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U-23日本代表に関西のクラブから3選手が選出
リオ五輪でのメダル獲りに挑む!

8月5日(金)に開幕する『リオデジャネイロ オリンピック』に出場するメンバー18名を7月1日に発表した男子サッカー、U-23日本代表。
 
関西のクラブからは3選手が選ばれ、ガンバ大阪からオーバーエイジ(OA)枠での出場が決まっていた藤春廣輝と最年少メンバーの井手口陽介、ヴィッセル神戸からはクラブ初の五輪代表選手として岩波拓也がメンバーに入った。
 
「OAに選ばれたことは本当に嬉しく思いますし、自分の代の時はオリンピックにそこまで絡むことはできなかったので、OAとして選ばれたことは光栄に思います。試合に出れば結果を残して、代表のために精一杯頑張りたいと思います」と語った藤春。下の年代の選手とプレーすることについて、「名前とか顔は知っていますけど、喋ったことのない選手が多いので、緊張せずに自分からいきたい」と積極的にコミュニケーションを図っていくことを明言した。ただ、それでも不安はあったようで、「ガンバから(U-23日本代表に)2人でるのはチームとして痛いかもしれないけど、陽介の方がU-23に絡むことが多かったと思うので入ってくれた方が安心ですし、陽介がおるだけで溶けこんでいけるかなっていうのもあるので、何としてでも入ってもらわないと困ります」と、チームメイトである井手口のメンバー入りを願っていた。
 
この藤春の願いが届いたのか、今月1日に行われたメンバー発表で井手口の名前が読み上げられ、晴れて2人揃ってリオ五輪に臨むことに。その夜に行われた会見で井手口は、「18人という少ない人数で自分自身も厳しいと思っていたので、率直にそれ(代表選出)を聞けて本当にとても嬉しかったです」と喜びのコメント。それと同時に、「この代表を立ち上げてから、すごく大人数のメンバーが呼ばれていた中で18人という少ない人数に絞られたので、行きたくても行けない人も多いですし、自分や行く人たちがみんなの気持ちを背負って大会に臨んで、メダルを取って帰ってくることが責任だと思います」とメダルへの強い決意を口にした。
 
そして、ヴィッセル神戸からクラブ初の五輪選手となった岩波も会見を実施。5月に行われたトゥーロン国際大会で試合中に左ひざを負傷し、実戦から遠ざかっていることから、「(選ばれて)ホッとしたのが正直なところです。この前の試合でも僕の代わりに出た選手がすごい活躍していましたし、本当に厳しい状況かなと思っていましたけど、今まで積み重ねてきたものが最後に評価されたのかなと思います」と心境を吐露した。9日(土)のホーム・鳥栖戦での復帰を目指す中、「チームが立ち上がった時から、オリンピックでメダルを獲ることを目標に掲げてきました。前回大会のロンドンでは惜しくも4位に終わったので。それ以上の結果を出さないと評価されないと思います」とオリンピックでのメダル獲りを誓っていた。
 
U-23日本代表に選ばれた3選手は、17日(日)の試合までクラブでプレー。その後、国内合宿を経てブラジルに渡り、30日(土)に開催国のU-23ブラジル代表と国際親善試合、そして8月4日(木)に本大会初戦・ナイジェリア戦を迎える。

取材・文:金子裕希



(2016年7月 6日更新)


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左から、藤春廣輝(ガンバ大阪)、井手口陽介(ガンバ大阪) (C)GAMBA OSAKA、岩波拓也(ヴィッセル神戸)

U-23日本代表メンバー

GK
櫛引政敏(鹿島アントラーズ)
中村航輔(柏レイソル)
DF
藤春廣輝(ガンバ大阪)
塩谷 司(サンフレッチェ広島)
亀川諒史(アビスパ福岡)
室屋 成(FC東京)
岩波拓也(ヴィッセル神戸)
植田直通(鹿島アントラーズ)
MF
大島僚太(川崎フロンターレ)
遠藤 航(浦和レッズ)
原川 力(川崎フロンターレ)
矢島慎也(ファジアーノ岡山)
中島翔哉(FC東京)
南野拓実(ザルツブルク/オーストリア)
井手口陽介(ガンバ大阪)
FW
興梠慎三(浦和レッズ)
久保裕也(BSCヤングボーイズ/スイス)
浅野拓磨(サンフレッチェ広島)


J1リーグ

【ガンバ大阪】

★ホームゲーム★
発売中 Pコード592-080
▼7月9日(土)18:30
<vs ベガルタ仙台>
▼7月17日(日)19:00
<vs アビスパ福岡>
市立吹田サッカースタジアム

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【ヴィッセル神戸】

★ホームゲーム★
発売中 Pコード592-160
▼7月9日(土)19:00
<vs サガン鳥栖>
▼7月17日(日)18:00
<vs 湘南ベルマーレ>
ノエビアスタジアム神戸

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