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男子プロバスケチーム、バンビシャス奈良が
新体制で始動

10月のシーズン開幕に向けて、各チームが新体制でのスタートを切っている男子プロバスケットボール『Bリーグ』。そのB2リーグに所属するバンビシャス奈良が先日、新体制記者会見を行った。
 
新ヘッドコーチにカナダや中国、マレーシアなどのチームを指揮した経験を持つクリストファー トーマス氏を招聘。日本では初の指揮になるが、「すべての国でいろいろな経験をしてきましたけど、そのすべての経験をこのリーグ、国で生かしていけるように頑張ります。私たちが目指すチームは各々がハードにお互いのためにプレーをして、また楽しみながらゲームをして、楽しみながら勝っていくようなチームにしたいと思っています。奈良の県民のすべての方が誇れるようなチームを作っていきたいと思っています。この先の60試合に何が待っているのかっていうのが、私はすごく楽しみです」と笑顔を見せながら、意気込みを語った。その中で目指すバスケのスタイルは、「ペース&スペースっていうことを目標の1つに掲げてやっていきます。できる限り速いスピードで、できるだけ速く展開していくようなバスケットボールをして、すべてのプレーヤーが武器になるようなスタイルでやっていきたいと思っています」(クリストファー トーマスHC)。
 
チームが発足した2013-2014シーズンから在籍する本多純平キャプテンは、「日本人選手が昨シーズンから6名残ったということはとてもいいことだと思いますし、HCも7月の終わりに合流して本当にいい練習ができているので、今シーズンはすごく楽しみなチームになるのかなと思います」と手応えを感じている様子。チームのスタイルに関しても、「HCは速い展開のオフェンスをしたいと言っていて、そのためにすごくハードなディフェンスをするっていう感じで。足を使って、体を張ってやるディフェンスなので、すごく面白いものを皆さんに見せられるかなと思っています」。
 
新加入選手たちもいい雰囲気を感じているようで、「攻守にわたりチームを勝利に導けるような活躍をしていきたいと思います」と話したSG井手勇次は、「クリスHCはコミュニケーションを取ってくれますし、やりたいことがはっきりしているので、自ずとチームの色が出てくると思います。選手の個性をどんどん出して、選手の良さが出るようなチーム作りをしているので、それによって『バンビシャス奈良ってこんなチーム』っていう風になるのかがすごい楽しみです」。その中で、「PGとしてチームをまとめたり、周りをうまくいかせるプレーをどんどん見せていきたいと思います」と話したPG西 裕太郎は、「プレーオフに行きたい気持ちはめちゃくちゃ強いので、そこに向けて自分がどれだけ貢献できるのかっていうのは意識しています」。また、「私の持ち味として、オフェンスではいろいろなことができます。外からでも中からでも得点をすることができますので、そういったオフェンススタイルでチームを助けていきたいですし、ディフェンスでもたくさんのポジションを守ることができるので、そういったことや、ブロック、リバウンドでチームを助けられたらと思っています」というPFグレッグ マンガーノも、「勝利に導けるチームの文化を新たに作りたいと思います」と意気込む。
 
リーグ開幕までにクリスHCがどんなチームを作りあげるのか。まずは、9月14日から16日にかけて行われるリーグの垣根を越えた新シーズンを占う地区別トーナメントカップ『B.LEAGUE  EARLY CUP 2019 KANSAI』をチェックしよう!

取材・文:金子裕希
 



(2019年8月26日更新)


Check
左から、クリストファー トーマスHC、SG井手勇次
PG西 裕太郎、PFグレッグ マンガーノ

『B.LEAGUE EARLY CUP 2019 KANSAI』

発売中 Pコード843-429
▼9月14日(土)
14:00第1試合〈大阪エヴェッサ vs 西宮ストークス〉
17:00第2試合〈バンビシャス奈良 vs 滋賀レイクスターズ〉
▼9月15日(日)
14:00〈第2試合勝者 vs 琉球ゴールデンキングス〉
17:00〈第1試合勝者 vs 京都ハンナリーズ〉
▼9月16日(月・祝)
12:00〈3位決定戦〉
15:00〈決勝戦〉
おおきにアリーナ舞洲

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バンビシャス奈良 オフィシャルサイト