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アメリカンフットボール大学日本一決定戦が開催

アメリカンフットボールの大学日本一を決める全日本大学アメリカンフットボール選手権 決勝『第72回 毎日甲子園ボウル』が12月17日(日)、阪神甲子園球場で開催される。
 
今年対戦するのは、日本大学フェニックス(日大)と関西学院大学ファイターズ(関学)。過去71回のうち、29回目の顔合わせとなる歴史ある両校による伝統の一戦となる。
 
東日本代表校の日大は、2016年は関東大学1部リーグTOP8で3勝4敗のリーグ同率4位に沈んだが、今年はパスとランを組み合わせた多彩な攻撃を武器に6勝1敗で早稲田大学ビッグベアーズと並び、同校との直接対決を制していたことから、最終節を待たずに3年ぶり35回のリーグ優勝を達成。東日本代表校決定戦で東北リーグ1位の東北大学ホーネッツを下し、3年ぶりに聖地・甲子園へと戻ってきた。
 
西日本代表校の関学はリーグ戦でライバルの立命に7-12で敗れ、関西学生王者の座を逃したものの、2位で出場した西日本代表校決定4回戦で東海リーグ1位の名古屋大学グランパスを撃破。続く代表校決定戦で再び立命と対戦すると、今度は34-3で勝利を挙げ、2年連続51回目の出場を決めた。
 
4日に行われた記者会見では、「日本大学さんは隙がないですし、強いという第一印象なので、挑戦者として立ち向かっていきたいと思います。オフェンス、ディフェンス、キッキングメンバーのスピード、パワー、全ての面で警戒」と関学主将・OL井若大知が言えば、日大主将のDL山崎奨悟も「関学さんはオフェンス、ディフェンス共にレベルが高く、OLのレベルも高くて、それを活かした走りをするRB山口くんであったり、そういった選手にしっかりアタックできるようにディフェンスは頑張りたいと思います」と互いに警戒。
 
その中で両校の監督がキーマンに挙げたのがQBだ。「林がいちばんキーマンになります。1年生ですから非常に楽しみな部分がある」(日大・内田監督)、「QBです。リーグ最終戦ではQB西野が真っ白になってプレーできなかった。彼がいちばんキーマンであるし、RBの山口は想像以上の走りを見せてくれたので2人には引っ張っていって欲しい」(関学・鳥内監督)。QBの手腕、そして彼にいかに仕事をさせるか、させないかが勝負を左右することになりそうだ。
 
両校の過去の対戦成績は16勝10敗2分で日大に分はあるが、2000年以降は4勝0敗で関学が勝ち越しているこの一戦。関学の2年連続優勝となるのか、それとも日大の1990年以来の戴冠となるのか。手に汗握る赤と青の伝統の一戦は17日(日)13時05分キックオフ!

取材・文:金子裕希



(2017年12月15日更新)


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(写真左より) 日大・山崎主将、関学・井若主将
(写真左より)日大・内田監督、山崎主将、関学・井若主将、鳥内監督
関学の勝利の鍵を握るQB西野(背番号18) (C)P-TALK

全日本大学アメリカンフットボール選手権 決勝
『第72回 毎日甲子園ボウル』

発売中 Pコード837-264
▼12月17日(日)13:05
阪神甲子園球場

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