ホーム > NEWS > 30周年を迎える男性アカペラグループ チキン ガーリック ステーキが 初めての生声による全国ツアーを発表
日本初のアカペラグループとして、1990年に神戸で結成され、12月2日で結成29年を迎え、30周年イヤーへと突入する、男性5人のアカペラグループ「チキン ガーリック ステーキ」。2002年に東芝EMIからメジャーデビューし、2018年には17枚目のアルバム「Acapella Covers 2018」、そして2019年には18枚目となるアルバム「花」をリリース。現在も、結成地・神戸を拠点に全国でのコンサート、ライブ、イベントへの出演など精力的に活動し、その歌声で多くの人々を魅了し続けている。結成記念日である12月2日を前に、リーダーの川上伸也、前澤弘明、濱田康裕、渡辺敦、長谷川真一ら5人のメンバーがマスコミ向けの会見を兼ねたライブで今後について語った。
まずは、挨拶を兼ねて2002年に発売されたメジャーデビュー曲「ときめくかけら」を鮮やかに歌い上げ、続いて、今年大ヒットを記録したディズニー映画『ライオン・キング』の劇中歌「ライオンは寝ている」をジャングルにいるかのように歌い、3曲目には「The Nylons」の「Good Old A Cappella」を叙情的に歌唱。オリジナル曲から洋楽まで、幅広いレパートリーを披露していた。
そして、「チキン ガーリック ステーキ」というグループ名の由来については、ファミレスでグループ名を相談している時に、皆が注文していたのがチキンガーリックステーキだったから、という微笑ましい理由だそう。そんな5人のメンバーそれぞれにとって、29年間の中で印象に残っている出来事を聞いてみると、最後にメンバーに入った長谷川は「21年前の初ステージ」、最年少メンバーである渡辺は「憧れのさだまさしさんと同じステージに立てた、2001年の「夏、長崎から」」、この日のMCを兼ねていた前澤は「29年前の12月2日、三宮の東急ハンズの前での結成路上ライブ」、舌ガンになり、リハビリのために1年間活動休止していた濱田は「復帰後初ステージになった神戸国際会館でのクリスマスコンサート」、リーダーの川上は「アカペラの説明も難しいぐらいの時代だった2002年のメジャーデビュー」と、まさに「チキン ガーリック ステーキ」を代表するステージをそれぞれが語ることで、29年に及ぶグループの歴史が感じられた。
さらに、4曲目には「THE BLUE HEARTS」の「情熱の薔薇」を情熱的に歌いあげ、井上陽水の「東へ西へ」を続け、あらゆるジャンルの中から「ええ曲やん」と感じた曲を歌い、お客さんに楽しんでもらいたい、明日も頑張ろうと思ってもらいたいという、メンバーの気持ちが歌から伝わってくるようだった。そして、メンバーが一番思い入れのある曲だと語る「道」を歌った後、来年1月25日(土)に神戸聖愛教会にて行う公演を皮切りにスタートする、30周年を記念した教会での生声コンサートの全国ツアーを発表。30周年を迎えるにあたっては、さだまさし、平松愛理、押尾コータローからビデオメッセージも届いていた。
全国で生声によるコンサートツアーを行うのは、「チキン ガーリック ステーキ」としても初めてのこと。マイクを使わずに、どんな歌声を届けてくれるのか楽しみだ。
取材・文/華崎陽子
(2019年11月28日更新)
12月1日(日)10:00一般発売 Pコード:172-026
●1月25日(土)開場14:00/開演14:30
神戸聖愛教会
●2月15日(土)開場14:00/開演14:30
長崎バプテスト教会
●2月16日(日)開場14:00/開演14:30
九州キリスト教会館
●3月7日(土)開場14:00/開演14:30
淀橋教会 小原記念チャペル
●3月29日(日)開場14:00/開演14:30
愛知教会
●4月25日(土)開場14:00/開演14:30
徳島栄光教会
●5月5日(火)開場14:00/開演14:30
ハルヒ チャペル
●9月4日(金)開場18:30/開演19:00
日本福音ルーテル東京教会
●9月21日(月)開場14:00/開演14:30
札幌バプテスト教会
●10月10日(土)開場14:00/開演14:30
カトリック元寺小路教会
●10月17日(土)開場16:00/開演16:30
土佐教会
●11月21日(土)開場14:00/開演14:30
金沢キリスト教会
●12月26日(土)開場14:00/開演14:30
東神戸教会
前売 3500円 学生 1000円
※整理番号付、学生は大学生以下
公演などに関するお問い合わせ先: CGS fan club「ぴよぴよくらぶ」:070-2324-8243
【公式サイト】
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