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花總まり、歴代女王の愛を語り歌う
魅惑のコンサート!

「プレミアムシンフォニックコンサート~花總まり・愛に生きた女王を綴る~」が、2月23日(日)、NHK大阪ホールにて開催される。花總が宝塚歌劇団トップ娘役時代から演じてきた“愛に生きた女王”の物語を、歌や語りを交え、オーケストラの演奏と共に綴る。ヴァイオリンの古澤巌、ピアノの塩谷哲を迎え、時に彼らがデュエット曲の“相手役”を務め、作品ごとに時代を彩るクラシックの名曲を演奏する。エピローグでは花總が新曲を披露するなど、「かなり内容の濃い」コンサートだ。
 
花總は冒頭、飛鳥時代の装束に身を包んだ額田王として登場する。その後もタイトルロールを演じたオーストリア皇后『エリザベート』をはじめ、さまざまな役になり替わり、ほぼ出ずっぱりで舞台を務める。「出会った女王すべてに思い入れがある」と話す花總。「やはり実在の人物なので、生半可な気持ちでは務まりません。みなさん波乱万丈な人生ですし、舞台で演じる際は、これが本当にあったことだと思うと少し身震いする思いでした」。
 
当日は物語の背景にも触れる。「説明的な語りから、役として“演じるように歌う”流れにもなっていますので、舞台を観るような錯覚に陥っていただけたら」。また、コンサートの面白味についてこう語る。「歌詞だけで歌の世界を表現するのはシンプルに面白いことですし、歌は聴いていた頃の記憶を一瞬にして蘇らせるようなところがありますよね。額田王は宝塚の下級生時代に演じた役なので懐かしいなぁって。当時を知っている方も一瞬にして、その頃の自分が思い出されるのかもしれませんね」。
 
来年デビュー30周年を迎える花總に、モチベーションについて聞くと「お客様の声」と即答する。「いろいろな形で感想をいただくのですが、中には大げさでなく、人生を左右するほどの思いを感じ取ってくださる方もいて、私自身が感動します。芸術って素晴らしい。お客様と通じ合える生の舞台ってすごいなって。本当に力をもらえます」 。
 
オンもオフも舞台のために奔走する日々。「先日“そういうのを『器用貧乏』っていうんですよ”って、テレビの生放送中に言われちゃいました」と屈託なく笑う。本作でも、素晴らしい時間を約束してくれそうだ。
 
「みなさんいろんな“思い”を残した女王たちだと思うんですね。本当にいろんな人生があるんだなと、さまざまなものを感じ取っていただけたら」。春には主演ミュージカル『エリザベート』での来阪も決定している。「エリザベートはターニングポイントになった作品。一番多く演じてきた役でもあるので、また挑戦できるのはうれしいですね」。
 
公演は2月23日(日)にNHK大阪ホール、3月1日(日)に愛知県芸術劇場 大ホールにて上演。チケット発売中。

取材・文:石橋法子 



(2020年1月31日更新)


Check
花總まり

『プレミアムシンフォニックコンサート
~花總まり・愛に生きた女王を綴る~』

Pick Up!!

【大阪公演】

チケット発売中 Pコード:164-988
▼2月23日(日・祝) 17:00
NHK大阪ホール
全席指定-11000円
[出演]花總まり/古澤巌(vl)/塩谷哲(p)
[指揮]角田鋼亮
[演奏]大阪フィルハーモニー交響楽団
※未就学児童は入場不可。車いすでご来場の方はお問い合わせ先までご連絡ください。
[問]セクターエイティエイト■06-6353-898

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【愛知公演】
チケット発売中 Pコード:165-992
▼3月1日(日) 17:00
愛知県芸術劇場 大ホール
S席-10000円 A席-8000円
[出演]花總まり/古澤巌(vl)/塩谷哲(p)
[指揮]角田鋼亮
[演奏]セントラル愛知交響楽団
※未就学児童は入場不可。

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