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男子プロバスケットボールチーム
西宮ストークスが新加入選手発表会見を実施

新型コロナウイルスの感染拡大により、シーズン途中の3月27日に2019-20シーズンの全試合中止が発表された男子プロバスケットボールのBリーグ。これにより、2020-21シーズンに向けての降格は行われず、昇格はB2リーグ戦の18クラブの勝率上位からB1ライセンスが交付された2クラブとなり、B2中地区王者の信州ブレイブウォリアーズとB2西地区を制した広島ドラゴンフライズが昇格することになった。
 
そのBリーグにおいて、2017-18シーズン以来となるB1を目指す、兵庫県西宮市に拠点を置く西宮ストークスの新加入選手発表会見が、7月2日に行われた。
「今シーズン、私たち西宮ストークスは明確な目標を持っています。それはB2優勝とB1昇格しかありません。去年も、その前のシーズンもB1と目標を掲げていたのですが、あえて今回は目指すのではなく(B1に)行くんです」と渡瀬吾郎 代表取締役社長兼GMが言い切った目標を達成するため、大阪エヴェッサからSG/SFの今野翔太、琉球ゴールデンキングスからSF福田真生、信州ブレイブウォリアーズからPG渡邊翔太が新たにチームに加わった。
 
「エヴェッサでプレーしている時も日本代表選手とマッチアップすることがすごく多かったので、特にディフェンスでは自信を持って貢献できるとはっきり言えると思います。若い選手に負けないくらいの運動量はあると思っているので、そこでも貢献できると思っています」(今野)
「求められていることを表現するのが選手だと思うので、ディフェンスとリバウンド、特にオフェンスリバウンドはけっこう自信があるので、頑張っていきたいです」(福田)
「求められているのはディフェンスだと自分自身思っています。前線でプレッシャーを与えて、相手のオフェンスのリズムを狂わすことが一番の自分の仕事だと思っているので、まずそこに集中して、それでチームにいい影響を与えたいと思っています」(渡邊)
 
そう話した3選手だけに、「ディフェンスでしっかり守り切るチームワークが発揮できることによって、オフェンスのほうにいいリズムができるのが西宮ストークスの特長」(渡瀬社長)という強度の高いディフェンスを実現し、B1昇格に貢献してくれることだろう。
 
各8チームずつ東地区、西地区に分かれてリーグ戦を行い、16チーム中2チームだけがB1に自動昇格できる2020-21シーズンのB2リーグ。B1に行くと明言した西宮ストークスに注目だ。

取材・文:金子裕希



(2020年7月 3日更新)


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↑(写真左より)今野翔太、福田真生、渡邊翔太

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