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元Jリーガーたちが地域リーグでの戦いに挑戦

各地で熱戦が展開されているJリーグ。その舞台で活躍していた選手たちが、アマチュア最高峰の全国リーグ「JFL」の下に位置する地域リーグ「関西サッカーリーグ1部」という新たな場所で戦いに挑む。
 
その新天地となるチームは、先日、枚方市役所で枚方市との連携協定締結式および新入団選手会見を行ったFC TIAMO枚方だ。2004年に新井場 徹氏、播戸竜二氏、稲本潤一(現SC相模原)によって「FCイバンイーナ」として発足。2015年に今のチーム名になり、現在は関西サッカーリーグ1部に所属している。
「枚方市を中心とした北河内地域からJリーグへ」を理念に掲げ、JFL昇格を目指す今シーズンは大型補強を慣行。元ガンバ大阪の“ファンタジスタ”MF二川孝広(※会見欠席)、鹿島アントラーズなどで活躍したMF野沢拓也、ヴィッセル神戸でもプレーしていたMF田中英雄をはじめ、セレッソ大阪にも所属していたGK武田博行(東京ヴェルティ)、DF市川惠多(ザスパクサツ群馬)、MF小谷健悟(ギラヴァンツ北九州)、MF曽我大地(ガイナーレ鳥取)、FW岡本英也(AC長野パルセイロ)らJリーグ経験者8名を含む12名が加入。新指揮官には、京都パープルサンガ(現京都サンガF.C.)などでプレーした辻本茂輝氏が監督に就任した。
 
「自分としても未知の世界」という地域リーグでの戦いに挑むことになる野沢は、「これだけJリーグでプレーされていた方が(このチームに)来ましたが、ほかのチームは去年以上のパワーを持って挑んでくると思います」と警戒しながらも、「(チームメイトは)みんなキラキラしていますし、それこそ純粋にサッカーをやっているので楽しいです」と新天地でのチャレンジを楽しんでいる様子。その中で、「違った舞台からJリーグに帰ってきたらすごいドラマみたいじゃないですか。変な話、タイトルを取るより難しいと思います。だけど、Jリーグを経験していない子、純粋にサッカーを楽しむ子たちを僕たちの力でJの舞台に連れていきたいっていうのが本当の目標でもあり、夢でもあります」と話してくれた。今年チームキャプテンを務める田中も、「今年は結果を出してJFLに上がることを大前提とした中で、勝つことは当然ですけど、ピッチ内外でもチームが成長できるように自分の力を出さなきゃいけないと思いますし、個人としてもしっかりピッチ上でパフォーマンスしないといけないと思っています」と燃えている。
 
「今シーズン、新加入選手、既存の選手を含め、力強い選手が集まってくれたと思っています。チームとしての目標はJFLに昇格する、そこはぶれない大きな目標ではありますが、枚方の象徴となれるようなチームを目指すところも私たちに課せられた使命じゃないかと思っています。チームの結果と共に枚方の町がさらに発展していくように精いっぱい頑張りたいと思いますので、1年間よろしくお願い致します」(辻本監督)。
 
4月14日(日)に五色台メインでのアルテリーヴォ和歌山との開幕戦を戦い、5月19日(日)にレイジェンド滋賀FCとのホーム開幕戦に臨むFC TIAMO枚方にも注目を!

取材・文:金子裕希
 
 



(2019年4月 5日更新)


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辻本監督
左から、田中英雄、野沢拓也

試合日程

【関西サッカーリーグ DIV.1】

開幕戦
▼4月14日(日)14:00〈vsアルテリーヴォ和歌山〉
五色台メイン

ホーム開幕戦
▼5月19日(日)14:00〈vsレイジェンド滋賀FC〉
枚方陸上競技場
※入場無料

FC TIMAMO枚方 オフィシャルサイト
https://www.fctiamo.net

関西サッカーリーグ オフィシャルサイト
http://kansaisl.jp/


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