NEWS

ホーム > NEWS > 「エンタテインメントや芸術の灯を絶やさないで…」 在阪コンサートプロモーターらエンタメ関連企業が 大阪府・大阪市に経済支援求め、要望書を提出

「エンタテインメントや芸術の灯を絶やさないで…」
在阪コンサートプロモーターらエンタメ関連企業が
大阪府・大阪市に経済支援求め、要望書を提出

新型コロナウイルスの影響でライブや演劇・展示会などイベントの開催自粛要請を受け、収入が絶たれた在阪コンサートプロモーターらエンタメ関連企業が、5月12日、大阪府・大阪市に経済支援を求める要望書を提出した。
 
関西圏で活動するプロモーター8社の試算によると、自粛期間である今年2月26日~5月末までで、大阪府内で開催予定だった公演は935公演。約200万人の集客が見込まれており、チケットや物販などの売上がゼロになったという
 
今回の要望書には、イベント会場やコンサートプロモーターのほか、舞台の音響・照明などの制作・技術スタッフを抱える企業など、100社以上が賛同。いわゆる「施設を持たない企業」を休業要請支援金の対象に含めるよう求めている。
 
要望書について、大阪ライブ・エンタテイメント連絡協議会の上田博之代表は、「コンサートも含めエンタテインメント全般が苦しんでいる。このままでは未来の優れた文化芸術が途絶えてしまうことを危惧しています。国からの助成が足りない中、何とか大阪府、市にもご支援頂き、収束した暁には府民の皆様に『生きがい』を感じて頂けるようなコンテンツの提供をお約束します」とコメント。
 
要望と同時に、各社が再開を想定し備蓄していたマスク4万枚や消毒液を寄贈した。誰もが一刻も早い事態の収束と、エンタテインメントの幕が再び開く日を待ち望んでいる。



(2020年5月14日更新)


Check
写真左から、大阪府府民文化部 岡本圭司部長、大阪ライブ・エンタテイメント連絡協議会 上田博之代表