BOYS AND MENが
ホールツアーへの意気込みを語る
「ボイメン劇場～令和旗揚げ公演～」会見レポート

2010年に結成された東海エリア出身・在住の10人のメンバーで構成されたエンタテインメント集団「BOYS AND MEN(ボーイズアンドメン)」ことボイメン。現在、東海エリアを中心にテレビやラジオのレギュラー番組を多数持ち幅広く活動し、歌やダンス、芝居だけでなくミュージカルなどもこなし、名古屋で知らない人はいない！と言われるほど幅広い層から支持を集めている。2016年には「第58回輝く!日本レコード大賞新人賞」を受賞。ソロ活動でもドラマ、映画、バラエティー番組出演など様々な分野で活躍中だ。今年はついにナゴヤドーム単独ライブを開催し、2020年にはアリーナツアーの開催が決定するなど、今後の活躍からも目が離せないグループだ。そんなボイメンが、9月から全国6カ所で全国ホールツアー「ボイメン劇場～令和旗揚げ公演～」を開催する。数々の名ライブが行われてきたフェスティバルホールで行われる4年振りの大阪での大規模ライブ開催に向けて、水野勝、田村侑久、辻本達規、小林豊、本田剛文、勇翔、平松賢人、土田拓海、吉原雅斗ら9人のメンバーが公演にかける意気込みを語った。

まずは、メンバーにツアーへの意気込みを尋ねると、 “名古屋では知らない人がいない”と紹介されることが多いボイメン・リーダーの水野は「名古屋では知らない人がいないのは事実ですが、名古屋以外では知らない人しかいないです(笑)。今年、名古屋ドームで単独ライブをさせていただいたんですが、全国各地、そしてアジアの国々からたくさんのファンの方が名古屋に来てくださいました。今回は、僕たちが直接皆さんに会いに行く機会を作りたいと思って、全国ツアーをさせていただくことになりました。6都市を回るのはグループとしては初めてなので、非常に気合いが入っていますし、令和旗揚げ公演というタイトルもついていますので、今までやってこなかったような新しいことに挑戦するツアーにしたいと思っています」と意欲的に語った。続いて「6都市ひとつひとつの会場で新たな面を出していきたいと思っています。僕は滋賀県出身で、大阪に住んでいたこともあったので、大阪には特に思い入れを強くして、関西魂を持ってやりたいです」(小林)、「初めて生でボイメンを観る方が沢山いると思うので、歌って踊るだけではない一面を見せたいです」(田村)、「僕たちの魅力は直接見てもらってこそ伝わると思っているので、9人で力を合わせてボイメンの良さを全国各地に届けていきたいです」(辻本)、「あくまで汗臭く泥臭い雑草魂と、どこか懐かしい、ボイメンにしかできないエンタテインメントをお届けしたいです」(本田)、「今回のホールツアーでは距離感を感じさせないボイメンというのを演出していきたいです」(平松)、「初めてボイメンを見る方々にボイメンのスタイルを見せられるライブにしたいです」(勇翔)、「今まで見てくださった方にも初めての方にも驚きを与えられるようなステージになると思います」(吉原)、「ボイメンの魅力である明るさや楽しさを届けられるライブにしたいです」(土田)と、それぞれ意気込みを語っていた。

また、詳しい公演内容について聞かれた水野が「今回は、新喜劇に挑戦させていただこうと思っています。今までコントは経験があるんですが、新たに挑戦する新喜劇とライブもあるので両方見られてお得なホールツアーになると思います。名古屋ドームはほとんど喋らずに歌だけだったので、今回は新しい要素もお見せできると思います」とコメントすると、辻本が「できれば大阪は最後にしたかったですね(笑)。それでも大阪の方に見ていただけるのは光栄なことなので。ボイメンなりの新喜劇になると思います(笑)」と本音をポロリ。さらに、新喜劇の詳しい内容について聞かれると水野は「各会場で、少しずつ内容を変えていきたいと思っています。これはまだ決定ではなくて僕たちの願望なんですが、大阪では大阪に縁のある方とご一緒できたらなと思っています」と語ると、すかさず辻本が「僕は名古屋で石田靖さんと4年ぐらい番組でご一緒させていただいているので、石田靖さんに出て頂けたら嬉しいです。子どもの頃から新喜劇はずっと見ていましたし、そういうレジェンドな方に出ていただけたらすごく嬉しいです。でも、大阪だけめちゃくちゃクオリティが高いことになるかもしれませんが(笑)」と石田靖にオファーを出していた。

最後に、大阪では4年ぶりとなるライブに対して「絶対に胸に響くライブになります」(土田)、「絶対に話題になる爆裂ライブになるはず」(吉原)、「ライブと新喜劇の融合を見てほしい」(勇翔)、「フェスティバルホールの綺麗な床に汗をしみこませたい」(平松)、「見てくれた方が元気がでるようなステージに！」(本田)、「9人でできる最大限の元気とエンタテインメントを届けます！そして(中日ドラゴンズから阪神タイガースに移籍した)ガルシアのことをよろしくお願いします！」(辻本)、(キメ台詞である)「ボイメンで検索！」(田村)、「令和の時代で紅白に出たいと思っているので、新たな伝説の始まりを見に来てください！」(小林)、「絶対に満足していただけるステージにします！まず1回見に来てください」(水野)と、それぞれがメッセージを語り、会見は終了した。

取材・文／華崎陽子

（2019年8月20日更新）