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8月10日(土)カップ戦決勝は
地力の神戸製鋼か、勢いのクボタか

「ジャパンラグビー トップリーグ」の15チームと、その下位リーグである「トップチャレンジリーグ」の8チーム、計23チームが参加した「ジャパンラグビー トップリーグカップ2019」。4つのプールに分かれてのリーグ戦を経て、先週末から各プール1位の4チームによる決勝トーナメントが行われている。8月4日の準決勝は、神戸製鋼コベルコスティーラーズがサントリーサンゴリアスに、クボタスピアーズが東芝ブレイブルーパスに、それぞれ勝利した。そうして今週末の8月10日(土)、最後の決戦の対戦カードは、神戸製鋼 vs クボタとなった。このフレッシュな組み合せには、わくわくしているファンも少なくないのでは?

決勝で対戦するチームは、対照的だ。神戸製鋼はまさに古豪。チームの歴史は100年を超える。

昨シーズンの「ジャパンラグビー トップリーグ2018-2019」。3連覇をかけて決勝に臨んだサントリーサンゴリアスを大差で破り、久しぶりに王者となった神戸製鋼。2003-2004シーズンにトップリーグ初代チャンピオンになって以来の優勝だった。オールブラックスのコーチも務めたスミス総監督とディロン ヘッドコーチによる指導体制は、2018年度から。昨季はリーグ戦、今季はカップ戦という違いはあるものの、2年連続の決勝進出はその結果が出ている証とみていいだろう。
 
一方のクボタは、長年トップリーグに参加しているものの、降格した時期もあり、近年は2桁台の順位が続いていた。2016年度から現在のルディケ ヘッドコーチが就任。その年は12位、翌2017年度は11位だったが、2018年度には7位、同年に初開催となったカップ戦では4位に浮上してきた。そして今季は決勝へ。引退後、パナソニック ワイルドナイツ、そしてサンウルブズでコーチ経験を積んできた田邉淳氏の加入も効いているか。
 
8月4日の準決勝で東芝ブレイブルーパスとの死闘を制したあと、青木ゲームキャプテンは次のようにコメントしている。
「決勝に進むということは、クボタスピアーズの新しい歴史を作ることだと思います。ここまで来たら、チャンピオンになってさらに新しい歴史を作りたい」(チーム公式サイトより)
 
すでにチーム史上最高の戦績を決めているクボタに失うものはない。思わぬ力を発揮するかもしれない。



イベントもトップリーグならでは。気軽に楽しめる!
 
決勝の舞台は大阪・東大阪市花園ラグビー場。当日の各種イベントも充実している。時間や詳細は特設サイトをご覧いただくとして、いくつかお勧めを紹介しよう。
 
フォトスポットは、特にSNS用に「映える」背景がいくつか用意される。早めにスタジアムに行って、今回は特に多めのキッチンカーで飲食を楽しみながら、各種SNSで楽しもう。ハーフタイムにはダンスでアピールすると、いいことがあるかも(バックスタンド)。スタジアムのビジョンで当選者を決定。決勝両チームのサイン入り公式球などがプレゼントされる予定だ。これは貴重! また先着順なので注意が必要だが、新装となった同ラグビー場のスタジアムツアーもあるぞ。

top-league3.jpg先着順で参加できる東大阪市花園ラグビー場のスタジアムツアーでは、写真のVIPルームを含め、ふだんなら立ち入ることができないところも見られる!

 
チケットはまだ入手可能! チケットラグビーでどうぞ!

(2019年8月 7日更新)


Check
4日の準決勝、対サントリーサンゴリアス戦より。昨シーズンのカップ戦で神戸製鋼コベルコスティーラーズは、クボタスピアーズと同プールで直接対決では敗れている。アンドリュー・エリス キャプテン(写真中央)は「準決勝と同様に最高の準備をして試合に臨み頂点に立ちたいと思います」とコメントしている(チーム公式サイト)。
(C)JRFU
4日の準決勝。最後、自陣ゴール前で東芝ブレイブルーパスの猛攻をしのぎ切り、勝利を手にしたクボタスピアーズ。今回プール戦では、同組だったトヨタ自動車ヴェルブリッツの出場辞退があり、自動的に不戦勝を得たのだが、準決勝では見事に結果を残した。
(C)JRFU

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