをみんなで目指し、そしてトップ3というところは必ず達成したいと考えています。またACLはプレーオフからの参加ではありますが、まずここでしっかりと勝ち上がり、Jリーグの代表としてACLを戦い抜き、決勝トーナメントに進出できるように戦っていきたいと思っています」(森島寛晃社長)という今シーズンは、「セレッソがより得点もしっかり取っていくことが勝ち切るために必要」(森島社長)ということもあり、新指揮官にレヴィー クルピ監督が就任。2013シーズン以来4度目の復帰となり、「また戻ることができて本当に嬉しく思います。みんなが最後に笑える環境を作れるように、今年1年本当に頑張っていきたいと思います」。そう感謝と決意の言葉を口にした指揮官が目指すサッカーは、「攻めるサッカーを見せていきたいと思っています。攻めるサッカーは本当に楽しく見ていただけますし、その中でも守る時間が短ければ勝利に導けることが増えると思うので、そういうサッカーを見せていければなと思います」。

cerezo6.jpg
(C)CEREZO OSAKA

 
今シーズンのチーム編成は、「昨年主力で出ていた選手と、他クラブで主力で出ていた選手を獲得し、レンタルで経験を積んで帰ってきた選手、この3つの構成になっています。ACLに出ることは分かっていたので日本人の層を厚くしました。あくまでも我々は育成クラブ、それはアカデミーからの育成はもちろんですが、途中から入ってセレッソで育ちそこから世界へ、ということも視野に入れた補強をしました」(梶野智・チーム統括部長)。オーストラリア代表FWアダム タガートをはじめ、日本代表再選出を目指すDF進藤亮佑ら完全移籍、期限付き移籍を含め12名の選手が新たに加わり、3選手がレンタルから復帰。新加入選手の中にはかつてセレッソに在籍したFW大久保嘉人、GK松井謙弥の顔もあり、15年ぶりの古巣復帰となった大久保は、「最後はセレッソで終わりたいなと思いながらいろんなチームでお世話になっていました。帰ってこられないと思っていましたけど、今回帰らせてもらって本当に嬉しく思っています」と古巣復帰を喜んでいた。また、自身が持つJ1歴代最多185得点の更新について、「どんどんしていきたい気持ちはありますし、あと15点で200得点なのでそこも狙いたいと思います」と意欲を見せつつも、「まずはチームが勝てるゴールを取れれば一番いいなと思っています」とチームを勝利に導くゴールを狙う。

cerezo7.jpg
(C)CEREZO OSAKA

 
新型コロナウイルスの影響により昨シーズンは降格なしになったため、2チーム増の全20チームで戦い、年間順位の下位4チームがJ2に自動降格となる今シーズンのJ1リーグ。監督の交代、チームの顔ぶれを大きく変えた中、どう戦い抜くのか。J1でのトップ3入り、ACLでの本戦出場と決勝トーナメント進出を目指すセレッソは、2月27日(土)にホームで柏レイソルと開幕戦を戦う。



(2021年1月25日更新)


Check
梶野チーム統括部長&森島社長 (C)CEREZO OSAKA
レヴィー クルピ監督 (C)CEREZO OSAKA
DF進藤亮佑 (C)CEREZO OSAKA
FW大久保嘉人 (C)CEREZO OSAKA

試合日程

「J1リーグ 開幕戦」
▼2月27日(土)16:00
〈vs柏レイソル〉
ヤンマースタジアム長居

2021新加入選手

GK松井謙弥(水戸ホーリーホック)/DFチアゴ(セアラーSC)/DF鳥海晃司(ジェフ千葉)/DF新井直人(アルビレックス新潟)/DF進藤亮佑(コンサドーレ札幌)/MF松本泰志(サンフレッチェ広島)※期限付き移籍/MF為田大貴(ジェフ千葉)/MF原川 力(サガン鳥栖)/FW大久保嘉人(東京ヴェルディ)/FW松田 力(ヴァンフォーレ甲府)/FW加藤陸次樹(ツェーゲン金沢)/FWアダム タガート(水原三星)

セレッソ大阪 オフィシャルサイト